この画面では、特定のポップアップ転送を設定します。ほかの画面からは、名前フィールドの名前によって、この設定を確認することができます。前の画面で編集ボタンを押してこの画面が表示された場合は、名前の入った名前フィールドがグレイで表示されています。それ以外の方法でこの画面が表示された場合は、フィールドに新しいポップアップの設定の名前を入力する必要があります。名前が入力されるまで、OK ボタンはグレイ表示のままです。
追加メッセージフィールドは、ポップアップウィンドウに独自のメッセージを設定するためのものです。
サーバの情報を追加するために、以下のマクロを使用することが出来ます:
$_SRV : サーバ名
$_TRP : トラップテキスト
$_IPA : サーバのIPアドレス
$_IPX : サーバのIPXアドレス
$_CTY : サーバのコミュニティ
これらのマクロは、ポップアップが実行される前に、トラップを送信したサーバの該当する情報に置き換えられます。
最後に、このアクションのタイム モデルを設定する必要があります。タイム モデルによって、アクションを行う1週間の時間帯を定義します。コンボボックスから設定済みのタイム モデルを1つ選択するか、タイムモデル編集ボタンを押して時間帯を独自に設定してください。
[ヒント] (Linuxのみ)
1) 転送したメッセージを取得するためには、ユーザはLinuxのシステムコンソール上にログインしている必要があります。
注意: Linuxシステムコンソール上にログインしているユーザがいない場合、転送されたアラームメッセージは失われてしまいます。後からログインした人に表示させることはできません。
2) Linuxシステムでは、(仮想)システムコンソールにログインしているユーザは、Grapical User Interfaceセッション(GUIセッション 例:KDEセッション,GNOMEセッション)、あるいは、Command Line Interfaceセッション(CLIセッション 例:ログインシェル)のどちらかを使用することができます。転送されたアラームメッセージの配送レイアウトは、現在のコンソールセッションに依存しています。
CLIセッションの場合、ログインユーザは転送されたアラームメッセージをプレーンテキストの形式で受け取ります。
GUIセッションの場合、転送されたアラームメッセージは(non-modal)ポップアップウィンドウで表示されます。
(xmessage(1)のマニュアルページを参照してください)
3) 転送サービスは、ログインしたユーザとセッションの種類(GUIかCLIか)についての情報を得るために、データベース/var/run/utmp を使用しています。このため、すべてのセッション(ローカル、あるいはリモート)はutmpデータベースに正しく登録される必要があります。つまり、対応する/var/run/utmpエントリは正しく記載されている必要があります。
(sessreg(1)のマニュアルページを参照してください)
注意: GUIセッションを開始するためのプログラム、startx(startx(1)のマニュアルページを参照してください)は、 必要なエントリを/var/run/utmp に作成しません。よって、startxを使用して開始されたシステムコンソール上のGUIセッション では、転送されたアラームは表示されません。
したがって、ステーション機能を用いてアラームを転送する場合、(グラフィカル)ポップアップメッセージとして 受け取るためには、システムが起動した後、Linux OSがグラフィカルモードで開始されるように設定する必要があります。 つまり、"run level 5"で開始します。(/etc/inittab を参照してください)
転送サービスは取得アラームのxconsoleへの転送はサポートしません。
このほか、以下のようなボタンがあります。