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情報セキュリティ教材を開発。全職員に周知徹底

神戸市立中央市民病院様 導入事例

病院職員に対する情報セキュリティ教育を行うため、eラーニングを導入。教材は院内の「医療情報研究チーム」が開発。情報セキュリティの周知徹底に効果を発揮しています。


   導入の背景教材開発の経緯システム導入効果今後の展望

導入の背景

宮原勅治氏

宮原勅治氏
神戸市立中央市民
病院
医療情報部
医療情報研究チーム ・チームリーダー
医学博士

eラーニングの導入を検討し始めたのは、平成16年12月。各地の医療機関で、情報漏出などに関する事件・事故が報告される中、その対策として、全職員への情報セキュリティ教育が必要不可欠であり、その周知徹底のために、eラーニングの利用が考えられました。

ところが、医療に特化した情報セキュリティ教材が存在しないため、院内の「医療情報研究チーム」が教材開発に乗り出しました。


教材開発の経緯

「医療情報研究チーム」は、院内職員のうち「医療情報技師」や「情報セキュリティアドミニストレータ」、「PMP (Project Management Professional)」などの資格保有者が集まるハイレベルの研究チームです。

このメンバーが、正味2ヵ月という短期間に、医療の現場で効果的に活用できる情報セキュリティ教材を開発。次のことが主に考慮されました。

  • だれもが個別に受講できること。
  • 受講途中に、中止や再開ができること。
  • 受講した日時等が記録できること。
  • 医療に特化した内容であり、国際的基準(ISMS)に準拠すること。
  • 業務ごとのセキュリティレベルに対応していること。
  • 受講意欲を刺激すること。

これらに基づき、1時間程度で学習できるよう、25問のテスト(クイズ)と、それぞれの問題に対する解説を作成。解説ページには映像もまじえ、学習しやすくなるような工夫も施しました。

eラーニングシステムには、価格に対しコストパフォーマンスが良い、Internet Navigwareが採用されました。

Internet Navigwareイメージ

システム導入効果

院内のネットワークにeラーニングサーバを構築し、研究チームが開発した教材を搭載して、運用を開始したのは、平成17年4月1日。コマ切れに学習できるというeラーニングのメリットを活かして、全職員が自分の空き時間を利用して学習をしています。

1.情報セキュリティに対する意識
運用開始5ヶ月後の9月1日には、受講率が全職員の63%に達し、情報セキュリティに対する意識も高まりました。中でも、医師・看護師・パラメディカルらの診療部門従事者の受講率が80%と高く、eラーニングを導入し、現場から生まれた高信頼のコンテンツを利用した効果が現れていると言えます。
効果:高い受講率 (全職員の63%、診療部門従事者の80%)

2.情報セキュリティ教材への評価
平成17年11月には、日本医療情報学会で、Internet Navigwareに搭載した情報セキュリティ教材の発表およびブース出展をし、高い評価を得ました。

今後の展望

医療情報研究チームで開発された情報セキュリティ教材は、現在、医療機関向けに市販されています。多くの医療機関に利用してもらい、現場の意見を吸収して、より良い教材に育てていきたいと考えています。

今後、医療情報研究チームでは、情報管理者やセキュリティレベルの高い職員向けの教材を開発していく予定です。

PDF 神戸市立中央市民病院様 導入事例詳細 (398KB)

医療機関向け情報セキュリティ教材についてのお問合せ:
神戸市立中央市民病院医療情報部
Tel: 078(302)4439 Fax: 078(302)9881 E-mail: sec-info@kcgh.gr.jp


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