Mylexデバイスビュー
このウィンドウには、指定したサーバのMylexコントローラがあるドライブの詳細情報が表示されます。このウィンドウを開くには、[外部記憶装置]ボタンの[外部記憶装置]メニューエントリの順に[デバイスの表示]リンクをクリックします。表示される情報は、サーバから送信される最新のものです。中には1分毎に自動的に更新される情報もあります。
このウィンドウでは、Mylexコントローラについて次の情報を利用できます。
MYLEX論理ドライブの一覧
サーバのMylexコントローラドライブの一覧です。論理ドライブは、右側に表示される物理ドライブ上のパーティションの組合せです。 選択した論理ドライブに対してパーティションを持つデバイスのチェックボックス(MYLEX 物理デバイスの一覧 の図のとなりにある)がチェックされます。
論理ドライブについて次の情報が、一覧に表示されます。
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番号: ドライブはこの列で順番に番号付けされます。
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ステータス: システムドライブに対して、次のステータスが定義されます。
online: 関連するすべてのSCSIドライブもオンラインになっている場合、システムドライブは「online」ステータスになります。
critical: RAIDレベル1、5、6で構成されている場合で、関連するSCSIドライブがひとつだけオンラインではない場合、システムドライブは「critical」ステータスになります。
offline: RAIDレベル1、5、6で構成されている場合で、複数の関連するSCSIドライブがオンラインではない場合に、システムドライブは「offline」ステータスになります。RAIDレベル0、7で構成されている場合で、ひとつ以上の関連するSCSIドライブがオンラインではない場合にも、「offline」ステータスになります。オフラインのシステムドライブからの読み出しまたは書き込みはできません。
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サイズ: この列には、システムドライブの記憶容量がキロバイトで表示されます。
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Raid: この列には、ドライブのRAIDレベル(RAID=個々のディスクの冗長アレイ)が表示されます。次のRAIDレベルが定義されます。
0: 連続するデータブロックが、異なる物理ドライブに書き込まれます。これによりアクセス時間が短縮される結果、性能が高まります。
1: ドライブはミラーリングされます。ひとつのドライブからのデータはすべて、別のドライブにも保存されます。
5: データは、冗長記憶装置を持つ複数ドライブに配分されます。ひとつのドライブでエラーが発生しても、すべてのデータを復元できます。
6: RAIDレベル0と1の組合せ
7: 各ドライブは個別に機能します。
データの損失を防ぐ冗長はありません。
MYLEX
物理デバイスの一覧
右側には、MYLEXコントローラに接続されているSCSIデバイスの一覧が表示されます。この一覧は、チャンネルIDとSCSI IDで順序付けされます。各物理デバイスは、デバイスのステータスとサイズを示す図とリンクで表現されます。
ステータスの値を次に示します。
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緑 - オンライン
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黄色 - スタンバイ
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赤 - 停止
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紫紅色 - デバイスのS.M.A.R.T.が故障
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青 - 不明
リンクをアクティブにすると、物理デバイスビューにあるドライブのすべての詳細が表示されます。
MYLEXアダプタボタン
MYLEXコントローラの図があるアダプタボタンを押すと、アダプタの詳細情報を示すアダプタビューが開きます。