このページの本文へ移動

ICT化への高い障壁を抱える介護事業の現場に
PaaSの活用でだれでも手軽に使えるSaaS型業務支援パッケージを提供

クラウド導入事例 株式会社ブルーオーシャンシステム様 ロゴ写真

株式会社ブルーオーシャンシステム様 導入事例


SaaSサービスで提供する介護業務支援システムに日々改良を加え、直感的に理解可能で、気持ちよく使って頂けるシステムを作り上げていきたい。ICTベンチャー企業の株式会社 ブルーオーシャンシステム様は、「FGCP/A5 Powered by Windows Azure™」(以下、FGCP/A5)を利用。多忙を極める高齢者介護・障害者支援事業所のスタッフが手軽に利用できるシステムを作り上げ、高い評価を得ている。

「FGCP/A5 Powered by Windows Azure™」は、
「FUJITSU Cloud Service A5 for Microsoft Azure」へ
名称変更しました。
[ 2012年5月29日掲載 ]

種別 SaaSを採用していません PaaSを採用しています IaaSを採用していません DaaSを採用していません NetWorkを採用していません プライベートクラウドを採用していません
サービス FUJITSU Cloud Service A5 for Microsoft Azure
(旧名称:FGCP/A5 Powered by Windows Azure™)
選んだ理由 ネットワークレスポンスが高く、デプロイメント作業をスピードアップできる
採用のポイント 利用しやすいサポートデスク
業種 情報通信業

株式会社 ブルーオーシャンシステム 代表取締役 岡本健治氏
「多い時には1日に2度以上、プラットフォーム上のアプリケーションに改変を加えます。その時、ネットワーク経由でプログラムを送り込むデプロイメントと呼ばれる作業を行うのですが、富士通のFGCP/A5をトライアル利用してみると格段に速い。Windows Azureで構築しているアプリケーション資産をそのまま活かせますから、さっそく利用を決めました」

【課題と効果】
1 頻繁なアプリケーションの改変に伴う作業時間を短縮したい ネットワークレスポンスの高い国内データセンターの利用で、プラットフォームに改変プログラムを送り込む作業をスピードアップ
2 最新技術利用時に発生する問題の解決に、強力なサポートが必要 専門部隊を揃えたサポートデスクを利用し、電話による相談も可能に
3 ユーザー側のレスポンスを少しでもスピードアップしたい 国内データセンターのFGCP/A5利用で、レスポンスを向上

入力フォーム 本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

介護事業界の大きな課題は記録業務の効率化

株式会社 ブルーオーシャンシステム様は、岡本健治氏、寺岡正人氏の共同経営で2010年に設立された福祉・医療業界向けシステム開発販売企業。最新のクラウドコンピューティング技術を使い、主に高齢者介護・障害者支援事業所に記録業務支援用パッケージシステムを開発・販売しています。これらの事業所において今大きな課題となっているのが、日々の記録事務作業の効率化です。例えば、介護保険制度においては、いつだれに、どのような介護サービスが実施されたかを詳しく記録することが義務づけられています。また、介護対象者のご家族からも、どのようなサービスを受けているのか、それが利用料金に見合った内容であるかを説明する報告書などが求められています。さらに各事業所においては、介護サービスの質を向上するため、職員同士が介護対象者の状態変化などの情報を共有する必要があり、そのための記録も重要な業務になっているのです。

株式会社 ブルーオーシャンシステム 代表取締役 岡本 健治 氏の写真
岡本 健治
株式会社 ブルーオーシャンシステム
代表取締役

このような記録業務の増大を背景に介護業界では、ICTを活用した支援システムの必要性が高まっていますが、その導入はあまり進んでいないといわれます。同社代表取締役の岡本健治氏はこう説明します。「高齢者介護・障害者支援の現場は慢性的な人材不足で多忙を極め、常に忙しく立ち働いているので、システムを導入してもゆっくり操作に習熟するという状況ではありません。また事業所は地域に分散していることが多いので、各事業所にサーバを設置してシステムを利用するとなると、ハードウェアのコストがかさみ経営を圧迫してしまうのです。しばしば改正される保険制度にシステムを対応させるためにコストがかかることも導入を阻んでいます」。

クラウドだから実現する介護事業所とICTベンチャーのWIN・WIN

同社はこのような導入障壁を一気に解消するために、クラウドサービス上に記録業務支援システムを作り、SaaSサービス(「BlueOceanNote」)として販売するビジネスモデルを構築し事業をスタートさせました。同社専務取締役の寺岡正人氏はこう述べています。「SaaSサービスであればお客様の事業所が複数箇所でも、インターネット接続環境とPCさえあれば、どこからでも情報を記録し、クラウド上に保存・蓄積し、必要に応じて検索・利用できるのです。サーバなどのハードウェアも必要なく初期コストも抑えられます」。

