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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

 

Japan

 

Tips


開封/設定/復旧に関して


ユーザーズガイドのマニュアルコードが「B7FH-1761-01」の場合の補足事項
対応機種TX200FT(W2K)
ユーザーズガイドのマニュアルコードが 「B7FH-1761-01」 の場合は、最新のユーザーズガイド(B7FH-2601-01)に以下の補足事項があります。最新のユーザーズガイド(B7FH-2601-01) は無償でダウンロードできますので、作業の際は併せてご参照ください。
  • リカバリーCDを使用した復旧手順のうち、ディスク初期化の手順に補足事項があります。P.245 の「RAID の構成」を実施する際には、最新のユーザーズガイド (B7FH-2601-01) の 「7.6 ご購入時の状態にする(リカバリー)」 をご参照のうえ作業してください。この補足事項は以下の作業にも影響します。

    • システム全体を復旧する場合

    • ディスクを増設した場合

  • 片方のサーバのみを復旧を行う場合、復旧手順中の開封作業において手順の補足があります。最新のユーザーズガイド (B7FH-2601-01) の 「7.7.4 片方のサーバのみ復旧する」 をご参照のうえ作業してください。

  • サーバ監視ツール 「ServerView」 のFTモデルでの運用について記載を拡充しました。ServerView の初期設定、運用方法などのほか、使用方法について追加/更新があります。最新のユーザーズガイド (B7FH-2601-01) の 「4.3 サーバ監視ツール[ServerView]」 をご参照ください。


開封時に FT1 と FT2 を同時に電源投入してしまった場合
対応機種 FTモデル全機種
システムとして問題はありませんが、次の手順で進めてください。
  1. CoServer1 の開封作業を進めます。

  2. リブート後の POST 画面中に FT1 本体の電源ボタンを押して電源を切断します。

  3. CoServer2 の開封作業を進めます。

  4. リブート後の POST 画面中に FT2 本体の電源ボタンを押して電源を切断します。

  5. マニュアルに従って CoServer1 から開封処理の続きを行います。


開封手順の途中に片方、もしくは両方の CoServer でライセンス番号を入力せずにシャットダウンしてしまった場合
対応機種 FTモデル全機種
片方のCoServerでライセンス番号が入力されていない場合は Virtual Server が起動しません。また、両方のCoServerでライセンス番号が入力されていない場合は、Virtual Serverは起動しますが、Virtual Serverのディスクが実際より小さく見える場合があります。

以下の手順でライセンス番号を入力します。

  1. CoServer の開封処理が終わった後に、ライセンス番号を入力していない CoServer を起動します。
  2. MtcKsetup.exe を実行します。
    Endurance と everRun で、コマンドの場所が異なります。
    Endurance V5 / V6 の場合 "C:¥Program Files¥Marathon¥Endurance¥MtcKsetup.exe"
    everRun V7 の場合 "C:¥Program Files¥Marathon¥MtcKsetup.exe"
  3. ライセンス番号の入力画面になりますのでライセンス番号を入力します。
  4. CoServer を再起動します。
その後はユーザーズガイドの Virtual Server の開封処理手順を未実施の場合は実施してください。

バージョンの確認方法については「everRun(Endurance) ソフトウェアのService Pack適用状況とバージョンを確認する方法について」を参照してください。


開封手順のうち、[Automatic Start Setting] を変更すると警告が出る
対応機種 TX200FT(W2K)
PRIMERGY TX200FT はじめにお読みください』のVirtual Serverの開封手順のうち、[Automatic Start Setting] を [enabled] に変更する手順で、赤字の警告メッセージがプロパティ画面上に表示されますが、これはプロパティ値が変更されようとしていることを示す表示であり、エラーではありません。動作にはまったく支障ありませんので、そのまま操作を続けてください。
警告メッセージ

