DPT物理デバイスビュー
このウィンドウには、指定したサーバのDPTコントローラの詳細情報が表示されます。[デバイスビュー]ウィンドウの[チャネル]ボタン/リンクをクリックすると、このウィンドウが開きます。次のDptコントローラ情報がこのウィンドウに表示されます。
SCSIデバイスの情報
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モデル:このビューのディスクのモデル名が表示されます。
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チャネル:このビューのデバイスが接続されている(アダプタ上の)SCSIチャネルの数が表示されます。個々のチャネルに接続できるのは、最大16個のデバイスです。異なるチャネルを使用していくつかのディスクが接続されている場合、その構成は"ディスクアレイ"と呼ばれます。
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ID:このビューのデバイスに割り当てられたSCSI IDが表示されます。
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Lun:デバイスのSCSI論理ユニット番号が表示されます。
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デバイスの種類:デバイスの種類が表示されます。
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SCSI属性:デバイスの種類の追加情報が表示されます。取り得る値は次の値です。
Synchronous - 同期データ転送をサポートします。
Linked Cmds - リンクされたコマンドを処理できます。
Soft Reset - ウォームブートを実行できます。
Removable - 取り外し可能です。
SMART - SMART仕様をサポートしています。
ディスクの情報
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ステータス:デバイスの管理状態です。次の値を取ることができます。
invalid - 現在の値は無効です。
optimal - デバイスは正常に機能し、パフォーマンスに影響する診断プログラムは実行されていません。
verifying - デバイスで診断プログラムが実行されています。デバイスのパフォーマンスに影響することがあります。
failed - 突発的な故障が発生しました。
warning - ユーザ指定のエラーしきい値を越えました。デバイスが故障している可能性があります。
formatting - デバイスのフォーマット中です。
format certifying - "CSI format with certify"コマンドが実行されています。
missing - デバイスが物理的に存在しないか、SCSIバスでコマンドに応答しません。
not created - アレイはユーザによって定義されていますが、ハードウェアに対して変更が確定されていません。
degraded - 冗長アレイの1つが故障し、異常が発生しています。
building - アレイがビルド中です。
verify fixing - "TCSI verify fix"コマンドの実行中です。
abort activity - この値は、"SNMP set"コマンドのヘルプを使用した場合のみ設定できます。診断プログラム、アレイのビルドなど、時間を消費するアクティビティをユーザが中断できます。
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容量:ドライブの記憶容量が表示されます。
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SMART:デバイスのSMARTの状態が表示されます。
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リビルドの状況:アレイのビルド/リビルドや、検査/修正の検査など、未処理のバックグラウンド処理がどのくらい完了しているかがパーセントで表示されます。現在実行されているバックグラウンド処理がない場合には、デフォルトでこの値は100になります。
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ストライプ クロス:電源投入後、ストライプ境界をまたがるアレイグループのアクセス数が表示されます。使用されているのが1つのディスクアレイのみの場合に指定できます。そうでない場合は、ゼロが表示されます。
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バッド ブロック カウント:デバイスで、もっとも最近発生したバッドブロックの合計数が表示されます。
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リード トータル セクタ:電源投入後、デバイスから読み込まれたセクタ数が表示されます。
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リード キャッシュ ヒット:電源投入後、要求されたデータがリードバッファで検出されたデータアクセス回数が表示されます。
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リード アヘッド ヒット:電源投入後、要求されたデータがリード アヘッドバッファで検出されたデータアクセス回数が表示されます。
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ライト トータル セクタ:電源投入後、デバイスに書き込まれたセクタ数が表示されます。
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ライト キャッシュ ヒット:電源投入後、ディスクではなくキャッシュに書き込まれたデータ数が表示されます。
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ライト バック:電源投入後、デバイスがアイドル状態でないときに、キャッシュからディスクに書き込まれたデータ数が表示されます。