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旧式化で能力不足となった図書館業務システムをクラウド型パッケージに一新
スピードアップと保守管理の負担減でレファレンスサービスを充実

東郷町立図書館様 導入事例


東郷町立図書館では6年前から運用していたクライアント・サーバ型業務システムのスピード不足改善、保守管理作業の負担軽減のために富士通のクラウド型公共図書館向け業務サービス「WebiLis(ウェブアイリス)」を導入。業務効率向上で得られた余力を、図書館利用者への手厚いサービスに向けるため、より質の高い図書館業務環境を再構築しました。

[ 2011年4月8日掲載 ]

種別 SaaS
サービス 質の高い図書館業務環境の再構築
選んだ理由 万全なセキュリティ。システムの保守・管理作業の必要がない。
採用のポイント 東郷町の図書館業務の流れにフィットしたシステム機能、充実したサポート体制。
業種 公共図書館

東郷町立図書館 主事 西野 健司 氏
「クラウドはまだ登場して間もないので、個人情報のセキュリティ保持などを心配する声もありました。しかし富士通のデータセンターは、24時間監視体制、耐震構造などきわめて信頼性が高いので、安心して導入することができました。またシステム管理、保守などの作業をセンターに任せられるメリットも選定理由になりました」

【課題と効果】
1 運用開始から6年経過したシステムの処理スピードに不足を感じていた。まれに停止するなどのトラブルもあり不安を抱えていた。 新システム導入により業務処理スピードは向上。データセンターのシステムを利用するため運用トラブルの心配は払拭された。
2 サーバの保守・メンテナンス作業、毎日のデータバックアップなどに手間がかかっていた。またサーバの騒音も問題化していた。 データセンターのシステムの利用によりサーバが不要となり、保守等の作業から解放。サーバの騒音も消え館内がより静かになった。
3 閉架書庫から、請求された書籍を取り出す際に、システム上に示される案内がわかりにくく手間取っていた。 請求された書籍の収蔵場所が明記された帳票をプリントアウトできるようになり、閉架書庫からのピックアップ作業が大幅に効率化された。

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導入の背景

読書相談などのサービスに力を入れるアットホームな図書館

愛知県東郷町は、自然や子育て環境に恵まれた名古屋都市圏の郊外住宅地として知られています。同町唯一の町立図書館も、そうした環境を背景に、近年、子育て中の町民向けサービスに力を入れており、図書館職員が2歳児歯科検診に出向いて絵本の読み聞かせを実演するなど、さまざまな活動にも取り組んでいます。また同図書館では、利用者が司書にいつでも気軽に読書相談などを持ちかけられる雰囲気作りに気を配っています。同館館長の近藤美子氏は、「お年寄りから小さな子どもたちまで、くつろいだ雰囲気の中で本に親しんでいただけるのが当館の特長です。周辺自治体にも新しくて大きな図書館があるのですが、『アットホームで居心地が良い』と、わざわざ町外からいらっしゃる方々も少なくありません」と語っています。

図書館業務のスピードアップと安定運用を求めてシステム更新を決定


西野 健司
東郷町立図書館 主事

2010年7月、同図書館はそれまで運用してきた業務システムの一新を決めました。理由は、運用6年目のシステムの処理スピード不足や、安定運用において不安を感じていたことでした。東郷町立図書館 主事の西野健司氏は次のように述べています。「図書館職員も、また利用者のみなさんもスピードの遅さにストレスを感じていたと思います。まれにトラブルによるシステムの停止もあり、心配の種でした。システムが止まると、貸出図書を1冊ずつコピーし、復旧後改めて入力するなど大変繁雑になるからです」。

システム選定の経緯

貸出・返却業務に即した画面レイアウト

システム選定にあたり、同町は6名からなる選定委員会を立ち上げ、計3回の協議を経て最終選定作業へと進みました。選定にあたり重視されたのは、毎日システムを利用する司書にとって使いやすいかどうか、そしてシステム管理が簡単であることでした。最終的に富士通の「WebiLis」が選定された理由を、館長の近藤氏は次のように述べています。

「画面がとても見やすい点を評価しました。デモンストレーションでは『画面表示が、実際の貸出・返却業務の流れにフィットしていてわかりやすそうだ』との印象を受けました」。