開封手順のうち、[自動起動設定] を変更すると警告が出る
対応機種 TX200FT(W2K)以外のFTモデル
はじめにお読みください』のVirtual Serverの開封手順のうち、[自動起動設定] を [有効] に変更する手順で、赤字の警告メッセージがプロパティ画面上に表示されますが、これはプロパティ値が変更されようとしていることを示す表示であり、エラーではありません。動作にはまったく支障ありませんので、そのまま操作を続けてください。

OS インストールCDについて
対応機種 TX200FT(W2K)
本製品はリカバリーDVD / CDが添付されているため、Windows Server® 2003 / Windows Server® 2003 R2のインストールCDは添付されておりません。またTX300FT S4 / TX300FT S5は、Windows 2008のダウングレードライセンスを使用しているため、Windows Server 2008 Enterprise Editionのインストールメディアが添付されていますが、本製品ではご使用いただけません。再インストールにはリカバリーDVDをご使用ください。システム運用中に OS インストールCDが要求された場合、リカバリーCDのDisc9 をご使用ください。
  • OS インストールCDの位置の入力を要求された場合
    FT1 の CD-ROMドライブに、リカバリーCDの Disc9 を挿入し、CD-ROMドライブの 「i386」 フォルダのパスを入力してください。

  • OS インストールCDの位置の入力を要求されない場合
    Windows OSのファイル保護機能によりOSインストールCDが要求される場合は、フォルダを指定することができません。この場合は、i386 フォルダをローカルディスク上にコピーし、レジストリを編集します。以下に、設定手順例を示します。

重要: レジストリエディタの操作を誤ると、システムに重大な問題を引き起こす可能性があります。レジストリのバックアップなどを実施した上で、お客様の責任において十分注意して操作してください。
  1. FTvirtual Server にログオンします。

  2. Disc9 に含まれる i386 フォルダを C: ドライブのルートフォルダにコピーします。

  3. [スタート] ボタン - [ファイル名を指定して実行®] の順にクリックします。

  4. 名前に 「regedit」 と入力して [OK] をクリックします。 レジストリエディタが起動します。

  5. 左のツリー部分で、表示されている名前の左側の[+]部分をクリックして階層を展開し、以下の名前を表示させます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Setup

  6. Setup の文字をクリックします。

  7. 右側のウィンドウ内に表示される名前の 「SourcePath」 をダブルクリックして、文字列が編集できる状態にします。

  8. パスのドライブ部分を変更します。 デフォルトでは 「D:¥」 または 「E:¥」 のCD-ROMドライブが指定されていますが、これを i386 フォルダのコピー先の 「C:¥」 に変更してください。

  9. 上記 2 から 8 の操作を CoServer1、CoServer2 で同様に実施します。

  10. FTシステム全体を再起動して、設定を反映させます。

詳細については、マイクロソフトのサポートサイトを参照してください。
「マイクロソフト サポート技術情報 - 222473(英語版技術情報を選択して参照) Registry Settings for Windows File Protection」。
対応機種 TX200FT(W2K3)
本製品はリカバリーCDが添付されているため、OSのインストールCDは添付されておりません。システム運用中に OSインストールCDが要求された場合、リカバリーCDの Disc11 をご使用ください。
対応機種 TX200FT以外のFTモデル
本製品はリカバリーDVD / CDが添付されているため、OSのインストールCDは添付されておりません。

自動システム回復(ASR)セット、システム修復ディスクの作成について
対応機種 FTモデル全機種
PRIMERGY FTモデルでは、自動システム回復 (ASR) セット、システム修復ディスクを使用したシステムの修復はできません。システムの回復には、添付のリカバリーCD-ROMを使用するため、これらを作成する必要はありません。

everRun(Endurance) Remote Managementのインストール
対応機種 FTモデル全機種
everRun(Endurance) Remote Management をインストールする場合は、インストール先はフルパスが半角英数のみとなるよう指定してください。

ドメインユーザでの管理者権限タスクの実行について
対応機種 FTモデル全機種
以下の条件にあてはまらないドメインユーザから FT システムを管理する場合は注意が必要です。

