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特集記事 仮想化/クラウド時代のサーバ運用管理はどうあるべきか ―仮想/物理混在環境における運用の最適解―

仮想サーバによるリソースの集約・統合が進み、クラウドの活用機会も増えている今日のICTインフラ。その運用管理は、物理/仮想の混在環境が前提となり、TCO削減やセキュリティ保護、事業継続性の確保など経営層からの要請に高いレベルでこたえていく必要があります。そこで今回は、仮想化集約・統合を進める一方、物理サーバでの稼働業務も継続運用する昨今の典型的なサーバインフラにおける、運用管理のポイントについて考察します。そして、とるべき最適解として、PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」の最新のサーバ運用管理ソリューションがもたらすメリットをご紹介します。

物理/仮想サーバの混在、そしてクラウド活用…
複雑化が一段と増す今日のICTインフラ

物理サーバの保守運用の効率化や電力コストの削減、サーバルームの省スペース化などのメリットに着目して、サーバの仮想集約・統合に取り組む企業が増えています。しかし、大量に立ち上げられる仮想サーバの管理など、仮想環境ならではの課題・問題も存在します。

また、業務の内容やアプリケーションの特性・ライセンス体系によっては、物理サーバ単位で独立稼働させたほうが好都合なシステムもあり、物理サーバと仮想サーバが混在する複雑な構成が、今日のサーバインフラの実態となっています。

加えて、昨今ではパブリッククラウドやプライベートクラウドなど、企業の情報システムでのクラウドコンピューティング活用が一般化し、利便性が増す一方、物理・仮想・クラウドの環境が混在することにより、ICT部門の運用管理は複雑化しています。

そのようなジレンマを解消していくためには、複雑な物理/仮想混在環境を前提とした、適切な運用管理が欠かせません。そのため、ICTインフラを効率よく安全に運用できる仕組みの確立が急務となるわけです。以下、その取り組みにあたっての主な観点と最適解について考察してみます。

今日のサーバ運用管理における注目すべき点

今日のサーバ運用管理の選定を考える上で、(1)物理/仮想混在環境を一元管理・監視できること (2)サーバの用途に応じた物理/仮想の使い分けが容易であること (3)ハードウェア故障の発生状況と影響範囲をスムーズに把握できること の3つが重要なポイントとなります。

(1)物理/仮想混在環境を一元管理・監視できる

物理サーバと仮想サーバとで、管理・監視やバックアップなど各種管理作業のツールや操作体系がバラバラなため、作業に著しく時間がかかってしまうケースが間々あります。そこで、サーバ製品に、物理/仮想が混在するサーバインフラ全体を俯瞰して一元管理・監視する手段が用意されているかどうかは、サーバインフラ選定・設計時にたいへん重要となってきます。

(2)サーバの用途に応じた物理/仮想の使い分けが容易

上述したように、サーバインフラは必ずしも仮想化集約一辺倒ではなく、業務内容やアプリケーションによっては物理環境のほうが適切なケースがあります。いずれのサーバ環境で運用するかの的確な見極めと、同一インフラ内での、用途に応じた使い分けが容易に行えるツールが用意されているかを確認する必要があるでしょう。

(3)ハードウェア故障の発生状況と影響範囲をスムーズに把握できる

サーバのハードウェアおよび仮想化ソフトの性能向上に伴ってサーバ集約率が飛躍的に高まった結果、今では1台の物理サーバ上で数百、数千の仮想サーバを運用するような環境が珍しくありません。その際に問題となるのが、ハードウェアの故障がサーバ上のアプリケーションに及ぼす影響です。重要なアプリケーションが多数同時稼働するサーバで万一故障が発生した場合、業務に深刻な影響を及ぼしかねないからです。
したがって、故障発生時のサーバの状況や影響が及ぶ範囲を迅速に把握する手法、具体的にはICTリソースの使用率や未使用領域、想定される障害の影響範囲などをビジュアルに可視化する機能のよしあしが重要になります。

サーバ運用管理に確かな解をもたらす
富士通のサーバ運用管理ソリューション

上述したポイントを踏まえて、どんな特長・機能を備えたサーバや運用管理を選定すればよいのでしょうか。ここでは、その最適解として、PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」とサーバ運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Suite」を中心に構成される、ServerView Operations Managerの特長・機能を見ていきます。

(1)物理/仮想混在環境での管理・監視操作をシンプルに統一

物理サーバと仮想サーバ(VMware/Hyper-V)で異なる管理操作を、ServerView Operations Managerでは共通のインターフェースで統一できます。これにより、サーバ管理者は、物理サーバの電源投入/シャットダウン/リブート、仮想サーバの起動/停止/リブートなどの管理作業を容易に行うことができ、複数の環境を操作するわずらわしさから解放されます。

物理環境と仮想環境を一つのコンソールで監視できるServerView Operations Managerのイメージ

(2)サーバインフラ全体の一元管理・監視と可視化・自動化

ServerView Operations Managerを用いることで、サーバ管理者は、多数のブレードが装着されたシャーシを含め、すべてのサーバの一元管理・監視をビジュアルなGUIの下で容易に行うことができます。

仮想サーバの詳細情報やパフォーマンスを見ることができるServerView Operations Managerのイメージ

これに加え、サーバの導入から運用、保守を省力化する自動化・可視化ソフトウェア「FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator」を用いることで、サーバの状態をわかり易く表示し、業務名をゲストの移動に連動して表示します。それにより、集約した環境の運用が統一され、運用管理の負荷を軽減できます。各サーバの状態がアイコンでわかりやすく表示され、電源のオン/オフやハードウェア障害の発生状況などを容易に確認できます。

さらには、自社で設定した業務ラベルが仮想サーバの移動時に自動的に追従したり、ゲストの仮想マシンの属するサーバを記録し、移動したVirtual Machine(VM)を自動的に元のサーバにマイグレーションしたり、リソース負荷や稼働時間に連動して、シャーシやサーバの電源が自動制御されたりといった各種の自動化機能によって、管理作業負荷の軽減と、電力コストを含めたTCO(総所有コスト)の削減に貢献します。

【「ServerView Resource Orchestrator」のブレードビューア】

「運用改革」から始まるビジネスイノベーション

自社のビジネス拡大への貢献やイノベーションを支えるICTインフラの実現―これこそが今日のICT部門に求められる重要なミッションだと言えます。本稿で説明してきた、物理/仮想混在環境で顕在化した諸課題を解決しうる最新の運用管理アプローチは、そうしたビジネスイノベーションを支えるICTインフラ実現にあたって不可欠な取り組みとなります。

富士通は、"「運用」が変わる。サーバが変える。" をコンセプトに掲げ、本稿で紹介したサーバ運用管理ソリューションをはじめとして、「統」「柔」「省」の3つの観点から、サーバ起点で運用管理の効率化を追求しています。こうした取り組みによるさまざまなソリューションや技術は、ユーザー企業が目指すビジネスイノベーションの実現を支える強力な基盤となるのではないでしょうか。

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