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  6. アプリケーション開発はこう変わる センサー活用、API、マッシュアップでスピーディーに立ち上げ<実装編>

特集・コラム

K5活用術 vol.2

アプリケーション開発はこう変わる
センサー活用、API、マッシュアップでスピーディーに立ち上げ
<実装編>

「園児見守りサービス」で実現した3つの業務サービスと実装方法

<システム構成>

センサー情報を活用したリアルタイムな行動把握

CFでWeb画面を実装

保護者および保育士が利用するWebアプリケーションは、多様なニーズを取り込んで短期間で開発することが求められます。そこで活用しているのがCFです。

CFはCloud Foundryというオープンな技術に基づいたWebアプリケーションの開発・実行環境です。Java、Node.js、PHPなどの様々な開発言語に対応しているため、システム特性に合わせて開発言語を選択できます。また、軽量なコンテナ技術を利用しているため、アプリケーションの追加・削除も容易です。

さらに、アプリケーションを停止することなく入れ替えることができる「Blue-Green デプロイメント」に対応しているため、利用者に不便をかけることなくアプリケーションを更改することができます。

IoT Platformで園児の位置情報とバイタルデータを収集

園児のウェアラブル端末からリアルタイムに取得した位置情報、脈拍などのバイタルデータを随時蓄積するのに活用しているのがIoT Platformです。

IoT Platformは、IoT活用で必要となるデータの収集や保持・検索、アクセス制御などの基本的な機能群を備えたサービスであり、IoTシステムを短期間で開発できます。

多様なセンサー/デバイスに対応し、HTTP/HTTPSに加え、通信負荷やバッテリー消費の少ないIoT向けの軽量プロトコルであるMQTT/MQTTSを標準サポートしているため、通信負荷やバッテリー消費を抑えることができます。

API Managementで各種APIをマッシュアップ

保護者および保育士が利用するWebアプリケーションは、園児の位置情報やバイタルデータ、氏名や年齢などの顧客情報、外部サービスから取得した地図情報や天気情報など、さまざまな情報を表示します。これらの情報のマッシュアップ(編集・加工)に利用しているのがAPI Managementです。

API ManagementはAPIの呼び出し順序や取得した情報の加工方法、公開するAPIのバージョン指定などをGUIから設定することができます。これにより開発者は効率的にAPIを管理・公開することが可能です。

各サービスは以下のような用途にもご利用いただけます。

CF

ダッシュボードでアプリケーションの状態やユーザー権限を管理し、アプリケーションが利用しているメモリ等のリソースを監視できます。

また、運用状況に合わせてアプリケーションのスケールアウト/スケールイン、スケールアップ/スケールダウンが可能なため、急な利用の増加やビジネスの成長に合わせたシステムの拡張にも容易に対応できます。

さらに、オープンソースをベースとしたサービスであるため、特定のベンダーに縛られるベンダーロックインのリスクも軽減できます。

IoT Platform

蓄積したデータに細かいアクセス権限を設定できるので、外部パートナーともセキュアにデータを共有・活用することができます。また、センサー等のデバイスから発生するデータを収集する際には、富士通独自の全体最適化技術(ダイナミックリソースコントローラー:広域分散技術)を活用することで、データトラフィックの変動等に対して効率的かつ安定的にデータを収集することができます。

API Management

OAuth、APIキー、SAMLなどによるAPIの認証・認可、流量制限などのトラフィック制御機能により、安全なアクセス制御を実現します。また、利用されているAPIやAPIコールの数などをグラフ化してダッシュボードで監視する機能、カスタムレポートを作成する機能が提供されているので、APIの利用状況を把握することもできます。

顧客/契約情報の安全な管理と料金の自動計算

PFで保育園の運営情報や園児の登園情報を管理

保育園は園を運営する上で必要な活動予定や、園児の日々の様子を保護者と共有するための保育日誌を管理する必要があります。また、園児の預かり実績や延長保育時間についても同様に管理する必要があります。

このような重要な情報を管理するためのアプリケーションの開発・実行に適したサービスがPFです。

PFは、堅牢で信頼性の高いアプリケーションの開発・実行に適しています。設計内容がそのまま定義体や実行資産として生成されるため、設計と実装が乖離しないアプリケーション構造を実現できるとともに、開発量を抑え、生産性の高いアプリケーション開発を支援します。また、設計情報間の関係性が自動的に保持されるため、設計品質を維持することが可能です。