ドメインユーザ名 = Administrator かつ 所属グループ = domain admins

FT システムの再起動、停止などの管理者権限が必要なコマンドについて、以下の点にご注意ください。

  • everRun(Endurance) Manager からコマンドを実行すると、ユーザ認証のダイアログが表示されますので、ここで上記のドメインユーザ、またはローカルコンピュータの Administrators グループに所属するローカルユーザを入力することで、コマンドが実行できます。

  • Task Bar Utility (Taskbar Icon) および Management Tasks からはコマンドが実行できません。コマンドの入力に対して確認のダイアログが表示されますが、ここで [OK] を選択してもコマンドが実行されません。

注意:Endurance ソフトウェア のバージョンがV6.1.1以上の場合は上記制限の対象外です。
バージョンの確認方法については「everRun(Endurance) ソフトウェアのService Pack適用状況とバージョンを確認する方法について」を参照してください。

ドメインに参加している場合のUPS制御ソフトウェアの設定について
対応機種 FTモデル全機種
CoServer がドメインのメンバーである場合は、両方の CoServer に対して管理者権限をもつユーザをドメインに作成する必要があります。ドメインユーザの作成に関しては、ドメインの管理者にご相談ください。サービスのユーザに管理者権限を設定する際には、そのドメインユーザを指定します。

Windows 2000 タイプの PRIMERGY FT モデルで PowerChute をご利用される場合について
対応機種 TX200FT(W2K)
Windows 2000 タイプの PRIMERGY FT モデルではUPS管理アプリケーションとして、「PowerChute plus V5.2.3.2」と「PowerChute Business Edition Basic V7」をご利用いただけます。

Windows 2000 タイプの PRIMERGY FT モデルでPowerChute をご利用の際には必ず「ダウンロード検索」から「PRIMERGY TX200FT UPS制御ユーティリティ」のアップデートモジュールを適用いただきますようお願いいたします。 ご利用になる PowerChute の種類によって、適用いただくアップデートモジュールの版数が異なりますのでご注意ください。

アップデートモジュールの版数は以下のようになります。
  • 「PowerChute plus V5.2.3.2」アップデート 「PRIMERGY TX200FT UPS制御ユーティリティ」V1.0L20

  • 「PowerChute Business Edition Basic V7」アップデート 「PRIMERGY TX200FT UPS制御ユーティリティ」V2.0L10

また、Windows 2000 タイプのPRIMERGY FT モデルで PowerChute Business Edition Basic V7をご利用の際は、必ずアップデートモジュールに添付されております手順書 (Setup.pdf) に従って、PowerChute Business Edition Basic V7 を設定いただきますようお願いいたします。

Virtual Server の画面解像度を変更する方法
対応機種 TX200FT(W2K)
FTvirtual Server の画面解像度を変更する場合は、「画面のプロパティ」の「設定」タブではなく、最新のユーザーズガイド(B7FH-2601-01)で「2.8.2 FTvirtual Server のリフレッシュレートについて」をご参照の上、設定してください。

注意:ユーザーズガイドのマニュアルコードが 「B7FH-1761-01」 の場合は、「ユーザーズガイドのマニュアルコードが「B7FH-1761-01」の場合の補足事項」に従って最新のユーザーズガイド(B7FH-2601-01)をご参照ください。
対応機種 TX200FT(W2K)以外のFTモデル
Virtual Server の「画面のプロパティ」では、「設定」タブで「画面の解像度」を設定することができません。
画面解像度を変更する場合は、「ユーザーズガイド」の「2.8.2 FTvirtual Server のリフレッシュレートについて」を参照してください。

片方の CoServer が停止した場合でも、Virtual Server が自動的に起動する設定について
対応機種 TX200FT(W2K)
FTvirtual Server のOSは、既定では、両方の CoServer が起動するまでは、安全のため自動的には起動しない(手動操作が必要)ように設定されています。

この動作を望まれない場合は、以下のように設定してください。
この設定変更によって、一方の CoServer が起動すると、他方の CoServer が起動しなくても、一定時間経過した後に FTvirtual Server が自動的に起動します。(片系運用となります)

