PRIMERGY「Windows OSオプション」製品ご利用のメリット
PRIMERGYでは、様々なWindows OSオプションを用意しています。サーバ本体と同時にWindows OSオプションを購入いただくことで、以下のメリットがあります。
サーバとの一括購入で手配が容易になります
Windows Server OSの使用にあたっては、単純に1本のライセンスを購入すればよいわけではありません。サーバのCPU数や接続するクライアント数、さらに仮想環境を構築するのであればゲストOS数に応じてライセンスを購入する必要があります。当社では必要なライセンスを一括購入・納品できるよう、サーバと同時に手配する"Windows OSオプション"を提供しており、お客様に購入・手配の手間をとらせません。
Windows Server OSライセンスを一括購入
PRIMERGYではWindows Server OSをバンドル / プレインストールするオプション、PRIMEQUESTではOSをバンドルするオプション(イネーブルキット)を提供しています。サーバとあわせてOSを一括購入・手配でき、お客様へまとめて納品します。
Additional License(追加ライセンス)を一括購入
Windows Server 2012はサーバのCPU数やゲストOS数に応じて追加ライセンスが必要になります。当社では、お客様が選択されたハード構成に対しライセンス不足がないかを事前にチェックできるコンフィグレータ(システム構成ツール)を用意しています。サーバにCPUを増設した際に、ライセンスが不足していると警告を表示し、Additional Licenseの選択を促します。Additional Licenseはサーバと同時購入可能なWindows Server 2012の追加ライセンスで、CPU数だけでなくゲストOS数の不足時においても選択可能なライセンスです。
システム構成ツールは、製品ラインナップページから各モデルをクリックすることによりご利用いただけます。
Windows Server CALを一括購入
クライアントからサーバへ接続する際はCAL(Client Access License)が必要です。Windows Server 2012ではCALがOSに標準添付されておらず別途手配する必要があります。当社では、Windows Server CALをバンドルするオプションを提供しており、サーバ / Windows Server OSライセンスと同時に購入・手配できます。Windows Server 2012 CALオプションは最小1ライセンス単位で提供しており、必要な分だけ無駄なく購入できます。
CALの種類には、デバイスCAL/ユーザCALがあります。サーバへの接続形態に合わせ「デバイスごとまたはユーザごと」もしくは「サーバインスタンスごと」の割り当てを決定し、該当するCALを手配ください。
後からサーバに接続するクライアントを増設した場合も、既にPRIMERGY Windows OSオプションを購入いただいていれば、Windows Server CALを追加購入できます。
Windows Server 2008 CALなど古いバージョンのCALをお持ちでも、新しいバージョンOSにアクセスできません。最新バージョンのCALを手配ください。
オプション製品の詳細は「PRIMERGY「Windows Server 2012」OSオプション 製品ご紹介」をご参照ください。
ダウングレード用インストールメディアを一括購入
Windows Server OSには旧バージョン / 下位エディションのWindowsを使用できるダウングレード / ダウンエディション権があります。例えば、Windows Server 2012バンドルオプションを購入すれば、ダウングレード権を使用してWindows Server 2008 R2を使用することが可能です。この場合、Windows Server 2008 R2のインストールメディアとProduct Keyが必要ですが、当社ではこれらをメディアキットとして提供しており、サーバと一括購入できます。
後から旧バージョン / 下位エディションのWindowsを使用したい場合も、既にPRIMERGY Windows OSオプションを購入いただいていれば、メディアキットを追加購入できます。
メディアキットについては「Windows Server OS / SQL Server メディアキット製品ご紹介」をご参照ください。
VMware上のゲストOS用のWindows Server OSを一括購入
PRIMERGYでは仮想基盤ソフトウェアであるVMwareのバンドルオプション(SupportDesk付き)も提供しています。ゲストOSとしてWindows Serverを使用するのであれば、VMwareだけでなく、ゲストOS用のWindows Server OSライセンス、インストールメディアも同時に一括購入・手配できます。
保守サービス(SupportDesk)を一括購入
Windows製品の保守サービス(SupportDesk Standard)をWindows OSオプションとして提供しています。サーバ、Windows Server OS購入と同時にWindowsのサポート契約も一括手配できます。お客様はサーバ納品後すぐにWindowsのサポートを受けられます。
SupportDesk Standardについては「サポートデスク スタンダード ソフトウェア関連」をご参照ください。
サーバ導入の手間を省きます
OSプレインストールやHyper-V設定などを工場で実施
プレインストールオプションは、OSをインストールした状態でお客様にお届けするオプションです。これにより、サーバ導入時間を短縮できます。また、Hyper-Vによる仮想環境を利用したいお客様向けに、Hyper-V設定済のオプションも用意しています。さらに、プレインストールオプションに加えOS基本導入オプションを選択いただくと、下記作業を済ませた状態でお届けします。
- 当社指定の標準パラメタによるOSの基本設定
- 当社の保守・運用支援ツール「ServerView」のインストール
- 当社指定のOSセキュリティ更新プログラムの適用
ライセンス認証は不要
PRIMERGY / PRIMEQUESTでWindows OSオプションを利用していただくと、物理環境にインストールされるOSのライセンス認証(アクティベーション)が不要になります。お客様はインターネットや電話でライセンス認証する手間がかかりません。