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Campusmate-Jの導入で教務システムを一元化
業務効率化と学生サービスの向上を同時に実現


江戸川大学 様 導入事例


Web型のノンストップ処理の便利さを実感。
大学統合業務パッケージ「Campusmate-J」を導入し、業務効率化の推進と更なる学生向けサービスの向上へ。

[ 2010年3月2日掲載 ]



 導入の背景 |  導入のポイント |  システム概要 |  今後の展望 

導入事例概要
業種: 文教
ハードウェア: 基幹業務DBサーバ PRIMERGY RX300 S3、基幹業務APサーバ、教務サービス系APサーバ、シラバスAPサーバ PRIMERGY RX100
ソフトウェア: Campusmate-J V2
OS: Web履修サーバ(OS:Red Hat Enterprise Linux Web:Apache2.0系+Tomcat5.5系)
業務APサーバ(OS:Windows2003Server Web:Apache2.0系+Tomcat5.5系)
  導入前の課題   導入による効果
1

クライアントフリーのWeb型システムによるシステムの統一

スムーズなシステム連携によるメンテナンスコスト軽減と業務の大幅な時間短縮

2

発生源(教員)入力の実現

入力手間の軽減と教員サービスの向上

「精神的負担からも解放されWeb型のノンストップで処理できる便利さを実感しています。現在の学生に関する情報を更に充実させ、きめ細かな学生向けのサービスを一層拡充したいと考えています」

少子高齢化時代を背景に大学間の競争はますます激化し、各大学では経営基盤を強化するための各種取り組みがなされています。中でも情報化はその要であり大学業務の基幹をなす教務事務システムについては、従来以上に「戦略システム」としての期待が高まっています。江戸川大学様では年々多様化・複雑化するカリキュラムへの対応と現行課題の解決を図るべく、富士通の大学教務事務パッケージ「Campusmate-J」を導入されました。

導入の背景

ゼロストップサービス(すべてをWebで実現させる)の実現

江戸川大学 学術情報部 主任 宮崎 顕嗣 氏

2010年4月に創立20周年を迎える江戸川大学様では開学以来、入学時に全員にノートパソコンを貸与するなど、誰もが情報処理能力を自然に身につけることができる環境を整備してきました。「情報処理能力」の向上こそが「コミュニケーション力」を高める基礎になるという視点から情報化を推進しています。また、大学の情報化としては比較的早い時期の2002年からWeb履修システムを導入し、学生に対するサービスの向上に積極的に取り組んできました。

「本学の情報インフラを特徴づけるキャンパスネットワークEDO-NETは、どの大学にもひけをとりません。在籍する2,000人の学生全員に対し1人1台の携帯コンピュータと情報コンセント(約1,500個)、キャンパス内全域を網羅する無線LANアクセスポイント(約140個)を配備していますから、学生がインターネットを学習、研究する上では最適な環境が整っています」と学術情報部 主任の宮崎顕嗣氏は語ります。

今回のプロジェクトは、この情報化を一歩推し進めることを狙いとするものですが、その背景について、「旧教務システムが老朽化のため、システムをリプレースする必要性があり、教務システムの市場調査や既存ベンダーを含む4社のプレゼンテーションを検討し最終的に、従来のクライアント・サーバ型システムに代わるクライアントフリーのWeb型システムである富士通のCampusmate-Jの導入を決定しました」(宮崎氏)。

旧教務システムでは、Webシステム(シラバス、履修登録システムなど)は、メーカーが異なっていたり、また、システム間がスムーズに連携していないためシステム間の情報受け渡しに再入力やデータ変換などの二重の作業が必要になっていました。また、教員からの入力に対応しておりませんでした。

今回の新たな教務システムには、システムの統一化による効率化、クライアントフリーで導入できるWeb型システムへの転換、そして、シラバスの発生源入力を行うことを課題としており、ゼロストップサービス(すべてをWebで実現させる)の実現を目指しました。

導入のポイント

パッケージの品質の高さ、サポート体制、リッチクライアントシステムを高く評価

大学側では新システム導入に先立ち、学務課から4名、学術情報部より3名、専門学校事務局より3名の計10名で構成される新教務システム導入ワーキンググループが結成されました。このグループが、最も苦労した点は要望事項を仕様書に落とし込む作業で、この成果は10項目、102問に及ぶ提案概要質問表に表れています。

選定に至る理由として、「何といっても富士通というブランドに裏打ちされた製品そのものの品質の高さ、そしてサポート体制が魅力的でした。それに加えリッチクライアントシステムというWeb型の問題点(ブラウザ依存など)を改良したシステム仕様が高く評価されました」(宮崎氏)。