株式会社 ブルーオーシャンシステム 専務取締役 寺岡 正人 氏の写真
寺岡 正人
株式会社 ブルーオーシャンシステム
専務取締役

また、このビジネスモデルは、サービスを提供する同社にも大きなメリットが考えられました。「少人数でスタートしたベンチャーなので、クライアントサーバによるシステム提供では、ユーザー数が増えるにつれSEによる設置・保守作業が追いつかなくなります。クラウドサービスはデータセンターに構築したアプリケーションを、インターネットを介してご利用いただくので、お客様先に出向いての作業はサービスご提供開始時の操作教育が中心で、サーバの設定やメンテナンス作業は発生しません。さらに、お客様の事業所展開などに合わせてクラウド上のサーバリソースを柔軟に増減できるメリットもあります」(寺岡氏)。

複数社のクラウドサービス プラットフォームを検討した結果、同社は信頼性の高い技術情報、更新プログラムや技術サポートが提供されている点を高く評価し、マイクロソフト社のWindows Azure Platformを採用しました。

導入の理由

国内データセンターならではの高レスポンシビリティ

Windows Azure Platform上に記録業務支援システムを構築した同社は、「パソコンに慣れていなくても、直感的に使える操作性と画面デザインを追求し続ける」というスタンスで、徹底的にシステムの改良に取り組んでいます。「極端な話なのですが、使いやすくなるのであれば毎日のようにバージョンアップしても良いと考え、日々改善に取り込んでいます。操作性が大きく変わりユーザーが戸惑ってしまってはいけませんが、実際には『明日はどこが改良されるか、楽しみにしています』といった声も寄せられます」(寺岡氏)。

多い時には1日に2度以上、プラットフォーム上のアプリケーションに改変を加えることもあるといいます。この取り組みを徹底して行っているなか、寺岡氏はこう語ります。
「ユーザーの運用を止めずにアプリケーションのバージョンアップが実施できるのもWindows Azure Platformの優れたところです。また、ネットワーク経由で改変したプログラムを送り込むデプロイメント作業を行うのですが、富士通のFGCP/A5をトライアル利用したところ格段に速く、数十分かかっていた時間が約半分に短縮されました。しかもWindows Azureで構築しているアプリケーション資産をそのまま活かせるわけですから、さっそく利用を始めました」。

安心のサポート体制に支えられ最新技術に挑戦

また、同社はFGCP/A5のサポート体制を高く評価しています。最新技術を積極的に取り入れている同社の場合、これまでSEが遭遇したことのない技術的問題の解決を迫られることがよくあるといいます。「そんな場面では、専門部隊が常駐するFGCP/A5の日本語サポートデスクに、直接電話で相談できる高品質のサポートサービスが心強いのです。たとえ専門外の質問であっても『こうしてみたらどうでしょうか』と相談に乗ってくれるので、解決のヒントをつかみやすく助かっています」(寺岡氏)。

BlueOceanNote(モバイル)を利用した訪問サービスでは、WindowsPhone等モバイルデバイスを使用して訪問先からFGCP/A5上のデータベースに保存、蓄積します。
BlueOceanNoteを利用した施設・通所サービスは、インターネットWEBブラウザがあれば利用できます。FGCP/A5上の帳票ライブラリから記録様式をダウンロードし、業務に必要な業務日誌、申し送り・連絡票、各種一覧表、経過グラフをカスタマイズできます。

導入効果と今後の展開

PaaS利用で生まれた余力をシステム機能強化とSE育成に向ける

FGCP/A5利用のメリットは、ユーザー側にも現れているといいます。「検索スピードが速いので、ユーザーの皆さんもレスポンスの向上をはっきり感じているようです。感覚的なのですが時間のかかる処理でもキーをたたいて5秒待っていたのが、3秒以下に早まった感じです。1つのサービスを終えたら、すぐに業務を記録し、次のサービスをこなさなければならない介護現場の職員さんのためには、さらにアプリケーションを改良し、待ち時間を1秒でも短縮したいと考えています」(寺岡氏)。

また岡本氏は、FGCP/A5のメリットを活かし2つの展開を考えています。1つは、直感的に使える記録業務支援システムを、より高度な活用に応えるシステムへと進化させることです。岡本氏はこのように語ります。「ユーザーさんが記録を蓄積していくことで、例えば感染症や病状変化の前兆に気づく機能。類似症例や他の介護スタッフの経験から、学ぶべきポイントをプロファイリングする機能。さらに、待機中のスタッフや外出中のスタッフと嘱託医をつなぐメッセンジャー機能などを強化していきたいのです」。

そしてもう1つの展開は、自社SE力の強化です。「クラウドは、システム保守・管理業務からSEを解放してくれます。その余力を、新たなSEの育成に振り向け、社としての技術力を向上させていく。それが当社の今後の成長を担保すると考えています」(寺岡氏)。

富士通はこれからも、PaaSサービスを進化・発展させ、介護・医療の現場を支え続けてまいります。

株式会社ブルーオーシャンシステムの皆様の写真

【株式会社ブルーオーシャンシステム様 概要】
所在地 静岡県静岡市葵区紺屋町11-1浮月ビル3F
代表者 代表取締役 岡本 健治、専務取締役 寺岡 正人
設立 2010年3月
事業内容 医療・高齢者介護・障害者支援・保育分野の業務支援システム開発と提供。
ホームページ 株式会社ブルーオーシャンシステムホームページ新規ウィンドウが開きます
株式会社ブルーオーシャンシステム様のロゴ

【ご紹介したサービス】

【導入事例(PDF版)】

本事例に関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。