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特集記事 すべてはお客様のビジネスのために

PRIMERGYの製品づくりにおいて、お客様のよりよいビジネス環境の実現のために追求してきた"3つのこだわり"(信頼性/使いやすさ/長くお使いいただくこと)についてご紹介いたします。

お客様のビジネス課題解決に向けた飽くなき追求

サーバは社会や企業の基幹業務を担うICTインフラのコアシステムであり、お客様の環境で要求される事業継続要件に沿って常に安定した稼働が求められます。CPUやメモリ、ディスク、電源など各種コンポーネントの技術進化に伴い、PCサーバ製品はかつてより性能・機能が飛躍的に向上することとなり、基幹システムをはじめとする重要な業務システムとしての導入が加速するようになりました。富士通のPCサーバ「PRIMERGY」では、そのような基幹・重要業務用途のニーズに対して、システムの安定稼働を左右する製品の基本性能や信頼性を向上させ続けることでこたえてきました。

そうしたなか近年、お客様を取り巻くビジネス課題が大きく様変わりし、サーバ製品選定の観点に変化が生じています。「移り変わりの激しい市場や新しい消費スタイルへの迅速な対応」、「仮想化環境やクラウドコンピューティングなどICTの新しいトレンドのキャッチアップ」、「データセンター/サーバルームの節電・省エネの推進」―これら今日のさまざまなビジネス課題を解決しうるICTシステムを構築するために、PCサーバに対するお客様のニーズは、仮想化、クラウドなどさまざまなファクターが加わり、多様化・高度化が進んでいます。

「お客様が今現在、どのようなビジネス課題を抱え、どのようなICTソリューションで解決しようとしているのか?」―これまでも、そしてこれからもお客様のニーズを見つめ、高いレベルでこたえ続けていくために、PRIMERGYの設計・開発・提供にあたっては、お客様が今、直面する種々のビジネス課題と、それらから生まれるニーズをつぶさに分析するところからすでに取り組みが始まっています。

その答えが、ラックマウントからタワー、ブレード、データセンター向けに至る、PRIMERGYの幅広い製品ポートフォリオの提供です。加えて、各製品・モデルにおいては、基本性能の高さや充実した機能はもとより、近年ニーズが高まっている省スペース性、省電力性、静音性を重視したモデルを用意するなど、お客様それぞれのPCサーバに求める性能・品質に対して、高いレベルで、かつ、きめ細やかに応えていくことを追求し続けています。

私たちは、ビジネスを支えるシステムの「信頼性」を高め、「使いやすさ」を向上させ、製品を「長くお使いいただく」という、徹底したお客様起点からの"3つのこだわり"を広く認めていただいた結果であるという思いを強くしています。富士通がお客様にご提供するPCサーバは、単なる"ものづくり"としての高品位の追求だけではなく、導入いただいた後も、お客様がどのように使われるのかまで見据えていくことで、常に継続的なアプローチを心がけています。先述の3つのこだわりは、その結果として生まれたものと言えるのです。

PRIMERGYが掲げる3つのこだわり 1.「信頼性」へのこだわり メインフレームクラスの品質管理体制 高信頼性を支援する冷却テクノロジー 2.「使いやすさ」へのこだわり お客様側での作業負担を大幅に軽減 運用環境にベストフィットする省スペース/省電力モデル 3.「長く使い続けていただく」ためのこだわり 製販一体化で、お客様の不便・不満を解消 ServerViewによるきめ細やかな運用管理 24時間・365日対応の保守運用支援サービスを提供

製品紹介 PRIMERGYのラインナップ

1.「信頼性」を高めるための取り組み

システムの安定稼働を支える、メインフレーム並みの品質管理体制

昨今、性能向上が著しいPCサーバのミッションとして、顧客サービスの向上や公益性の高い事業展開などの目的から、24時間・365日の連続安定稼働を要求されるケースが非常に増えています。また、昨年の東日本大震災発生時に、ICT機器の落下や大きな振動等による故障・システム停止が多数報告されたこともあって、ハードウェアの信頼性に対するお客様の要求は以前よりもいっそう増しています。

そこで富士通では、PRIMERGYの設計・開発・提供にあたって、システムの信頼性への要求水準がひときわ高い日本企業のサーバ運用環境をつぶさに分析。そこで得られた知見を、メインフレームで長年培ってきた高信頼・高可用システム構築のノウハウと併せて、設計から部品・部材調達、製造、検査、出荷に至るサプライチェーン全般での厳密な品質管理体制に適用しています。

具体的には、製造関連部門およびサプライヤーが緊密に連携しながら、数十に及ぶ品質試験(材料分析・回路解析、梱包輸送試験、落下試験、振動・地震耐久性試験、高温高湿環境ランニング試験、電源ON/OFF試験、経年変化試験など)を行い、不適格部品の徹底排除や故障要因の早期発見・解決を図っています。このような部品・部材の選定プロセスから高い品質を追求する体制と実践が、ハードウェアの信頼性向上の源泉となっています。