リッチクライアントシステムとはWeb型アプリケーションで、クライアント・サーバ型に匹敵する高い操作性、高い表現力を実現する方式です。

一方、保守に関して、「以前は、ハードとソフトのメーカーが異なっていたため、障害時の切り分けに苦労し、迅速な対応が行えませんでした。今は、窓口を一本化し、すぐに保守をしていただけるので非常に助かっております」「OSのバージョンがアップグレードされた場合でもパッケージ型のソフトウェアならばコストを分散することができるので運用コストの削減につながります。今回の契約でも、定期的にバージョンアップ版を無償で提供していただいています。この点は魅力的です」(宮崎氏)。

導入の決定から運用開始までが、4カ月間という短期のプロジェクトだったにもかかわらず、予定通りにシステムは稼働しました。短期間で運用にまで漕ぎつけた背景には、標準タイプのノンカスタマイズ型のパッケージを導入した点が挙げられます。このパッケージには、150校を超える大学の教務事務システム構築で培った、富士通の技術とノウハウが詰まっています。

システム概要

6時間を越える履修登録作業が1時間以内に短縮

履修登録作業について、「従来は、履修登録を準備する1回の処理時間が6時間単位であったため、もし訂正やミスが発生すると、翌日に再度実行するなど、効率も悪く、履修登録日に間に合わなくなる場合もあり、精神的な負担も大きかったです。新システムは、必要な時に訂正が掛けられ、時間も気にならなくなり、1時間以内で作業が完了するようになりました。成績データに関しても先生方の入力後、瞬時に配信が可能となりました。さらにシラバス用に元データを成形しアップロードしたり、教室変更などに伴う手作業のデータ変更作業がゼロとなりました。ですから戦略的な業務に多くの時間を使うことができるようになりました。もちろん精神的負担からも解放されWeb型のノンストップで処理できる便利さを実感しています」(宮崎氏)。

成績評価回収、シラバス回収などをWebからのみとしたことで教員から反発があるかと心配されたとのことでしたが、「富士通の提案時に他大学の評価を聞かされていた通り、ほとんど反発はなくスムーズにWeb回収方式に移行することができました。その上、教員からは便利になったと喜んでいただいております」(宮崎氏)。

運用上の工夫もされておりまして、「本システムの特長として、多くのデータをCSVファイルで出力可能な点が挙げられます」(宮崎氏)。本システムに移行できない部分などCampusmateには、豊富なダウンロード機能があり、その機能をフルに使われています。他の職員の方も各自のデスクトップPC上にてシステムが利用できるようになり、データ活用の迅速性が向上しています。

また、システム上で業務知識の共有化について「各機能面に用意されている機能コメントを登録しておくことで、FAQや手引きとして活用できています」(宮崎氏)。

本システムでは、基幹系システムとして学籍管理・教務システムを導入。また、Web履修登録システムとWebシラバスシステムを同時に導入しました。同一システムで統一化されたことによりスムーズなシステム連携が可能となります。また、教員による直接入力によって職員の入力する手間が減少し、通常業務の省力化が実現できております。学務課では、処理時間の短縮に伴い学生支援のために使える時間が大幅に増えました。

今後の展望

学生に関する情報の更なる充実と、きめ細かな学生サービスの提供

江戸川大学様では、老朽化した施設と設備の単なるリニューアルではなく、ユビキタス時代に対応した利用者の視点に立った、戦略的でトータルな情報システムの構築に取り組んでいます。

「学生ポータル、学生カルテシステムなどは今後注力すべき機能と考えています。これらを効率的に連携させることで現在の学生に関する情報を更に充実させ、きめ細かな学生向けのサービスを一層拡充したいと考えています」(宮崎氏)。

トータルな情報化に向けて江戸川大学様では、ポータルシステムや学生カルテシステム、そして就職支援システムなど広い視点から見直しを図っていく予定です。

ワンストップでのWebベースの情報システムが統合化されていくことにより、職員間の業務ノウハウの蓄積・共有化や組織内業務標準化が促進し、業務が属人化することのない「業務の更なる効率化」が期待されています。

富士通の「Campusmate-J」は更なる進化を続け、学生の入学前から卒業後までの幅広い大学業務の全体最適化を実現してまいります。


江戸川大学 様 概要

所在地 千葉県流山市駒木474
学長 市村 佑一
設立年 1990年
学部

社会学部(人間心理学科、ライフデザイン学科、経営社会学科)、
メディアコミュニケーション学部(マス・コミュニケーション学科、情報文化学科)

学生数 2,058名(2008年5月1日現在)
ホームページ 江戸川大学 様 ホームページ

【導入事例(PDF版)】

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