  1. Endurance Manager を開きます。
  2. メニューの「View」「Properties」の順にクリックします。
  3. 「Component Properties」 画面で左側のツリー表示のうち、 CoServer1 をクリックします。
  4. 右画面で、Automatic Start Settingの「Automatic Start」を「enabled」に設定します。
  5. 「Operator Override」にチェックを付けます。
  6. 「Initialization Interval」の「Set new initialization interval」に、待ち時間を秒単位で入力します。
  7. [Apply]をクリックします。
  8. 左側のツリー表示で CoServer2 をクリックし、手順4から7のとおり操作します。
待ち時間を256秒以上に設定する場合は、「CoServer 待ち合わせ時間に 255 秒以上を設定する場合」を参照してください
対応機種 TX200FT(W2K)以外のFTモデル
Virtual Server のOSは、既定では、両方の CoServer が起動するまでは、安全のため自動的には起動しない(手動操作が必要)ように設定されています。

この動作を望まれない場合は、以下のように設定してください。
この設定変更によって、一方の CoServer が起動すると、他方の CoServer が起動しなくても、一定時間経過した後に Virtual Server が自動的に起動します。(片系運用となります)

【everRun V7.1 Service Pack1 / Service Pack2適用済みのシステム】

  1. everRun Manager を開きます。
  2. メニューの「表示」「プロパティ」の順にクリックします。
  3. 「コンポーネント・プロパティ」 画面で左側のツリー表示のうち、 CoServer1 をクリックします。
  4. 右画面で、「孤立したCoServerの動作設定」を「有効」に設定します。
  5. 「オペレーターによる強制実行」にチェックを付けます。
  6. 「CoServer組み込み待ち時間(タイムアウト)」の「新しいタイムアウトを設定してください」に、待ち時間を秒単位で入力します。
  7. [適用]をクリックします。
  8. 左側のツリー表示で CoServer2 をクリックし、手順4から7のとおり操作します。

【everRun V7.1 Service Pack1 / Service Pack2未適用のシステム】

  1. Endurance Manager を開きます。
  2. メニューの「表示」「プロパティ」の順にクリックします。
  3. 「コンポーネント・プロパティ」 画面で左側のツリー表示のうち、 CoServer1 をクリックします。
  4. 右画面で、自動起動設定の「自動起動」を「有効」に設定します。
  5. 「オペレーターによる強制実行」にチェックを付けます。
  6. 「CoServer組み込み待ち時間(タイムアウト)」の「新しいタイムアウトを設定してください(0-255秒)」に、待ち時間を秒単位で入力します。
    待ち時間を256秒以上に設定する場合は、「CoServer 待ち合わせ時間に 255 秒以上を設定する場合」を参照してください。
  7. [適用]をクリックします。
  8. 左側のツリー表示で CoServer2 をクリックし、手順4から7のとおり操作します。

なお、CoServer を1台だけ起動する場合、手動、自動に関わらず設定された「CoServer 組み込み待ち時間」だけ待ち合わせます。特に、手動で無効化操作を実施しても、OS の起動からCoServer 組み込み待ち時間が経過するまで、Virtual Server は起動しません。


PAEオプションのサポートについて
対応機種 TX200FT(W2K)以外のFTモデル

Windows における PAE(Physical Address Extension:物理アドレス拡張)オプションは、everRun ソフトウェア V7.1 Service Pack 1 でサポートされます。 FT制御ソフトウェアが Endurance ソフトウェア V6.x.x の場合、PAE オプションをご利用いただくには、「PRIMERGY FTモデル アップグレードキット everRun ソフトウェア V7.1 Service Pack 1」及び最新の緊急修正を適用してください。
詳細は弊社ダウンロードサイトで、「PRIMERGY FTモデル アップグレードキット everRun ソフトウェア V7.1 Service Pack 1」をダウンロードし、確認してください。

バージョンの確認方法については「everRun(Endurance) ソフトウェアのService Pack適用状況とバージョンを確認する方法について」を参照してください。