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立命館アジア太平洋大学様 - 導入事例 -

「キャンパスターミナル」を構築し学生サービスを向上
~優れた操作性でポータルからシラバス参照や履歴登録が可能~
立命館アジア太平洋大学様

いわき明星大学のキャンパス

別府市の高台にある
立命館アジア太平洋大学
キャンパス

キリシタン大名として有名な大友宗麟の時代には、南蛮貿易で賑わった別府湾を見下ろす高台に立命館アジア太平洋大学(Ritsumeikan Asia Pacific University、以下APU)様はあります。歴史的にも国際色豊かな土地柄に、「グローバル化する社会と来るべきアジア太平洋時代の要請に応える」を理念に、学校法人立命館と大分県、別府市の3者による公私協力により、地域に根ざした国際大学として誕生しました。

開学は2000年。アジア太平洋学部とアジア太平洋マネジメント学部の2つの学部で、今後の世界の発展を考える上で欠かす事のできないアジア太平洋地域を担う人材の育成に力を入れています。学生も教員も半数近くが外国籍という国際色豊かなキャンパスで、学生が学びやすい環境を提供するため、同大学では学生向けの情報サービスの充実に力を注いでおられます。


多文化環境に適した情報基盤を整備

アカデミック・オフィス課長  石坂 和幸氏

石坂 和幸
アカデミック・オフィス
課長

APU様の一番の特長は、多文化環境を活かした教育システムにあります。現在、67の国と地域から集まる国際学生が約半数を占め、また教員も半数は外国籍が占めています。この国際色豊かなキャンパスでは、共通言語として日英2カ国語を採用しています。入学時点ではどちらかができれば良く、入学試験も2カ国語で行われています。多くの科目で日英2カ国語の授業を設けており、入学時点で日本語しかできなくても、3年生になるころには英語でも授業を受けられるように、英語を勉強しながら専門の勉強を進めていきます。

また、こうした多文化環境を活かすため、学生の「学びやすい環境づくり」を重視しているのも、APU様の特長の一つです。

「私たちはよく頂いている学費の重みを議論します。留学生の中では、1年の学費で家1軒が買えるほどの金額を投資している方もいます。学費という「投資」に見合った「価値」を付加した学生を社会に送り出す事が大学の責任です。それに見合う授業と学ぶ環境を提供する義務が私たちにはあります」と、その重要性について、同大学アカデミック・オフィス課長 石坂 和幸氏は語られます。


開学当初からキャンパスターミナルを提供し、学びやすい環境を整備

メディア・センター  事務情報システム担  氏

門内 章
メディア・センター
事務情報システム担当

APU様では授業に限らず、学内の全ての情報は日本語と英語の2カ国語で発信されています。このため、開学当初より多言語環境の構築が容易なWebシステムに注目していました。学生が直接操作するものに関してはWebによるシステム化を進めています。キャンパスターミナルは、履修登録、シラバスや成績の参照や、レポートの提出などの機能を持つ、学生向けのWeb上の窓口として、2000年の開学と同時に構築されました。

Web化による効果を、同大学メディア・センターの門内 章氏は履修登録システムを例にとってお話しくださいました。

「履修登録システムでは個々の学生が履修できる講座しか表示されないため、誤って他の科目を選択することはありません。また、同じ曜日の同じ時間をだぶって登録することもできません。登録ミスがほとんどなくなり、履修登録に要する学生の利便性が大幅に向上しました。」

特にAPU様では、日英2言語での授業や、国際学生のための9月入学により、履修登録が非常に複雑になるため、効果は絶大でした。

他にも電子メールを活用した積極的な広報活動に取りくむなど、開学当初から「学びやすい環境づくり」に向けた情報基盤の整備と活用を進めておられます。


利便性向上のため、環境の変化に柔軟に対応

2000年にサービスを開始した「キャンパスターミナル」ですが、ブロードバンド元年と言われる2001年を過ぎ、利用者のITに対する意識の変化によって、新たなニーズが生まれてきました。

「開学当初と比較するとブロードバンドの浸透により、自宅から、さらには帰国した母国から履修登録したいというニーズが高まりました。また、個人宛の伝言などはメールを利用していましたが、メール同報による広報活動を行っていたため学生には膨大な情報量が届く事となり、情報提供を積極的に行うほど学生がメールの確認を行わず、個人宛に送った重要なメールまで見落とす恐れが出てくるといった問題も見えてきました。そこで、さまざまな情報にワンストップでアクセスできる学生ポータルへの拡張を目指しました」と石坂氏は語られます。

こうして、「キャンパスターミナル」のリニューアルが行われ、2003年8月よりサービスを開始しました。新しい「キャンパスターミナル」の構築にあたっては、富士通の大学向けポータルサイト構築システム「Campusmate/Portal」を採用し、キャンパスの内外を問わず利用できる学生個人のポータルサイトとしてリニューアルされました。

学生はマイページを独自に作成でき、使いたいメニューや機能を自由に選ぶことができます。また、課題だったコミュニケーション機能は、グループ全員に送られる「お知らせ」と、学生個人宛の「個人伝言」の2種類がキャンパスターミナルで読むことができ、さらに重要な個人向けの情報は、メールを利用することより、重要度の認識が容易になりました。全てのキャンパスの情報を、「キャンパスターミナル」を介して、時と場所を選ばす入手でき、「ポータルから休校情報を確認でき、無駄に学校に足を運ぶことがなくなりました。これは学生に喜ばれています」と門内氏は話されます。

キャンパスターミナル画面

キャンパスターミナル画面

さらに、シラバス作成システムでは、「Campusmate/Syllabus」の導入により履修登録との親和性の向上を実現し、操作性が大幅に向上しました。

「教員や科目、曜日と時間で絞り込んだりすることもできるようになり、検索が増えています。さらに履修登録の画面からシラバス検索へ行けるようになり、学生にとって分かりやすく、素早く正確に入力できる画面になりました」と石坂氏は評価されます。

また、入力時の操作性も大幅に向上。以前は教員がExcelなどでデータを作成し、職員が入力していましたが、直接教員が入力できるようになりました。これにより職員の省力化はもちろん、締切を柔軟に設定できるため、新鮮な授業内容を提供できるようになっています。

学生サービスのさらなる充実を目指して

キャンパスのシンボル「ツインタワー」

キャンパスのシンボル
「ツインタワー」

APU様では2003年度に初めての卒業生を送り出しますが、内定率は実に92%。日本国内での就職を希望している国際学生の就職率は100%を達成されています。この高い就職率も、情報環境の整備も「学費の重み」に対する大学からの答えと言えます。

APU様では、今後も「キャンパスターミナル」を中心に幅広い学生サービスを展開していく予定です。

まずは、さらなる使いやすさの追求です。その上で今後はeラーニングへの対応にも取りくんでいく予定です。ただ学習を行うのではなく、Web上で質疑応答やディスカッションなども可能にして、ポータルを使った個別指導も実現させたいと考えています。さらには、学生生活の全ての場面でサービスを提供できるものにしていきたいと抱負を語られます。

学生サービスの向上と学びやすい環境の追求。「社会的評価に堪える人材の育成」という大学の使命に向けて、APU様は挑戦を続けています。



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