DDR4 メモリ
2014年9月発表製品、RX2540 M1から採用を開始しました。
DDR4規格
DDR3 SDRAMの後継としてDDR4が規格化されました。DDR3 SDRAMはデータ転送速度は最大1.6Gbps(1,666Mbps)でしたが、DDR4 SDRAMでは3.2GT/s(3,200MT/s)で約2倍となっており、最終的には4.266GT/s(34.1GiB/s)を目指すとされています。
「バンクグループ」の導入
DDR3 SDRAMでは、メモリーセルアレイは8個のメモリーバンクに分割され、各々が一つの入出力バッファーに接続されていました。
DDR4 DRAMでは、メモリーセルアレイは倍の16個のメモリーバンクに分割されました。さらに、メモリーバンク4個ごとに一つのバンクグループにまとめました。入出力は、各グループごとのローカルバッファーが用意され、これが一つのグローバルバッファーに接続されます。そして異なるバンクグループに連続アクセスすることでデータ転送速度をDDR3の倍に高めました。
メモリーモジュール
DDR4の標準のDIMMの横幅はDDR3と同じサイズで133.35mmです。しかし、端子数が増えてピッチが狭くなっており、コネクタの互換は無く、実装はできません。
仕様
名称 |
クロック周波数 |
転送速度 |
チップ |
モジュール |
メモリクロック |
バスクロック(DDR) |
DDR4-2133 |
PC4-17000 |
133MHz |
533MHz(1066MHz) |
17.0GB/秒 |
PRIMERGYのメモリ機能
- ECC付き
- メモリ保護 メモリスクラビング、SDDC(Chipkill)機能付き
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