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VMwareの仮想化基盤で
サーバとデスクトップの仮想化を同時に導入
IT部門の業務負荷を劇的に軽減

富士通インフラ最適化サービスの結論にもとづき、「PRIMERGY BX620」と「ETERNUS DX60」で仮想環境を構築


株式会社中外

株式会社中外様 導入事例


基幹業務アプリケーションの延命のためにサーバの仮想化を検討する中で、富士通のインフラ最適化サービスを利用して、ITインフラ全体最適化計画を立案。富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX620」をプラットフォームに、VMware vSphere 4とVMware View 4でサーバとクライアントを仮想化。

[ 2011年1月4日掲載 ]



 導入の背景 |  導入のポイント |  システム概要 |  今後の展望 

導入事例概要
業種: 製造業、商社
ソリューション: ブレードサーバ、VMwareによる仮想化ソリューション
稼働環境: サーバ:富士通 ブレードサーバ PRIMERGY BX620 S5
ストレージ:富士通 ETERNUS DX60
仮想化ソフト:VMware View 4、VMware vSphere 4

サーバ仮想化とデスクトップ仮想化による基幹業務アプリケーションの延命とIT部門の管理負荷の大幅な軽減を実現

自動車部品の製造とエレクトロニクス製品の販売を行う中外は基幹業務アプリケーションの延命のためにサーバの仮想化を検討する中で、富士通のインフラ最適化サービスを利用して、ITインフラ全体最適化計画を立案。その結果にもとづいて、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX620」をプラットフォームに、VMware vSphere 4とVMware View 4でサーバとクライアントを仮想化しました。これにより、基幹業務アプリケーションの延命とIT部門の管理負荷の大幅な軽減が実現されると共に、ITインフラ最適化への大きな一歩を踏み出しました。

課題と効果
1 基幹業務アプリケーションの延命 基幹業務アプリケーションの再構築なしでの長期利用の実現
2 IT部門担当者の管理負荷の軽減 管理負荷軽減による企画業務へのリソースのふり分けの実現
本事例に関するお問い合わせ

導入の背景

基幹業務アプリケーションの延命とPCを中心とした管理負荷軽減が大きな課題に

高橋 正
株式会社中外
システム管理室
課長

中外は自動車用防音材の開発・設計・製造という製造部門とエレクトロニクス業界向けの機能部品・機能材料の販売という商社部門を両輪に事業を展開している企業です。中外は創業以来培ってきた商社機能をベースに、自動車・エレクトロニクス・情報通信・航空機・建築・繊維・物流などの分野で、ユーザーニーズに対応できる体制を築いてきました。また、顧客企業との密接なつながりは市場からのダイレクトでリアルタイムな情報収集を可能にし、納入先メーカーと共に、製品を企画・開発して納める開発納入の理念のもと、 市場が求める製品を開発、製造してきました。

中外では販売管理・会計サーバが老朽化し、更新時期を迎える中で、新しいハードウェア上で今まで使っていた基幹業務アプリケーションをそのまま稼働させるためのプラットフォームとして、サーバの仮想化を検討し始めていました。その一方で、2年ほど前から、20台近いサーバと300台余のクライアントPCを専任担当者一人で管理していました。そのため、障害が発生したり、PCの更新が必要になると、その対応に時間がとられてしまい、情報システムに関する企画や将来構想の立案を行う時間をとることが難しい状況でした。中外 システム管理室 課長 高橋 正氏は「特に問題になっていたのはクライアントPCの管理です。中外では人材育成という意味もあり、人事異動を頻繁に行っています。そうすると、異動の度に、各拠点にPCを輸送して、設定を変更しなければならず、それを一人で、拠点を回って行うのは大変な作業でした」と語ります。

さらに、中外ではかねてから、情報システムへの中長期的な投資計画に対する妥当性を客観的に評価したいと考えておりました。そこで、同社は長年情報システムの構築や運用の支援を受けているアイチ情報システムから紹介された、富士通のインフラ最適化サー ビスを利用して、中長期的な視点でITインフラ全体最適化と投資計画の妥当性を見極めることにしました。

