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獺祭×ICT 酒造好適米の栽培技術の見える化

日本酒「獺祭」の原料となる山田錦の生産拡大を支援するため、旭酒造株式会社様(以下、旭酒造様)は食・農クラウド「Akisai」を導入。契約生産者の山田錦栽培データの蓄積を開始しました。このデータの活用により、山田錦の生産ノウハウや知見の共有を目指しています。

酒造好適米である山田錦の栽培技術を「Akisai」で見える化

旭酒造様が製造・販売する日本酒「獺祭(だっさい)」は、酒造好適米として評価の高い山田錦を半分以上磨いて造られた純米大吟醸と呼ばれる日本酒です。その味わいは国内のみならず海外でも好評であり、現在アメリカやドイツ、フランス、モナコ、エジプト、香港など世界各地で日本酒ファンを虜にしています。

「獺祭」の評価が高まり、出荷量が増えるにつれ、課題となったのが原料である「山田錦」の安定的な確保でした。
「山田錦」は酒米としての評価は高いですが、丈が高く倒れやすいため、生産者にとっては作りにくいお米でした。
また生産者の高齢化や新規就農者の減少により、米の作り手そのものも減っており、新たに山田錦栽培に取り組もうとする生産者も少なかったため、国内全体の山田錦生産量は伸びていませんでした。そこで、旭酒造様は山田錦の生産者拡大と安定的な生産の実現を目的に2014年4月よりICTを活用した山田錦栽培の見える化に着手しました。

具体的には、山口県内で山田錦を生産する生産者に富士通の食・農クラウド「Akisai(秋彩)」の農業生産管理SaaS生産マネジメントSとマルチセンシングネットワークを導入し、日々の作業実績や、使用した農薬、肥料のほか、稲の生育状況、収穫時の収穫量、品質などを記録しています。

田んぼにはセンサーを設置し、気温や湿度、土壌温度、土壌水分などを1時間ごとに自動で収集し記録しています。定点カメラも活用し、毎日生育の様子を撮影して記録しています。これらの結果から、その地域での田植え時期や肥料の時期、栽培方法の情報をまとめ、山田錦栽培のノウハウとしてまとめています。

環境情報を蓄積するマルチセンシングネットワーク

この取組みを通じて、旭酒造様は山田錦栽培に取り組む生産者を増やし、山田錦の生産量拡大と品質向上につなげていきたい考えです。

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