ASR

"Automatic Server Recovery (ASR)"のプロパティには、システムを監視しているエージェントの値が表示されます。このプロパティには、ファン制御、温度センサ制御、およびウォッチドック/再起動制御が含まれており、このプロパティによって、この領域でエラーが発生した場合の対処方法がシステムに通知されます。
注意:必ずしもすべてのASR設定がすべてのサーバでサポートされるわけではありません。サーバを選択して[n.a.]に設定されているフィールドがある場合は、そのパラメータがサポートされていないことを示しています。

このウィンドウには、次の4つのサブウィンドウがあります。ファン温度センサ再起動設定ポケットベル
 

ファン

このウィンドウには、このマシンに設定されているファンの一覧が表示されます。この一覧は、エージェントから収集されたものです。個々のファンには、キャビネット番号、ファン番号、ファンの用途、およびファン故障時のアクションが記載されています。ファンチェック時間は、ファンのテスト時間です。テストでは、ファンを最高速度に加速してその損耗状態を判断します。
 

温度センサ

このウィンドウには、このマシンに設定されている温度センサの一覧が表示されます。この一覧は、エージェントから収集されたものです。個々のセンサには、キャビネット番号、センサ番号、センサの用途、およびセンサの高温異常時のアクションが記載されています。
 

再起動設定

このウィンドウには、このマシンに設定されている再起動アクションが表示されます。
 

ポケットベル

このウィンドウには、サーバ上のポケットベルの設定が表示されます。"ポケットベル"機能は、サーバ自身が提供します。これは、たとえばサーバが起動または再起動できないといった状況では、特に便利です。"ポケットベル"プロパティページで設定できる機能の範囲は、故障による再起動時、または最大試行回数に達したときだけのいずれかの場合にポケットベル送信することです。

ポケットベルの設定

通信ポート & モデムの設定

この表には、通信ポートとそれに対応するモデムの設定が表示されます。1組の値に含まれているのは、通信ポートの説明(例、COM2またはCOM4)、ボーレート、フロー制御のタイプ、データビットの数値、パリティチェック法、およびモデムの初期化ストリングです。