高・低温ランニング試験の様子
高・低温ランニング試験の様子
高温または低温状況下でのランニング試験、低湿度
または高湿度でのランニング試験による評価


取り組み紹介 「品質」へのこだわり

「GOOD FACTORY賞」受賞

PCサーバを製造する富士通アイソテックは、世界レベルの「品質」を追求し、信頼性の高い製品を送り出し続けているその体制づくりと活動展開などが評価され、日本能率協会が表彰する、優良工場表彰制度「2012年度(第2回)GOOD FACTORY賞」で「ものづくりCSR貢献賞」を受賞しました。

高い処理性能と信頼性を両立する冷却テクノロジー

PCサーバの信頼性を大きく向上させる技術として近年、非常に注目されているのが、冷却テクノロジーです。特に企業の基幹業務システムを担うサーバにおいては、冷却の仕組みのよしあしがシステムの安定稼働に大きな影響を与えるため、それを見極めるお客様の目もシビアになっています。

PRIMERGYには、冷却ファンの個数の最適化やエアダクトによる冷却効率向上などを図るエアフロー設計、フロントマスクの開口率を高めるハニカムデザイン、冷却効果を低下させる原因を最小化するケーブルレスデザイン、PRIMERGY向けに導入から運用までサポートするサーバ運用管理ソフトウェア「ServerView Suite」とインテル® Xeon®プロセッサの組み合わせによる電力制御など、多角的なアプローチで、処理性能を引き出しながら信頼性を高めています。

ServerView Suiteの運用管理機能のほか、部品やユニット等の二重化(冗長化)、高信頼・高可用システムの運用に不可欠な活性交換(ホットプラグ)機構、メインフレームで長年培ってきたノウハウが継承されたミドルウェア、豊富な実績に基づくソリューション・サービスなどを提供することで、お客様の高信頼システムの構築を支援しています。

PRIMERGYの冷却テクノロジー

製品紹介 高可用システムソリューション

2.「使いやすさ」を実現する取り組み

お客様の作業負担を大幅に軽減するための工夫

「この製品は非常に使いやすい」とご満足いただくための前提として、お客様の元に製品が納入された時点から、作業負担の軽減がいかに考慮されているかどうかは、PCサーバ選定時の重要なポイントとなっています。PRIMERGYでは、サーバの導入・構築・運用の全フェーズにわたって、お客様、とりわけサーバ管理者にとっての使いやすさ、作業の容易さとは何かを徹底追求しています。

導入時は、必要な諸作業を工場で事前に行った後に出荷する「ITインフラデリバリーサービス」を提供しています。サーバや周辺機器のラックへの搭載を実施する「ハード組み込みサービス」や、OSやアプリケーションのインストール・設定、仮想化ソフトウェアのHyper-Vの設定、動作確認を実施する「インフラ基本導入サービス」といったサーバシステムの構築に必要な諸作業を工場で事前に行った後に出荷し、お客様側での作業負荷の大幅な軽減を図っています。

加えて、ウィザード(対話)形式の簡単な操作でセットアップを行える「ServerView Installation Manager」やサーバの稼働状況監視をグラフィカルな表示から行える「ServerView Operations Manager」といった専用のツールにより、システム管理者は日々のサーバ運用管理作業を効率的に行えるようになります。

製品紹介 PRIMERGYのサービス

製品紹介 PRIMERGY バリューモデル

製品紹介 セットアップ支援「ServerView Installation Manager」

個々の運用環境にベストフィットする省スペース/省電力モデル

「設置面積当たりの性能」「ワット当たりの性能」といった指標があるように、今日、サーバ筐体の省スペース性や省電力性は、製品の使いやすさ、運用を左右する重要なファクターになっています。PRIMERGYの省スペースモデルの特長として、既存の小型部品を採用するだけにとどまらず、必要な機能や性能を満たしながら主要部品を小型化している点が挙げられます。特に、机上設置も可能なタワー型モデル「TX100 S3」やデスクトップPC並みのコンパクトな筐体サイズの「TX120 S3」は、データセンターや専用のサーバルームを持たない小規模オフィスにおいて手軽な設置・運用を可能にします。

省スペースを実現したタワー型サーバ/小型化で省スペース

また、省電力性に関しては、デスクトップPC並みの消費電力147Wを実現した「TX120 S3」や、本体電源OFF時の待機電力をゼロにする「0-Watt Function電源」をオプションで利用可能な「TX100 S3」をはじめ、PRIMERGY全体の特長となっています。なお、騒音値約25dBという大幅な静音化も実現した「TX100 S3」については、富士通グループの厳しい環境評価基準をクリアした「スーパーグリーン製品」として認定を受けています。

