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カスタマイズ性にも優れ、見やすさと使いやすさを評価
営業状況をタイムリーに把握して、経営の“見える化”を実現

株式会社新総企 様/株式会社マオス 様

昨今、急速な拡大を続ける駐車場ビジネス。それを営む新総企(しんそうき)(新潟市)とマオス(東京都練馬区)は、個々の駐車場の運営状況をタイムリーに把握して経営を"見える化"するため、NetSuiteを導入。独自のKPI(重要業績評価指標)を迅速に算出できるようにし、課題を抱える駐車場への対応策も迅速に用意することを可能にした。カスタマイズ性にも優れ、その見やすさと使いやすさを評価する両社は、業務基盤の取り組みを本格化させ、さらなる飛躍を目指す。

【導入事例概要】
業種 駐車場業/不動産業
ソリューション SaaS型ERPサービス
サービス NetSuite
【課題と効果】
個々の駐車場の利用状況をタイムリーに掴む 週一回の入力作業が終わると、すぐに業績が確認可能となる
低コストでの導入が可能 SaaS型のため、自社サーバでの管理運用が不要
見やすく、使いやすい ダッシュボード画面により、見たい情報をすぐ見ることが出来る

サーバ等を自社内に保有せず、業務アプリケーションの機能をネットワーク経由で利用する「SaaS」(Software as a Service)に、今、注目が集まっている。SaaSは初期コストを抑制し、システム増強をいつでも簡単に行えるので、新興企業や中堅・中小企業に最適--。
富士通はSaaS型統合業務アプリケーション「NetSuite」の提供元として知られるネットスイート株式会社と提携し(2009年8月)、SaaSビジネスの強化に取り組んでいる。

導入の背景

低コストで導入できて増強も容易
新興企業や中堅・中小企業に最適

NetSuiteを導入すると、中堅・中小企業はどのようなメリットを享受できるのか--。様々な業種・業務におけるNetSuiteの成功事例の中から、駐車場ビジネス2社での例を紹介する。

1社目は、新潟市で駐車場業を展開する新総企だ。創業は1983年。「フレンドパーク」ブランドで展開している時間貸/月極駐車場(約100カ所)の管理・運営のほか、病院等の施設型駐車場管理、駐車場システム機器販売および駐車場コンサルティングなどの業務も行っている。もう1社は、首都圏を中心に時間貸駐車場「J・PARK」ブランドを展開するマオスだ。設立は1989年。5,000台以上の駐車場を管理・運営するほか、バイク時間貸駐車場やマンション来客用駐車場などの新業態にも積極的に取り組んでいる。

会計処理と業績算出をSaaS化
課題を早期発見し迅速に対応

株式会社新総企
取締役
氏平 正彦 氏

「この業界は競争が激しく、個々の駐車場の状況をタイムリーにつかむことが求められていました」とNetSuite導入の背景を語るのは、新総企 取締役 氏平 正彦氏。「従来の会計パッケージでは、月締めの結果が出てくるのが翌月の中ごろ。1カ月サイクルなので、その間に発生した小さな変化が大きな減収になってしまうこともありました」と振り返る。

この対策として、同社は表計算ソフトのExcelを使って独自のKPI(重要業績評価指標)を算出するようにしていた。

しかし、マクロを自作し会計ソフトウェアからデータをインポートするには手間や時間がかかり、操作ミスも起きかねない。確実に自動算出できるシステムが必要と考えた新総企は2008年5月、既存会計パッケージから専用システムへの切り替えを決意した

新総企からの提案依頼に応じたのは10社のIT系SIerやベンダー。うち、2社はSaaS型業務アプリケーションの提案だったという。提案の内容を精査した新総企は、自社サーバでの管理運用が不要でセキュリティも安心なうえ、「業績をリアルタイムに算出できる」「ニーズの変化に応じた追加・変更カスタマイズが行える」「ダッシュボード画面が見やすく使いやすい」といった点を評価し、SaaS導入に多数の実績があるコンサルティングファームであるTerry's&Company(株式会社テリーズ)からの提案によるNetSuiteを選択。「費用も、予算内にきちんと収まっています」と氏平氏は話す。

