この画面では、特定のブロードキャスト転送を設定します。ほかの画面からは、名前フィールドの名前によって、この設定を確認することができます。前の画面で編集ボタンを押してこの画面が表示された場合は、名前の入った名前フィールドがグレイで表示されています。それ以外の方法でこの画面が表示された場合は、フィールドに新しいブロードキャストの設定の名前を入力する必要があります。名前が入力されるまで、OK ボタンはグレイ表示のままです。
追加メッセージには、ブロードキャスト ウィンドウのユーザ独自のメッセージを設定します。
サーバの情報を追加するために、以下のマクロを使用することが出来ます:
$_SRV : サーバ名
$_TRP : トラップテキスト
$_IPA : サーバのIPアドレス
$_IPX : サーバのIPXアドレス
$_CTY : サーバのコミュニティ
これらのマクロは、ブロードキャストが実行される前に、トラップを送信したサーバの該当する情報に置き換えられます。
次に、このアクションのタイム モデルを設定する必要があります。タイム モデルによって、アクションを行う1週間の時間帯を定義します。コンボボックスから設定済みのタイム モデルを1つ選択するか、タイムモデル編集ボタンを押して時間帯を独自に設定してください。
最後に、ブロードキャストのモードを設定します。次の中からいずれか1つを選択してください。
ユーザ: 特定のユーザ1人だけに情報が通知されます。横にあるフィールドに、そのユーザの名前を設定する必要があります。
ドメインの全ユーザ: (Windowsのみ)転送を実行するドメインと同じドメインに属しているユーザ全員に情報が通知されます。 Windows版ではデフォルトではこのモードに設定されています。
セッション中の全ユーザ: 転送を実行するセッションを介して接続されているユーザ全員に情報が通知されます。 Linux版ではデフォルトではこのモードに設定されています。
[ヒント] (Windowsのみ)
ご使用のWindows Messenger サービスの問題により、ブロードキャスト転送が正しく実行されない場合があります。このサービスが正しく動作しているかどうかをテストするためには、DOSのコマンド プロンプトを開いて、次のコマンドを実行してください。
ドメインの全ユーザに対するブロードキャスト転送をテストする場合:
これらのテストが1つでも失敗した場合、まずネットワークの設定を確認してください。
注意:テスト結果のメッセージが正常終了であった場合でも、ドメインのアドミニストレータに対する'net send'は常に動作しないようにみえます。
[ヒント] (Linuxのみ)
(GNOMEとは別に)KDE上では、エミュレーションセッションは、ログオンしているユーザのデータベースに書き込まれません。
したがって、そのようなセッションへの転送は行えません。
転送サービスは、ログインしたユーザとセッションの種類(GUI(Grapical User Interface session)であるか、CLI(Command Line Interface session)であるか)についての情報を得るために、データベース/var/run/utmp (utmp(5)のマニュアル参照)を使用しています。
このため、すべてのセッション(ローカル、あるいはリモート)はutmpデータベースに正しく登録される必要があります。つまり、入ってきたアラームは/var/run/utmpエントリに記載されているセッションにのみ転送されます。
RedHat Linux上では、KDEセッションはその中で開始された「コンソール、あるいはエミュレーションセッション」 用のutmpエントリを作成しません。よって、ブロードキャストのメッセージはこれらのウィンドウ上には表示されません。
注意: RedHat Linux上でGNOMEセッションを使用している場合と、Caldera OpenLinuxでKDEセッションを使用している場合はこの制限は存在しません。
このほか、以下のようなボタンがあります。