さらに、業務判断の原理・原則を規定するビジネス・ルールを定義する設計デザインツールも用意されています。園児見守りサービスにおいても、このツールを活用して、兄弟の有無や年齢によって月額料金が決定するといった複雑なルールを定義し、サービスに反映しています。

ビジネスサポートで保育に必要な個人/契約情報を管理し保育料を自動計算

保育料は大きく定額料金と従量料金に分けられます。従量料金は延長保育料が該当します。定額料金は契約情報から自動的に導出され、従量料金はPFで記録されている延長保育時間をもとに算出されます。各料金に適用される料金単価はPFで管理するビジネス・ルールに従って予め決定され、契約情報の一部として管理されます。このような契約の管理や料金の計算に利用しているのがビジネスサポートです。

ビジネスサポートは、ビジネスに不可欠な顧客管理、契約管理、料金計算の3つの基本機能をAPIとして提供するサービスです。料金の計算方法(定額、段階定額、上限付き従量(キャップ制)など)はサービス利用者により柔軟に定義することができるため、ビジネスの実態に合わせた課金が可能です。

また、顧客管理で管理される情報のうち、個人の特定が可能となる項目については暗号化された上で保存されます。

帳票サービスで保育料の請求書を生成

ビジネスサポートで算出した月額保育料と保持している顧客情報を入力し請求書の生成を行います。この請求書の生成で利用しているのが帳票サービスです。

帳票サービスは、サービス利用者が自由にレイアウトを定義できるため、請求書などの帳票を簡単に生成することができます。必要なデータを送信するだけで、事前に登録したレイアウト定義に従ってPDFファイルの帳票を簡単に生成できます。

各サービスは以下のような用途にもご利用いただけます。

PF

PFを利用すると、新規開発だけでなく既存システムのモダナイゼーションにも活用できます。

エンハンスを繰り返すことによって複雑化したアプリケーションを、PFが提供するプラグインを使用して独立性の高いサービスに再設計することで、移植性・再利用性を高めることができます。

サービスの疎結合化とともにインパクト分析機能を使うことにより、仕様変更時の資産改修の局所化や影響箇所特定の迅速化を図ることができます。

ビジネスサポート

ビジネスサポートは必要な機能を選択して使うことができます。顧客管理は既存システムを使用し、契約管理と料金計算はビジネスサポートの契約管理および料金計算を利用するということが可能です。

顧客管理にはフリー項目が設けられているため、サービス既定項目以外のサービス利用者固有情報の管理もできます。

料金計算の締めサイクルは6パターン用意されておりますので、業務に合わせて選択可能です。

帳票サービス

帳票サービスは、従来から評価の高い「FUJITSU Software Interstage List Creator」をベースに開発されたサービスです。同製品を使用した既存システムの刷新時にも、そのまま帳票をクラウド化することが可能です。

認証したユーザーの権限に応じたコントロール

認証サービスで保育士・保護者のログイン情報を管理

本サービスでは、パソコンやタブレット、スマートフォンからログインした保護者・保育士を認証し、表示する情報や利用できる機能をコントロールしています。そこで活用しているのが認証サービスです。

認証サービスは、標準規約に沿った認証方式(SAML、OpenID Connect)を採用したサービスです。事前にID/パスワードを登録しておくことで、APIを使って簡単にユーザーを認証することができます。さらに、認証したユーザーに適切なアクセス権(ロール)を付与することで、表示できるデータや実行できる機能を制御できます。

各サービスは以下のような用途にもご利用いただけます。

認証サービス

手のひら静脈や指紋を利用した生体認証により、より安全な認証システムを構築することが可能です。また、ワンタイムパスワードの利用も可能であり、様々なシステムのセキュリティポリシーに対応することが可能です。

開発期間

「園児見守りサービス」は「K5」のサービスを組み合わせて開発した想定事例です。
アプリケーションの開発(設計/製造/試験)にかかった期間は、1~2名のプロジェクトでおおよそ1ヶ月です。
このように開発量を抑えることにより、効率的に業務サービスを構築することが可能です。

「K5」を活用するとスピーディーかつ容易なシステム開発が実現できます。実際に「K5」のサービスを体験いただける30日間の無料トライアルやハンズオンセミナー、Webセミナーなどをご用意しております。ぜひお試しください。

FUJITSU Cloud Service K5に関するお問い合わせ

0120-933-200富士通コンタクトライン(総合窓口)

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