Mylexアダプタビュー
このウィンドウには、指定したサーバのMylexコントローラの詳細情報が表示されます。このウィンドウを開くには、デバイスビューウィンドウでコントローラボタンをクリックします。このウィンドウでは、Mylexコントローラについて次の情報を利用できます。
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モデル: このフィールドは、ビューにあるアダプタのモデルの名称を示します。
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ファームウェアのバージョン: このフィールドには、ビューに表示されているアダプタのファームウェアのバージョン番号が表示されます。このファームウェアには、アダプタが動作するために必要なルーチンが入っています。
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BIOSのバージョン: このフィールドには、ビューにあるアダプタのBIOSのバージョン番号が表示されます。BIOSには、システムの電源投入時に必要なルーチンが入っています。
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キャッシュサイズ: このフィールドには、アクセス時間を短縮するためにアダプタが使用するキャッシュサイズが表示されます。
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EEPROMサイズ: このフィールドには、ファームウェアが格納されているフラッシュEEPROMのサイズが表示されます。フラッシュEEPROMに格納されている情報は、システムの電源を切った後も保持されます。このファームウェアは、ハードウェアを改良せずに取り替えることができます。このEEPROMには、アダプタおよび接続されているディスクの構成についてのデータも含まれます。
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バスのタイプ: このフィールドには、アダプタのバスのタイプが表示されます。次の値があります。: ISA, EISA, MicroChannel, Turbo Channel,
PCI, VME, NU, PCMCIA, C, MPI, MPSA, DAC960s SCSI to SCSI adapter
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スロット: このフィールドには、ビューのアダプタがあるスロットの番号が表示されます。
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IRQ: このフィールドには、ビューにあるアダプタが使用した割り込み要求の番号が表示されます。外部デバイスは割り込み要求を使用して、通信要求を(非同期で)宣言します。このIRQの番号によって、システムはどの外部デバイスに対応する必要があるかを判断できます。
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ベースアドレス: このフィールドには、入出力のためにアダプタが使用するメモリのベースアドレスが表示されます。
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チャネルの数: このフィールドには、ビューにあるアダプタが利用できるSCSIチャネル番号が表示されます。
各チャネルに対して最高16ディスクまで接続できます。複数のディスクが異なるチャネルで接続されている構成を、「ディスクアレイ」といいます。
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論理(システム)ドライブの数:
このフィールドには、アダプタに関連し、オペレーティングシステムが認識するドライブ番号が表示されます。単独の物理ドライブは複数の論理ドライブにパーティションで区切ることができます。逆に、複数の物理ドライブをひとつの論理ドライブにまとめることもできます。通常、論理ドライブ番号は、物理ドライブ番号と異なります。論理ドライブは、システムドライブとも呼ばれます。
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リビルド/チェック率のデフォルト: 「リビルド」とは、故障したディスク上のデータを復元するプロセスのことです。
ディスクが構成されているRAIDレベルは、データの復元が可能かどうかを示します。このプロセスは、CPU時間を必要とします。ここで指定された率は、プロセッサの演算力のどのくらいのパーセンテージを、このディスクの復元に使用できるかを決めます。
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論理(システム)ドライブの最大数:
このフィールドには、構成可能な論理ドライブの最大数が表示されます。
論理ドライブは、システムドライブとも呼ばれます。
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論理セクタサイズ: このフィールドには、論理セクタサイズが表示されます。
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物理デバイスの数: このフィールドには、ビューにあるアダプタに接続されているデバイスの数が表示されます。
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物理セクタサイズ: このフィールドには、物理セクタサイズが表示されます。
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物理デバイスの最大数: このフィールドには、ビューにあるアダプタに接続できるデバイスの最大数が表示されます。