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アメリカ・ジョージア州フルトン郡が、富士通の「PRIMERGYブレードサーバ」と基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」でサーバ統合を実施。


ジョージア州フルトン郡様(アメリカ) 導入事例


アメリカ・ジョージア州フルトン郡が、富士通の「PRIMERGYブレードサーバ」と基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」でサーバ統合を実施。税金を原資とする支出の最適化を図っている。また、富士通のサーバ管理ツールの導入やリモートアクセス機能の活用によって、運用管理業務に費やす時間は25%、新規業務追加時などのサーバ導入にかかる時間にいたっては約90%(6時間から40分)も削減できた。

[ 2009年3月3日掲載 ]

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 課題 |  解決方法 |  導入効果 |  あらゆる行政サービスを支えるIT |  富士通のブレードサーバが競争を勝ち抜く |  サーバの活用度を高める仮想化戦略 |  ブレードサーバの導入効果 |  Oracleのインフラに「PRIMEQUEST」を採用 |  フルトン郡が体験した「富士通」 |

課題

ジョージア州フルトン郡は約100万人の市民に行政サービスを提供している。
各地に分散していた古いサーバをデータセンターへそのまま移設・集約したインフラ強化プロジェクトでは、センターの床スペースをすぐに使い果たしてしまった。そこで、CIOはより効率的かつ経済的なサーバ統合を模索していた。

解決方法

Windows Serverベースのアプリケーションサーバ群については、仮想化技術を活用し、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」シリーズのブレードサーバへ統合を進める。Oracleで構築されたデータベースサーバ群については、コスト削減を目的にRed Hat Enterprise Linuxへ移行したうえ、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」へ統合した。

導入効果

郡内部のテスト結果によると、有効活用されていない従来のサーバ群を「PRIMERGYブレードサーバ」へ統合することで、最終的にはサーバ台数を1/8に削減できるという。また、富士通のサーバ管理ツールの導入やリモートアクセス機能の活用によって、運用管理業務に費やす時間は25%、新規業務追加時などのサーバ導入にかかる時間にいたっては約90%(6時間から40分)も削減できた。

あらゆる行政サービスを支えるIT

ジョージア州フルトン郡はアトランタ市も含んでおり、約100万人の市民に納税、福祉から裁判までさまざまな行政サービスを提供している。5,500名の職員が70の施設に分散している体制での業務効率を追求するため、また、税収を有効活用するため、郡のCIOであり副理事でもあるJay Terrell氏はITインフラの強化を発令した。
「まず私はIT管理者たちにeメールを出し、パフォーマンスが低下し収拾がつかなくなっているサーバをデータセンターへ送付するよう指示しました。このメールは『自由の女神メール』と呼ばれました。当時は地域ごとに独自のサーバを運用しており、そのうちの一部はデータのバックアップができていませんでした。そこで、サーバの物理集中により運用管理コストを削減し、一貫したデータバックアップ方式を採用することは、的を射たやり方だったと言えます」とTerrell氏は振り返る。

この計画は当初、周囲の賛同を得られ順調に進むかに見えた。しかし、あまりに多くのサーバが洪水のごとくデータセンターへ押し寄せてきたため、程なく新たな問題に直面することとなった。
「あっという間にデータセンターの床スペースが足りなくなってしまいました。また、約250台のサーバの大部分が十分に活用されていないということも分かりました」とTerrell氏は明かす。集められたサーバの中には、壊れやすくなった7年以上も前に導入した旧式のものも多く含まれており、IT管理者たちはそれらの対応に多くの時間と労力を割かれるようになってしまった。
結果的にこの計算違いが引き金となり、強力な統合サーバを導入する決断がなされた。

