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MBA3 NPシリーズ 設定情報
- このページの情報を元にお客様が装置の設定を変更し、装置の故障などが生じた場合、当社ならびに装置の製造販売元は責任を負いません。
1. 設定端子について
- HDDをシステムに搭載する前に、必要に応じて設定端子CN2の設定をします。
- このページにおける、設定端子の「ショート」および「オープン」は次の意味です。

- 「ショート」とは、指定のピン間に短絡プラグを取り付けた状態です。
- 「オープン」とは、指定のピン間から短絡プラグを取り外した状態です。
- 図1に設定端子CN2の位置を示します。図2に各端子の機能および工場出荷時の設定を示します。

図1 設定端子の位置

図2 設定端子CN2 各端子の機能および工場出荷時の設定
注意
以下の事項を守らない場合は、データ消失の危険があります。
- 本ページに記載されていない設定端子は、ユーザによる変更が禁止されています。 工場出荷時の設定状態を変更しないでください。
- 電源投入状態では、設定端子の設定変更を行わないでください。
但し、ライトプロテクト設定を除きます。 - 設定端子のショートには、工場出荷時に装着されている専用短絡プラグを使用してください。
2. SCSI IDの設定
SCSI IDの設定を表1に示します。
工場出荷時は、SCSI ID 15に設定されています。
重要
- 外部オペレーターパネルのCN1端子を使用し、SCSI IDを設定するときは、表1のピンをすべてオープンに設定して下さい。
ショートされているピンがある場合は、SCSI IDを正しく設定できません。 - 同一のSCSIバス上に接続されるSCSIデバイスの間で、SCSI IDが重複しないよう設定して下さい。
- ARBITRATION フェーズで競合した場合のSCSIバス使用権の優先順位は、以下のようにSCSI IDによって決まります。
7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2 > 1 > 0 > 15 > 14 > 13 > 12 > 11 > 10 > 9 > 8
| SCSI ID | 設定端子 CN2 | |||
|---|---|---|---|---|
| 1ピン ~ 2ピン | 3ピン ~ 4ピン | 5ピン ~ 6ピン | 7ピン ~ 8ピン | |
| 0 | オープン | オープン | オープン | オープン |
| 1 | ショート | オープン | オープン | オープン |
| 2 | オープン | ショート | オープン | オープン |
| 3 | ショート | ショート | オープン | オープン |
| 4 | オープン | オープン | ショート | オープン |
| 5 | ショート | オープン | ショート | オープン |
| 6 | オープン | ショート | ショート | オープン |
| 7 | ショート | ショート | ショート | オープン |
| 8 | オープン | オープン | オープン | ショート |
| 9 | ショート | オープン | オープン | ショート |
| 10 | オープン | ショート | オープン | ショート |
| 11 | ショート | ショート | オープン | ショート |
| 12 | オープン | オープン | ショート | ショート |
| 13 | ショート | オープン | ショート | ショート |
| 14 | オープン | ショート | ショート | ショート |
| 15 | ショート | ショート | ショート | ショート |
3. 設定端子によるモード設定
3.1 終端電源供給設定
- SCSI終端抵抗用電源(TERMPOW)を、ドライブから供給するかどうかを表2に従って設定します。
- 工場出荷時の設定は、「供給する」です。
HDD からのSCSI 終端抵抗用電源供給の有無 |
CN2 23ピン ~ 24 ピン |
|---|---|
| 供給しない | オープン |
| 供給する | ショート |
3.2 モーター起動モード
- 表3に従って、HDDのスピンドルモーターの起動制御方法を設定します。
- この設定は電源投入時およびマイクロプログラムのダウンロード後の動作モードを決め るだけであり、どちらのモードを選択しても、スピンドルモーターの停止および再起動はSTART/STOP UNITコマンドで制御することができます。
- 工場出荷時の設定は、「電源投入直後およびマイクロプログラムのダウンロード後、直ちにモーターが起動される」です。
スピンドルモーターの起動タイミング |
CN2 11ピン ~ 12 ピン |
|---|---|
| モーターの起動はSTART/STOP UNIT コマンドで制御 | オープン |
| 電源投入直後およびマイクロプログラムのダウンロード後、直ちにモーターが起動される | ショート |
3.3 ライトプロテクト
- 表4の設定により、ディスク媒体への書込みを禁止することができます。
- 工場出荷時の設定は、「ライト動作を許可する」です。
ライトプロテクト |
CN2 9ピン ~ 10 ピン |
|---|---|
| ライト動作を許可する | オープン |
| ライト動作を禁止する | ショート |
3.4 SCSIインターフェースの動作モード設定
- 表5の設定により、SCSIインターフェースの動作モードを強制的にSingle-Endedモードに設定する ことができます。
- 本設定端子がオープンの場合には、HDDのSCSI インターフェースの動作モードはSCSI Bus上のDIFFSNS信号のレベルをHDDが自動的に認識して動作モードの設定を行います。
- 工場出荷時の設定は、「SCSI Bus上のDIFFSNS信号のレベルに従う」です。
動作モード |
CN2 15ピン ~ 16 ピン |
|---|---|
| SCSI Bus上のDIFFSNS信号のレベルに従う | オープン |
| Single-Endedモード | ショート |
3.5 SCSIインターフェースのバス幅設定
- 表6の設定により、SCSIインターフェースのバス幅を強制的に8bitバスモードに設定することができます。
- 本設定端子は、HDDのSCSIインターフェースの上位バス(DB8-15,P1)が、HDDの外部で未接続となる場合だけHDD内部でのSCSIインターフェースの上位バス(DB8-15, P1)の論理レベルを保証するために設定が必要となります。
- 工場出荷時の設定は、「16-bitバス」です。
バス幅 |
CN2 13ピン ~ 14 ピン |
|---|---|
| 16-bitバス | オープン |
| 8-bitバス | ショート |
4. コマンドによる動作モード設定
- 本製品は、設定端子による設定以外に各種動作のモード設定を備えています。
- このモード設定は、CHANGE DEFINITIONコマンドを使用し設定を行うことができます。
- 各種動作モード設定の内容と出荷時の設定を表7に示します。
モード設定 |
出荷時の設定 |
|---|---|
| SCSIレベル | SCSI-3 |
| WDTRメッセージ送出 | HDDから未送出 |
| ユニットアテンション報告モード | 報告する |
| リセレクションリトライ回数 | 制限なし |
| SDTRメッセージ送出 | HDDから未送出 |
| リセレクションタイムアウトディレイ | 250ms |
| スピンドルモーター起動遅延時間 | 0秒 |
- 掲載の情報は、OEM先により仕様を変更している場合があります。詳細は製品のご購入先へご確認ください。
- 掲載の製品は、日本においてはOEM顧客様向けに販売している製品です。個人のお客様向けの小売販売、および技術サポートは実施しておりません。
