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オンプレミスとクラウドのハイブリッドで情報を共有
安心できるSaaS型「プロジェクト原価管理システム」をスピーディーに構築

クラウド導入事例 株式会社富士通システムズ・イースト受付の写真

株式会社富士通システムズ・イースト 導入事例


ICT企業にとってプロジェクト原価管理の見える化は大きな課題。しかし、保守要員不足などが原因で従来のシステムが老朽化してしまい、Excelによる単純な実績管理にとどまっているケースが少なくありません。富士通システムズ・イーストは、「FGCP/A5 Powered by Windows Azure™」(以下、FGCP/A5)を利用し、既存のオンプレミス環境とデータ連携可能なハイブリッドクラウド環境を構築。国内データセンターの安心感を武器に、SaaS型プロジェクト原価管理システムの営業展開を積極的に進めています。

「FGCP/A5 Powered by Windows Azure™」は、
「FUJITSU Cloud Service A5 for Microsoft Azure」へ
名称変更しました。
[ 2012年5月21日掲載 ]

種別 SaaSを採用していません PaaSを採用しています IaaSを採用していません DaaSを採用していません NetWorkを採用していません プライベートクラウドを採用していません
サービス FUJITSU Cloud Service A5 for Microsoft Azure
(旧名称:FGCP/A5 Powered by Windows Azure™)
選んだ理由 国内データセンターへの安心感
採用のポイント .NET環境で構築したアプリケーション資産を容易に移行できるWindows Azureベース
業種 システムインテグレーター

株式会社富士通システムズ・イースト 第二流通ソリューション本部 情報サービス事業部 第二情報ソリューション部 プロジェクト課長 松本幸弘氏
「データセンターが国内にあるので、お客様に安心感をアピールできます。また、Windows AzureをベースにしたPaaSサービスなので、.NET環境で開発した当社のWebSERVE smartをスムーズに移行し、短期間でお客様がSaaSサービスをご利用できる環境を構築できました」

【課題と効果】
1 人事や会計に関する情報を、海外のデータセンターに置くことをためらうお客様が多く、SaaS型サービスを提供する際の障壁となっていた 国内データセンターより提供されるPaaS上にシステムを移行することで、お客様の不安を払拭することができた
2 .NET環境で開発したアプリケーションをスムーズに移行したい Windows AzureをベースにしたPaaSサービスを利用することで、既存アプリケーションの基本ロジックを変えずに移行可能

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導入の背景

7,000社超のお客様を4,500名のプロフェッショナルSEがサポート

株式会社富士通システムズ・イーストは、富士通グループで最初に設立されたシステムインテグレーションの専門企業です。1979年の設立以来、製造・流通・公共・医療など幅広い業種において、7,000社を超すお客様をサポート。4,500人のプロフェッショナルSEによる、ICTソリューションの企画・開発・運用のワンストップサービスは高い評価を得ています。

株式会社 富士通システムズ・イースト 第二流通ソリューション本部 情報サービス事業部 第二情報ソリューション部 プロジェクト課長 松本 幸弘 氏の写真
松本 幸弘
株式会社 富士通システムズ・イースト
第二流通ソリューション本部
情報サービス事業部
第二情報ソリューション部
プロジェクト課長

同社では、主力商品の1つとして数多くの導入実績を誇る、インターネット統合ソリューションサービスWebSERVE smart(ウェブサーブスマート)を提供しています。同商品には、共通業務ソリューションと業種ソリューションの各サービスがあり、業種ソリューションサービスには、製造業、流通業を始め多様な業種に向けた統合ERPソリューションがラインナップされています。そのうちの情報・サービス業向けソリューションを開発するのが、同社第二流通ソリューション本部 情報サービス事業部 第二情報ソリューション部です。同部のプロジェクト課長 松本幸弘氏はこう語ります。「近年、特に需要が高まっているのが、私どもと同じシステムインテグレーター企業、いわゆるSIer企業のプロジェクト管理システムです。大手企業の情報システム部門から独立したSIer企業において、月次決算の早期化に伴うプロジェクト管理コスト削減などのニーズが高まっていることが背景にあると考えられます」。

海外のデータセンターに情報を置くことに不安を抱くお客様

同社は2004年からSIer企業向けに、受注案件、自社開発案件を個別管理し、見える化を図るプロジェクト原価管理システムのオンプレミス版を、そして2010年7月からはマイクロソフト社のWindows Azure Platform版を提供してきました。オンプレミス版は、.NET環境で開発され、Windows系システムに慣れたお客様には特に、社内基準等に合わせたカスタマイズが手軽との評価を得ていました。
またWindows Azure Platform版についても、お客様企業がそれまで運用していたSEの勤怠管理システムを同プラットフォーム上に移行し、カスタマイズを加えられる点、SEの増減に対応した料金体系などSaaSサービスならではの使いやすさが評価を得ていたといいます。「しかしお客様の満足度をさらに向上させるためには、海外のデータセンターに人事や会計情報を置くことの不安感や、より速いレスポンスを求める声に応える必要がありました」(松本氏)。