導入のポイント

仮想化の実績と一括受付サポートを評価、富士通を選定

松尾 佳彦
株式会社中外
システム管理室
次長

そうした中で、富士通が提案したITインフラ最適化計画はTCO削減やリソースの有効活用、設置スペースと消費電力の削減を軸に、VMware vSphere 4による仮想化技術を使ったサーバ統合を中心に据えたものでした。これによって、当初構想していた、基幹業務アプリケーションの延命も可能になります。中外 システム管理室 次長 松尾 佳彦氏は「取引先企業で、VMware製品によるサーバ仮想化の実績を見聞きしていましたので、サーバ統合のための仮想環境にはVMware vSphereを採用しようということになりました。当初 のITインフラ最適化計画ではまずサーバを統合、その後、クライアントの仮想化を行っていく予定でした。しかし、管理負荷を一刻も早く軽減したかったこともあり、サーバの仮想化だけでなく、クライアントの仮想化も併せて、一気に進めようということになりました。そこで、VMware vSphereによるサーバ仮想化に続いて、同じ仮想化された環境を共有でき、さらに運用管理ツールであるvCenter Serverによりサーバ/クライアント環境を統合して管理できることから、VMware Viewによるクライアントの仮想化を行うことにしました」と振り返ります。

その上で、ハードウェアプラットフォームの選定を行い、最終的に富士通を選びました。「富士通を選んだ理由の一つは仮想統合プロジェクトの経験など豊富なノウハウを持つSEが参画するという提案内容から、サーバ統合を迅速かつ安全に行うことができると考えたことです。もう一つは、富士通ではハードウェアとOS、VMware製品、ソフトウェアの一括受付による運用サポート体制を構築しており、製品だけでなく、サポート面も信頼できると考えたからです」(高橋氏)。クライアントは当初、特定の業務に使っている端末だけを仮想化する方針でしたが、管理負荷の軽減を考えると、全てのクライアントを仮想化する方が効果が大きいと判断し、VMware View 4ですべてを置き換えることにしました。そして、サーバは2010年2月から、クライアントPCは4月から、それぞれ仮想環境への移行を開始しました。

システム概要

PRIMERGY、VMware vSphere / Viewでサーバとクライアントを仮想化

構築された仮想環境は富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX620」とSAN接続された富士通のストレージ「ETERNUSDX60」を中心に構成されています。そして、PRIMERGY BX620では4枚のブレードサーバ上に、VMware ESXが稼働しています。VMware ESX上の仮想サーバは古いサーバから移行した販売管理・会計などの基幹業務システムとファイルサーバなど15台です。VMware View 4による仮想デスクトップは販売管理端末33台及び、営業を中心に使っている一般業務端末40台、計73台です。

その結果、現在物理サーバで残っているのは主にWebサーバ、メールサーバ、アクティブディレクトリサーバとなり、基幹系はすべて仮想環境に移行することができました。また、仮想デスクトップ用シンクライアントPCの内、10台ほどは購入費用を節約するため、7-8年前に購入した古いPCにインストールして使っています。

「サーバ、クライアント共、仮想環境で順調に稼働しています。今までのクライアントPCと大きな違いはなく、ユーザーも違和感なく、安心して使っています」(松尾氏)。

今後の展望

ITインフラのさらなる最適化で、製造・販売の総合力を強化

中外では2010年9月には、外部DNS、内部DNS、Webサーバを仮想化する予定で、それにより、当初のITインフラ最適化計画より1年前倒しで、ほぼ全てのサーバ仮想環境への移行が完了します。また、およそ130台のクライアントPCについても、関係部署と調整しながら順次、仮想デスクトップ環境に移行させていく予定です。

このサーバとクライアントの仮想化により、中外では基幹業務システムの長期にわたる利用が可能になると共に、サーバとクライアントPCに関する管理負荷を減らし、より効率的 なITインフラの運営と戦略的なIT活用のために業務をふり向けることができるようになりました。今後、中外はそのリソースを開発・生産・販売が一体となった総合力の一層の強化を支えるITインフラの整備にあてていく考えです。


株式会社中外様 概要

本社所在地 名古屋市中区千代田5-21-11
設立 昭和23年9月
資本金 3億2800万円
従業員 306名
売上高 334億円億円(平成21年10月期)
ホームページ 株式会社中外様 ホームページ
概要

商社として創業し、その後自動車用防音材の開発・設計・製造を開始。現 在では製造部門とエレクトロニクス業界向けの機能部品・機能材料の販売という商社部門を併せ持つ形で事業を展開している。また、最近ではエコ関連商品としてLED照明、各種熱対策商品の販売にも力を入れている。

イチオシ商品

【ご紹介した製品】

【導入事例(PDF版)】

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