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Fujitsu

Japan

Oracle OpenWorld 2014 富士通現地レポート

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2014年10月14日

富士通 Executive Solution Session

今年のExecutive Solution Sessionでは、R&D Center North America EVPの渡部 が「 The Best Cloud Platform that also supports Oracle Database In-Memory 」というタイトルで講演しました。

会場を埋め尽くす聴衆を前に、渡部は、SPARC M10(海外ではSPARC M10を「Fujitsu M10」として販売。以下SPARC M10)がクラウド基盤およびOracle Database In-Memoryに最適なプラットフォームであることを、デモや事例をまじえてご紹介しました。

当社は、6年連続でExecutive Solution Sessionに登壇しています。Oracle Corporation(以下、オラクル社)からゲストスピーカーもお迎えし、富士通とオラクル社のパートナーシップを強調しました。

Oracle OpenWorld 2014
富士通 Executive Solution Session
日時 2014年9月29日(月曜日)
テーマ The Best Cloud Platform that also supports Oracle Database In-Memory
講演資料 (17.38 MB )
スピーカー 渡部 悟朗, EVP, Fujitsu R&D Center North America
Bill Nesheim, Vice President, Solaris Platform Engineering Oracle Corporation
ビデオ フルバージョン(約45分)Open a new window

The Different World(世界の変化)と富士通のクラウドサービス

富士通は、より豊かで安全で環境に優しい社会「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の実現を目指し、クラウド技術を活用したさまざまな取り組みを行なっています。

環境、自動車、食・農クラウドの3分野にフォーカスすると、地球環境をダッシュボード上で可視化する"環境経営ダッシュボード"、車載サーバとクラウドの連携による"環境"、"安全"、"快適"の提供、そして、農業クラウドの実証実験を経た低カリウムレタスの実証などがあげられます。
刻々と移りかわる世の中の変化に、富士通は高いテクノロジーで対応しているのです。

最適なクラウドプラットフォームとは?

安価なパブリッククラウドが注目される中、渡部はいくつかの最近のニュースを引き合いに、データの保存場所が国をまたぐことによる法規制や、データそのものの管理について懸念を示し、聴衆にプラットフォームのあり方を問いかけます。

プライベートクラウドであれば、データを手元で安全に管理することができます。そして、重要なのはオープンで標準化されたインターフェースをもつことです。それを実現したのがOpenStackであり、それを取り込んだクラウドOSはOracle Solarisであると説きます。

OpenStackに対応するOracle Solaris

オラクル社 Solaris Platform EngineeringのVice PresidentであるBill Nesheims氏が登場。Oracle Solarisがエンタープライズ向けOSとして最適であること、そして、OpenStackをOracle Solarisに密に組み込んでいることをご説明いただきました。
Oracle Solarisは、クラウドOSとして多くのお客様に受け入れられることを強調しました。

クラウドプラットフォームとして最適なSPARC M10

渡部は、高速性、Dynamic Scaling、そして高い付加価値により、SPARC M10はクラウドプラットフォームとして最適であると語ります。

X86サーバとSPARC M10のメモリアクセス性能をデモを用いて比較し、SPARC M10の優位性を実証しました。

SPARC M10で実現するインメモリデータベース

SPARC M10には、大容量メモリ搭載、CPU・メモリ間の広帯域、そして オラクル社と富士通の密接な連携により開発されているSoftware on Chipという特長があります。

これらは、Oracle Database 12c のオプションであるOracle Database In-Memoryとの組み合わせにより、圧倒的なデータベース性能を達成することを、渡部はデモにより証明しました。

デモは、

  • Oracle Database In-Memory とSoftware on Chipを両方使用
  • Oracle Database In-Memoryのみ使用
  • 両方とも未使用

の3つの環境でパフォーマンスを比較しています。

Oracle Database In-Memory とSoftware on Chip で実現される卓越した高速性は、多くの聴衆を魅了しました。

ワールドワイドで広がる導入実績

世界中のお客様に広がるSPARC M10の採用実績を、渡部は導入効果をふまえながら紹介していきます。

お客様のデータを実際に用いて事前検証を行う「Proof of Concept」(PoC)では、 Oracle Database In-Memory とSoftware on Chipの使用により、使用しない場合に比べて400倍の性能をたたき出している事例もあります。

将来に向けた技術革新

今年の「Hot Chips 26」で当社が発表した次世代スーパーコンピュータに搭載するSPARC64™プロセッサ「SPARC64 XIfx」をウェハとともに披露しました。

富士通は、圧倒的なテクノロジーで今後も技術革新を続け、SPARC64プロセッサやSPARC M10の提供を継続してまいります。

セッションの最後は

最後は、富士通のExecutive Solution Sessionの恒例となっているクイズです。

今年は、低カリウムレタスを生産している会津にちなんだ「侍クイズ」を出題しました。
150年前は侍が戦争、50年前は最先端の半導体工場、そして現在はハイテクレタス工場と、変わり続ける会津を渡部はユーモアをまじえて紹介します。
その侍達が写っている写真はいったいどこで撮影されたものかが今回の設問です。答は来年、富士通のセッションで明かされます。

抽選会では、富士通の防水Windowsタブレットを抽選でプレゼントしました。会場は大きな盛り上がり、盛大な拍手に包まれて講演を終えました。

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