導入の実作業が始まったのは2008年8月。ソフトウェア設定などの作業は約2カ月で完了し、10月1日から新総企での本稼働が始まった。当初は既存会計パッケージとの並行稼働も覚悟していたが、実際には1度で新システムへの完全切替が完了した。

会計処理と業績算出をともにNetSuiteでシステム化した効果について、氏平氏は次のように語る。「週1回の入金処理が終わると、すぐに業績をダッシュボードでチェックできるようになりました。先日も、売上が落ち込みかけた駐車場を早期発見して料金見直しなどの経営的・営業的な対策をすぐに打った結果、売上額を25%高めることができました」。また、営業フロントからも「見たい情報をすぐ見ることができる」と評価は上々だ。

システムの概要

SaaS型統合業務アプリケーション「NetSuite」の構成

ERP、CRM、Eコマース機能をパワフルに統合する。また、NetSuiteは、インターネット経由でサービスが提供されるため、自社サーバの導入や運用管理も不要。低コストで導入・運用管理が可能になる。

導入効果と今後のポイント

500カ所の駐車場管理を効率化
オーナー管理等にCRMを活用予定

そして、これに続いたのが、新総企とはグループ関係にあるマオスだ。同社 経営企画室 室長 大森 明寿氏は「基本は同業ですから、個々の駐車場の損益管理をしたいというニーズは同じです。ただ、駐車場の数が約500カ所と多いので、なるべく手間をかけずに業績の指標を算出したいと思いました」と語る。

市販の財務会計パッケージからNetSuite財務会計/CRMに移行しようとマオスが決めたのは、2009年3月。4月から1カ月間の現状を調査したうえで、会計業務の導入作業を5月に開始、9月1日にはNetSuiteを本稼働させた。

同社で会計実務に携わっている経営企画室の南 良子氏は、「売上管理と財務会計の機能がつながっているので、とても効率が上がりました」とNetSuiteの使い勝手の良さを評価する。

会計業務の移行が一段落したことを受けて、マオスはCRMの導入作業も急ピッチで進めている。「オーナー管理や事業地管理のほか、日報やワークフローなどの社内業務効率化ツールも採用することにしました。将来は携帯端末を活用し、駐車場や土地オーナー情報にリモートアクセスできるようにして、営業部員が出先からでも案件の状況を見られるようにします」と大森氏。

新総企の氏平氏も、次のステップではCRMを導入して営業力を強化したいと考えている。

株式会社マオス
経営企画室 室長
大森 明寿 氏

株式会社マオス
経営企画室
南 良子 氏

企業を取り巻く環境の変化に素早く対応するために、SaaS型統合業務アプリケーションは有効に働く。新総企とマオスはNetSuiteを選択することで、その経営基盤をさらに強固なものにしていくだろう。

お客様データ

株式会社新総企様 会社概要

【会社概要】
設立 1983年7月
本社所在地 新潟市中央区万代島5-1
代表取締役 増田 昭彦
資本金 2,000万円
従業員数 40名
ホームページ http://www.sinsouki.jp/
事業内容 新潟県を中心に「フレンドパーク」のブランド名でコイン式時間貸駐車場の運営・管理を展開。

株式会社マオス様 会社概要

【会社概要】
設立 1989年3月
本社所在地 東京都練馬区練馬1-4-1
ユニティーフォーラムII練馬5階
代表取締役 増田 昭彦
資本金 3,000万円
従業員数 29名
ホームページ http://www.maos.co.jp/
事業内容 首都圏を中心に「J・PARK」のブランド名でコイン式時間貸駐車場の運営・管理を展開。2009年10月現在で、約500事業地を展開中。

【導入事例(PDF版)】


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