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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

Japan

 

バックアップキャビネット (GP5-R1BC)
1. 概要

本装置は、テープドライブ装置などの5インチベイ搭載装置が最大4台まで可能です。また、電源はホットプラグ対応で冗長機能を持ち、高信頼のバックアップ用装置です。

2. 特長

(1) 外部SCSIにLVDをサポートし、ケーブル長を3m迄延長する事が可能です。
(2) Wide SCSIおよびNarrow SCSIデバイスを合計で最大4台まで搭載可能です。
(3) 5インチベイを2ベイを使用するデバイスは最大2台まで搭載が可能。
(4) 本キャビネットは、電源制御モードを3つ持ち、内部設定スイッチによって変更可能です。
またRCIモードにて運用しているときに限り、本キャビネットの状態をLDSMと連携し表示可能です。
[電源制御モード(推奨順序)]
RCIモード
本体がRCI制御を持ち、本他の電源ON/OFFに連動して、RCIモードにて本装置の電源を自動で ON/OFFさせるモード
Termpower連動モード
本体の電源ON/OFFに連動して、SCSIインターフェースのTermpower信号にて本装置の電源を自動でON/OFFさせるモード。
AC給電モード
本体の電源ON/OFFに連動せず、本装置をマニュアルでON/OFFさせるモード。なお、本装置の電源は本体より先にONして後にOFFさせてください。
(5) サーバ本体装置1台について、本装置1台の接続です。またサーバ本体間での共用は不可です。

3. 仕様

(1) 装置仕様

項目 仕様
品名 バックアップキャビネット
型名 GP5-R1BC2
5インチベイ 4ベイ
電源ユニット 標準1台搭載/最大2台搭載可能(冗長電源)ホットプラグ対応
電源制御モード RCI/Termpower 連動/AC給電のうち1つを選択
SCSIインターフェース 外部 : LVD SCSI 内部 : SE SCSI
最大40MB/S(内部デバイスに依存する)
68ピン VHDCIコネクタ
外形寸法(WxDxH) mm 484かける600かける126(ACユニット部含む)
占有ユニット数 3U
重量 基本構成 : 16Kg(標準電源搭載時)
最大構成 : 24Kg
入力電圧/周波数 AC 100V 50 / 60Hz
コンセント 二極接地型(標準1個/最大2個)
消費電力/発熱量 最大300W / 1080KJ/h
添付品 ACケーブル : 1本(2m)
RCIケーブル : 1本(4m)
RCI分岐コネクタ : 1個
SCSI Wide-Narrow変換コネクタ : 4個
取扱説明書 : 1部

(2) オプション

本装置に使用可能なオプションを以下に示します。
品名 型格 仕様
内蔵DLT装置 (35GB) GP5-DL351
GP5BDL351
35GB DLT装置
Wide SCSI
内蔵DLT装置 (20GB) GP5-DL201
GP5BDL201
20GB DLT装置
Narrow SCSI
内蔵DAT装置 GP5-DT301
GP5BDT301
DAT装置 DDS3
Narrow SCSI
GP5-DT401
GP5BDT401
DAT装置 DDS4
Narrow SCSI
内蔵DAT オートチェンジャ GP5-DTA101
GP5BDTA101
DAT装置 DDS3
Narrow SCSI
GP5-DTA102
GP5BDTA102
DAT装置 DDS4
Wide SCSI
内蔵1/4インチ CRMT GP5-SL501
GP5BSL501
1/4インチCRMT 4GB
Narrow SCSI
内蔵1/4インチ CRMT GP5-ML301
GP5BML301
1/4インチCRMT 20GB
Wide SCSI
内蔵TRVAN
NS ユニット
GP5-NS201
GP5BNS201
TRVANユニット
Narrow SCSI
内蔵光磁気ディスク装置 GP5-PD235
GP5BPD235
光磁気ディスク装置
Narrow SCSI
GP5-PD237
GP5BPD237
光磁気ディスク装置
Narrow SCSI
電源ユニット GP5-PU151
GP5BPU151
冗長電源とする場合に使用、本装置に1台搭載可能
ホットプラグ対応
SCSIケーブル GP5S-832
GP5BS832
本体に接続する場合に使用。
ケーブル長3.0m

4. 構成

キャビネットは、以下の構成からなります。
インターフェース部 : 外部SCSIおよび内部SCSIを持つ。
RCIによる電源制御部を持つ。
パネル部 : RCI運用時にRCIアドレスを表示。
電源の異常状態を示すLEDを持つ。
電源用ボード部 : 電源活性交換用プリント板ユニットです。
標準電源部 : 標準の電源を搭載する部分です。
冗長電源部 : 冗長用電源を搭載する部分です。
5インチベイ#1から#4まで : 5インチベイ搭載用デバイスの搭載場所です。
冗長電源機能
オプションの電源ユニット (GP5-PU151)を追加する事により、冗長電源機能が有効となり、どちらか片方の電源が故障しても電源を切断することなく、電源ユニットの交換が可能です。
図1 構成概略図

図2 パネルイメージ図

SCSIインターフェース コネクタイメージ図

5. 内部SCSI-IDの設定は、デバイス側にて以下の様に設定してください。
  またデバイス側での終端は不要です 。

・搭載装置が、全て1ベイ占有ユニットの場合
ベイ位置 4 3 2 1
SCSI-ID ID= 3 ID= 2 ID= 1 ID= 0

・搭載装置に、2ベイを占有するユニットが1台の場合は、以下の何れかを使用します。
ベイ位置 4 3 2 1
SCSI-ID ID= 3 ID= 2 ID= 0

ベイ位置 4 3 2 1
SCSI-ID ID= 2 ID= 1 ID= 0

・搭載装置に、2ベイを占有するユニットが2台の場合
ベイ位置 4 3 2 1
SCSI-ID ID= 2 ID= 0

6. 接続形態



7. 内部SCSIケーブル接続

Narrow SCSIデバイスの接続
Narrow SCSIデバイスは、本装置に添付されているWide-Narrow変換コネクタを使用して接続します。
Narrow SCSIデバイスの接続
内蔵デバイスのSCSIケーブル接続は、CN1より順に接続し間を開けないでください。
1ベイデバイスを搭載する場合

2ベイデバイスが混在する場合


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