3.「長くお使いいただく」ための取り組み

製販一体化で、お客様の不便・不満を解消

PRIMERGYの開発・提供を通じて、富士通が最終的に目指しているのは、導入いただいた製品をお客様に長くお使いいただくことです。このこだわりを具現化する取り組みとして、富士通では製販一体化の体制を推進し、お客様に満足いただけるよう努めております。これは、サポート部門に寄せられた製品/サービスに関するお客様の声に対して、経営層、開発部門、営業部門がそれぞれの立場から改善案を出すことで、お客様側の不便や不満を解消していくというものです。ここでは製販一体化による製品の改善、品質向上の例として、ラック搭載作業と電源ケーブルでの改善を紹介します。

ラック搭載作業の簡易化と選択できる電源ケーブル

PRIMERGYのラックマウントモデル(RX100 S7/RX200 S7/RX300 S7)では、サーバのラックへの搭載作業を簡易化する機構として、「ドロップ・イン対応レール」や「クイックリリースレバー」を採用することで、サーバの設置/メンテナンスに要するお客様側での作業時間の短縮を図っています。

ドロップ・イン対応レールは、ラック支柱に取り付けたアウターラックレールからインナーレールを引き出し、インナーレールにサーバ本体を上から搭載できる"ドロップ・イン"に対応したラックレールです。この機構により、従来のようなインナーレールとサーバ本体の取り付け時の煩わしさが解消され、短時間で作業を完了できるうえ、設置作業スペースも少なくて済みます。また、クイックリリースレバーは、サーバのつまみネジで支柱に固定する従来方式に代わるもので、特別な工具を使用することなく、容易にサーバを固定できるようになります。

一方、電源ケーブルにおける改善として、お客様がサーバ設置環境に応じて最適なケーブルを選択できるようにしています。ラックマウント・サーバの場合、ラックへの搭載時にケーブルが長すぎることで、いわゆるケーブルのスパゲッティ状態となり、ラック内のエアフローが阻害されたり、ケーブル自身の発熱が問題になったりする場合があります。そこでPRIMERGYのラックマウントモデルでは、従来一律3mだったケーブルを、0.5~3mの長さをお客様が選べるようにしました。これにより、エアフローが改善され冷却性能が向上するとともに、ケーブル自身の発熱も最小化できるようになっています。

ServerViewとリモートマネジメントコントローラによるきめ細やかな運用管理

サーバ管理者が日々利用する運用管理支援機能の充実度合いは、製品を長く使い続けていただけるかどうかを左右するものです。PRIMERGYでは、標準のサーバ運用管理ソフトウェア「ServerView Operations Manager」に備わる多彩な通知機能(ポップアップメッセージ、PCやモバイルデバイスへのメール通知、SNMPトラップ転送、警告灯通知など)の活用により、サーバ管理者は、いつ、どのコンポーネントに異常が発生したのかをリアルタイムで把握できるようになります。加えて、PRIMERGYでは、リモート操作用のプロセッサ「リモートマネジメントコントローラ」を搭載しており、遠隔地にあるサーバを操作できます。さらにオプションライセンス(有償)を適用すれば、遠隔地にあるPRIMERGYのコンソール画面を手元の管理用PCにて表示・操作が可能です。BIOS画面やOS画面を操作できます。管理用PCのDVDドライブを遠隔地のサーバに接続されたドライブのように扱うこともでき、より柔軟な操作を実現できます。サーバの設置場所に移動する時間やコストを削減でき、サーバ管理者の負荷軽減に寄与します。

FANの状態を一目で把握でき、確実な対処が可能

また、「ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition」を導入して仮想環境やプラットフォームごとに異なる操作・管理を共通化したり、「ServerView パフォーマンスマネージャ」を用いて、システム全体のボトルネックとなる高負荷のコンポーネントの監視・特定を行ったりといった高度な監視管理もサポートしています。

製品紹介 サーバ監視ソフトウェア「ServerView Operations Manager」

製品紹介 ダイナミックリソース管理ソフトウェア 「ServerView Resource Orchestrator Virtual Edition

24時間・365日対応の保守運用支援サービスを提供

お客様との直接的なおつきあいである、製品に関するサービス/サポートの提供体制。このテーマにおいて富士通では数年来、お客様との距離をもっと縮めて、きめ細やかな"日本品質"のサポート/サービスを提供することに専心してきました。その成果として、サポートセンターと全国サービス拠点とを緊密に連携させ、業界最高水準のサポート/サービスを提供できる体制を整えています。加えて、万が一のシステム障害発生時に、24時間・365日対応でお客様の下へ担当エンジニアを派遣し、迅速に対処する保守運用支援サービス「SupportDesk」も提供しています。

以上、PRIMERGYの3つのこだわり「信頼性」「使いやすさ」「長く使い続けていただくこと」を実現させる特長や機能を紹介してきました。富士通はこれからも、お客様のビジネス向上や課題解決への取り組みを支えて高いご満足をいただくために、ビジネスニーズや利用環境に即して、PRIMERGYの3つのこだわりをさらに追求してまいります。

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