導入のポイントとシステムの概要

お客様に国内データセンターの安心感をアピールできる点を評価

お客様の満足度をさらに向上させるために同社が選択したのは、富士通のPaaS型クラウドサービスFGCP/A5に同社のWebSERVE smartを構築するソリューションでした。松本氏はその理由を次のように述べています。「第1にデータセンターが国内にあるので、お客様に安心感をアピールできる点です。また、Windows AzureをベースにしたPaaSサービスなので、.NET環境で開発したWebSERVE smartの移行がスムーズであることも大きなポイントとなりました。基本ロジックを変える必要がないため工数がかからず、短期間でお客様がSaaSサービスをご利用できる環境を構築できました」。

ハイブリッドクラウド方式はERPへの営業展開において有利

FGCP/A5上に新たに構築されたWebSERVE smartは、データセンターのパブリッククラウドと、お客様社内のオンプレミス上システムとの間でデータを共有する仕組みになっています。同社がハイブリッドクラウドとしてアピールするこの先駆的方式は、クラウド側のプロジェクト原価管理のデータとお客様側の会計・債権・債務などのデータを仮想的な1つのデータベース上で操作できるという点で、お客様にメリットをもたらします。例えば、オンプレミス上の人事・給与システムに入力したデータを、クラウド側のプロジェクト原価管理システムに再入力するといった二重入力を排除できるのです。

松本氏はこう説明します。「まずお客様に、クラウドの特長であるユーザー数増減への柔軟な対応、レスポンスなどを実感していただく。その上で、オンプレミス環境でお使いの会計・債務・債権システムなどのクラウド化もお勧めしていく。ハイブリッドクラウド方式はこうした営業展開において有利だと思います」。

株式会社富士通システムズ・イーストのシステム概要図です。

導入効果と今後の展開

ミドルウェアが豊富なので帳票作成等、お客様が使いやすい機能を充実できる

株式会社 富士通システムズ・イースト 第二流通ソリューション本部 情報サービス事業部 第二情報ソリューション部 中村 謙一 氏の写真
中村 謙一
株式会社 富士通システムズ・イースト
第二流通ソリューション本部
情報サービス事業部
第二情報ソリューション部

2011年4月、移行に着手した同社は約3か月で、FGCP/A5上にSaaS版「WebSERVE smart 情報サービス業 SaaS プロジェクト原価管理」の構築を完了。移行した機能は100以上に上りました。第二流通ソリューション本部 情報サービス事業部 第二情報ソリューション部 中村謙一氏はこう語ります。「FGCP/A5とオンプレミスを連携させる仕組みは、おそらく業界で初の試みでした。なんといっても心強かったのは、気軽に利用できてスピーディーに対応していただけるサポート体制です。またサーバの手配、OSやSQL等の準備が不要ですから、その分、構築にかかる工数を削減でき、コストを抑えることもできました。もちろんクラウドサービスならではの、必要なときに必要な分だけサーバを利用できる点も最適投資を実現し、お客様の急増等にも即対応できるので満足しています」。さらに、導入後の効果について中村氏は「FGCP/A5ではWindows Azure上で動作するミドルウェアが揃っています。例えば、Interstage List Creator 帳票出力を利用し、注文書などの帳票をPDFで生成することができます。これはお客様にとって大変喜ばれる機能です。PDFを生成することでお客様側で容易にデータのバックアップができる点も便利ですね」と、手ごたえを感じています。

SIer企業のジョイントビジネスの環境づくりにも期待できる

今後の展開について、両氏は次のように語っています。「他の基幹システムにおいて強みを持つSIer企業と当社がジョイントし、より多様な、そして魅力的なERPを提供したいと考えています。FGCP/A5を利用すれば、そんなアプローチが短期間に実現しそうです」(松本氏)。「万全のうえに万全を期すため、将来的に日本国内にもう1箇所データセンターを。あるいは国内データセンター並みの安全性を備えた海外データセンターがあっても良いと思います」(中村氏)。

富士通はこれからも、お客様の様々なご要望に応えながらFGCP/A5を進化させてまいります。

【株式会社富士通システムズ・イースト 概要】
所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス
代表者 代表取締役社長 石川 享
設立 1979年4月
従業員数 4,500人(2012年4月現在)
ホームページ 株式会社富士通システムズ・イーストホームページ新規ウィンドウが開きます

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