また西野氏はこう語っています。「クラウドはまだ登場して間もないので、個人情報のセキュリティ保持などを心配する声もありました。しかし富士通のデータセンターは、24時間監視体制、耐震構造などきわめて信頼性が高いので、安心して導入することができました。またシステム管理、保守などの作業をセンターに任せられるメリットも選定理由になりました」。

導入のメリット

スムーズな導入を支えた安心サポート

クラウド型業務システムのメリットは、稼働を始めて間もなく実感できたといいます。まずサーバの騒音が消えたことです。「以前はサーバの稼働音で電話もよく聞き取れないほどでしたが、クラウド型サービスに切り替えてサーバがなくなったので、館内は本当に静かになりました」(西野氏)。業務終了後、毎日必ず行っていたデータバックアップ作業が不要になったことも大きな変化でした。

また西野氏はサポート体制をこう評価しています。「新システムの稼働が思っていた以上にスムーズにスタートしたのは、富士通のパートナー会社、トーテックアメニティさんのきめの細かいサービスがあったからです。図書館は土日が忙しいのですが、電話一本で駆けつけてくれました。また、当館の現場状況を踏まえて作業が円滑に進むように一部の操作についてマニュアルを用意していただく、毎日何百回と操作するハンディターミナルも少しでも疲れが軽減するように設定を調整していただくなど、申し分のないサポートでした」。

きめ細かい配慮がなされた操作性

「WebiLis」の操作性の良さについて、近藤氏はこう述べています。「デモンストレーションの印象どおり画面は見やすく、利用者ごとに貸出中の冊数がカラーイラスト表示されるなど、使いやすいです」。また、ある目的の本の情報を選び出し、簡単に帳票出力できる機能も、閲覧や貸出を求められた図書を閉架書庫から探し出す場合に便利です」と評価しています。

導入効果と今後の展開

システムをフルに活用し、よりいっそうのサービス向上をめざす

「WebiLis」の稼働スタートは2010年11月。西野氏は「館内の検索端末を利用する人が増えました。特に小学生以下の子どもたちがよく利用しているようです。かわいらしい動物のイラストを入れるなどソフトな画面デザインが親しみやすいのでしょう。私たち担当者としては、システムをフルに活用し、得られた余力を、より手厚い読書相談などのレファレンスサービスに振り向けられるようになりました」と語っています。

将来的には、町内の学校図書館との連携に期待が寄せられている。「学校図書館のシステム導入はこれからですが、連携が実現すれば、たとえば小中学校の総合的な学習の時間などに利用する図書を提供するなど、蔵書を有効に利用することができるのです。こうした連携も、データセンターでシステムを管理するクラウド型サービスだから容易に、またコストをあまりかけずに実現可能と聞いています。やはりクラウド型サービスを導入して、良かったと思います」(近藤氏)。

富士通は、これからもクラウド型業務システムを進化させ、業務効率とサービス向上に取り組む公共図書館を支えてまいります。

営業パートナー様からの一言

東郷町立図書館様は、利用者様とのふれあいを大切にされておられます。
図書館様の抱える様々な課題を解決出来る、最適なご提案は何か、と考えた中でクラウドサービスのご提案を行なわせていただくこととなりました。
利用者様にもご好評と伺いましたので、ご支援出来たことを大変嬉しく感じております。

今後もお客様の良きパートナーとして、より一層ご協力させていただきたいと考えております。

高波瀬 直哉
トーテックアメニティ株式会社 公共医療システム事業部 公共第1営業部 第2営業グループ

【東郷町立図書館様 概要】
所在地 〒470-0162 愛知郡東郷町大字春木字北反田14(町民会館3階)
蔵書数 112,667冊(平成22年4月1日現在)
ホームページ 東郷町ホームページ新規ウィンドウが開きます
(図書館ホームページ : 東郷町ホームページ > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 図書館 > 東郷町立図書館)

【ご紹介したサービス】

  • クラウド型公共図書館向け業務サービス「WebiLis」
    サーバを保有することなく「貸出管理」「返却管理」「予約管理」「目録登録」などを行う業務システムや、利用者がインターネットから検索・予約できる機能を有したICTシステム環境を、低価格で、短期間に構築することが可能です。

    サービス内容詳細はこちら

【導入事例(PDF版)】

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