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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

Japan

 
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PRIMERGY用 電源管理ソフトウェア PowerChute® Business Edition v6.1.2J をご使用のお客様へ重要なお知らせ

03版 2005年8月9日
02版 2005年7月21日
2005年4月26日
富士通株式会社

日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。

弊社製品、PowerChute® Business Edition v6.1.2J において、製造元である株式会社エーピーシー・ジャパン社より、4月14日付けで不具合修正の通知がありました。

不具合内容は、2005年7月28日6時43分以降にUPSサービスが使用できなくなります。
発生する事象、対象製品とその対策に関しましてご案内申し上げます。


【事象】

[Windowsの場合]
・2005年7月28日 6時43分以降にスケジュール運転にてリブート/シャットダウンができません。(例:リブート後に夜間バッチを実行する運用ができなくなります)
・2005年7月28日 6時43分以降にシステムの再起動を行なうとUPSの監視が行なえません。
このため、長期停電が発生してもOSの自動シャットダウンが行なえず、システム稼動中にUPSのバッテリー全放電による電源断が発生します。
・2005年7月28日 6時43分以降、製品媒体によるインストールが行なえません。
・2005年7月28日 6時43分以降、システムの再起動を行なうとNorton Antivirusをお使いの場合、リアルタイム検索が無効になる場合があります。
・Internet Explorer 6(以降IEとする)をお使いの場合、IEのウィンドウに何も表示されなくなる場合があります。また、コントロールパネルを開くと、ウィンドウ内に何も表示 されない場合があります。
・Active Directory(ドメイン)環境で、2005年7月28日 6時43分以降にシステムの再起動を行なうと、ログオン画面になるまでに数時間かかります。また、ログオンした時やログオフ、シャットダウン処理でも同様に時間がかかります。
[Linuxの場合]
・2005年7月28日 6時43分以降にスケジュール運転にてリブート/シャットダウンを行なうことができません。(例:リブート後に夜間バッチを実行する運用ができなくなります)
・2005年7月28日 6時43分以降にシステムの再起動を行なうとUPSの監視が行なえません。
このため、長期停電が発生してもOSの自動シャットダウンが行なえず、システム稼動中にUPSのバッテリー全放電による電源断が発生します。
・不具合発生以降は、スケジュール運転にてリブート/シャットダウンが行なうことができません。
・2005年7月28日 6時43分以降、製品媒体によるインストールが行なえません。

【原因】

製品に含まれる「JavaVM(J2RE 1.3.0_0C)」の認証処理を行なうモジュールに使用期限(2005年7月28日6時43分)があり、 使用期限以降は認証処理が正常動作しないため、上記事象が発生いたします。

【対象製品】

PowerChute® Business Edition v6.1.2J
Windows用
型名:B293C1AC0 販売期間:2003年7月4日~2004年4月16日
Linux用
型名:B5154L6H1 販売期間:2003年7月4日~2004年4月16日

【動作OS】

Windows
        Microsoft® Windows NT® 4.0
        Microsoft® Windows 2000
        Microsoft® Windows Server™ 2003
Linux
        Red Hat Enterprise Linux AS (v. 2.1)
        Red Hat Enterprise Linux ES (v. 2.1)
        Red Hat Linux 7.2
        Red Hat Linux 9
        Turbolinux 7 Server
        Turbolinux 8 Server

Red Hat Linux 8 / 7.3 では、製品同梱のPowerChute® Business Edition v6.2.1(英語版) を使用するため、不具合は発生いたしません。

<< 当該ソフトウェアを添付したPRIMERGY製品 >>
PRIMERGY TX200 オールインワンタイプ
     型名:PGT2011XS2 バンドル期間:2003年11月~2004年6月
PRIMERGY TX150 オールインワンタイプ
     型名:PGT1513XS バンドル期間:2003年11月~2004年6月
     型名:PGT1513YS バンドル期間:2003年11月~2004年6月
     型名:PGT1513XR バンドル期間:2004年 1月~2004年6月

【確認方法】

PowerChute Business Edition の版数は次の手順で確認してください。

Windows環境
  • エージェントの版数確認
    (1) コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]を起動します。Windows® 2000では[プログラムの追加と削除]は「アプリケーションの追加と削除」となります。
    (2) 「APC PowerChute Business Edition エージェント」を選択し、[変更と削除]ボタンをクリックします。
    (3) 「PowerChute Business Editionのセットアップ」画面左上に、
      a. 「APC PowerChute Business Edition エージェント 6.1」と表示される。… 修正を適用してください。
      b. 「APC PowerChute Business Edition エージェント 6.1(2005年7月対応版)」と表示される。… 修正適用済みです。
      c. 上記以外の場合は修正適用不要です。誤って修正を適用すると不具合が発生します。
    (4) 「ファイル削除の確認」で[キャンセル]をクリックします。
  • サーバの版数確認
    (1) コントロールパネルの[プログラムの追加と削除]を起動します。Windows® 2000では「プログラムの追加と削除」は「アプリケーションの追加と削除」となります。
    (2) 「APC PowerChute Business Edition サーバ」を選択し、[変更と削除]ボタンをクリックします。
    (3) 「PowerChute Business Editionのサーバのセットアップ」画面左上に、
      a. 「APC PowerChute Business Edition サーバ 6.1.2」と表示される。… 修正を適用してください。
      b. 「APC PowerChute Business Edition サーバ 6.1.2(2005年7月対応版)」と表示される。… 修正適用済みです。
      c. 上記以外の場合は修正 適用不要です。誤って修正を適用すると不具合が発生します。
    (4) 「ファイル削除の確認」で[キャンセル]をクリックします。
Linux環境
  • エージェントの版数確認
    (1) root権限でシェルを起動します。
    (2) "rpm pbeagent -q"コマンドを実行します。
    (3) pbeagent-6.1.0-1 と表示された場合は対策が必要です。

【対策】

ダウンロード検索ページから修正モジュールをダウンロードし、修正モジュールを適用ください。
<< 検索するパラメーター >>
  製品名:適用するモデル、型名:どの型名を選択してもよい、カテゴリ:添付ソフト
  OS:OS指定無し(WindowsとLinuxを検索)
ダウンロードファイルの中に修正モジュールの適用手順書が含まれていますが、簡単に図で解説した修正適用手順書を下記に用意しました。併せてご利用ください。
PDFWindows版修正モジュール適用手順書
PDFLinux版修正モジュール適用手順書

【留意事項】

Active Director(ドメイン)環境では、修正適用前に、OSをセーフモード(NT4.0 では VGAモード)で起動させ、APC PBE Agent と APC PBE Server サービスのスタートアップ設定を"手動"にしてください。
その後、再起動を行った後に修正モジュールを適用してください。
なお、詳細は、上記の「Windows版修正モジュール適用手順書」を参照してください。

弊社WEBからダウンロードした修正モジュールは、弊社製品にのみ適用できます。
APC社や他社から配布されている修正モジュールは、弊社製品とは修正モジュールの版数などが異なりますので適用はできません。
誤って適用された場合、弊社のサポートが受けられませんので、 ご注意願います。

【その他 参考】

APC社情報

- 以上 -