磁気ディスク装置 OEM製品ユーザーズガイド
第1章 開梱
結露に対する配慮
HDDが低温の環境下に長時間放置されていた場合、これを高温環境下に急激に移動すると結露することがあります。このような場合は、HDD本体が暖かい環境温度になじむまでの一定時間、HDDを梱包状態のまま置いておく必要があります。
特に冬季において、屋外や空調設備のない倉庫に長時間放置されていた HDDを空調設備のある室内に持ち込んだときに、このような注意が必要です。
HDD本体と環境温度の差が20 ℃以上ある場合に、結露に対する配慮をしてください。HDDが周囲温度になじ むまでの時間は、HDD本体と環境温度の差に依存しますが、約15 ℃あたり1時間を目安としてください。詳細は、第3章をお読みください。
静電気に対する配慮
HDDには静電気放電によって破壊の恐れのあるCMOS 半導体が使用されておりますので、帯電防止マットを敷いたり人体アースを施したりして、静電気による素子破壊を生じないように注意してください。
また、スイッチ設定などで必要となる場合以外は、プリント板ユニットに直接手を触れないようにしてください。
なお、装置が入っていた静電気帯電防止用のビニール袋の上にHDD を載せたまま電源を投入しないでください。静電気帯電防止用のビニール袋は導電性であり、HDDを破損させる恐れがあります。
機械的破損に対する配慮
規定以上の振動や衝撃を与えると、HDD が損傷する恐れがあります。HDDを堅い机などの上に直接置くことを避け、ゴムマットのような柔らかい材料の上に置くという配慮をお願い致します。詳細は、第3章をお読みください。
HDDを持ち運ぶ際に、プリント板ユニット面やインターフェースコネクター部を持つとプリント板ユニットに無理な力が加わって変形したり、損傷を与えたりする恐れがあります。持ち運びの際は DE(1)本体を持つように心掛けてください。
用語解説
- 1 DE:
- Disk Enclosureの略。詳細は、第8章 技術用語解説をお読みください。