富士通のブレードサーバが競争を勝ち抜く

多くの行政機関と同様に、フルトン郡も競争入札を通じて新規に機器を導入する。サーバ選定の際、価格はもちろん重要なファクターだが、実用性の高い機能があるかどうかもまた劣らず重要である。
最終的にベンダーは2社にまで絞り込まれ、それぞれのサーバ製品が徹底的に比較検討された。その結果、富士通の「PRIMERGYブレードサーバ」に軍配が上がることとなった。その理由を、郡のネットワーク管理者であるDavid Medlin氏は次のように説明する。
「私たちは警察、消防、E-911(緊急時に携帯電話を使って自分の所在地を警察、消防当局の司令センターへ通報するシステム)など、公共の安全を守るために、サーバには多くの冗長化機能を要求しました。富士通の『PRIMERGYブレードサーバ』は、冷却装置やI/O系などに高度な冗長化構成を持っていたのです」。
また、富士通のサーバ管理ツールも郡の技術評価陣に強い印象を与えた。
「富士通のツールは、他のベンダーのツールよりも機能的に優れ、使い勝手の良いものでした」とMedlin氏は付け加えた。

さらに、評価者たちは、新しいサーバと郡が従来使用してきたストレージとの互換性を重視した。郡の上級ストレージ設計者であるBrooks Virtue氏は、当時の懸念を次のように説明する。
「私たちは54テラバイトに及ぶバックエンド層のストレージを持っています。検討中のブレードサーバが、Brocade製のSANスイッチも含め既存のストレージシステムとうまく相互運用できるかどうか確信を得る必要がありました。もしも相互運用できないとなると、ストレージ構造そのものを設計し直さなければなりません。それは多大な費用と時間がかかるうえ、従来のサービスを維持することさえ困難になります」。
富士通のブレードサーバは、それらの課題をすべてクリアしていた。

サーバの活用度を高める仮想化戦略

デュアルコアまたはクアッドコアのインテル Xeon プロセッサーを搭載した「PRIMERGYブレードサーバ」は、フルトン郡が計画するサーバ統合のための十分なパワーを有していた。フルトン郡 ネットワーク部門 副理事であるKeith Dickie氏は、ブレードサーバによる仮想化モデルについて次のように説明する。
「私たちは初めから仮想化が念頭にあったわけではありません。富士通のブレードサーバソリューションを深く理解するうちに、その優れた品質とVMwareを組み合わせることで、より効果的なサーバ統合を実現できることに気づいたのです。スタンドアロンサーバモデルに比べ、私たちの新しい仮想化モデルでは8倍ものアプリケーション能力を発揮できます。これによりデータセンターのスペース不足を一気に解消できます」。
さらに、CIOのTerrell氏も「この新しい仮想化ソリューションによって、それぞれのアプリケーションに対してその場で簡単に適切なサーバリソースを割り当てられるようになります」と付け加えた。

フルトン郡はこれまでのテストで、新規業務追加などを想定したサーバ導入にかかる時間を従来の6時間から40分に約90%も短縮できることを確認した。
「従来は物理サーバを新たに追加して稼働させるまでに、OSやドライバのインストール、システムの更新(修正の適用)、アンチウイルスソフトの導入、バックアップの設定などもろもろ含めて6時間ぐらいかかっていました。VMware と富士通の『PRIMERGYブレードサーバ』およびサーバ管理ツールを利用することで、クローン(仮想サーバ)を早ければ15分、遅くとも40分で立ち上げることができます」とTerrell氏は満足げだ。
時間的な節約に加え、フェイルオーバーのスピードアップも郡の高信頼な行政サービスを支えている。
「障害が発生し停止しそうなサーバは、5分以内に他のブレードサーバへバックアップされます」(Terrell氏)。

ブレードサーバの導入効果

現在、フルトン郡は200台の新旧サーバを運用している。調査の結果、サーバの活用率は30%から40%程度であるが、IT管理者たちは仮想化技術を活用した「PRIMERGYブレードサーバ」への統合を進めることで、この値を80%以上に引き上げ、さらにコストを削減できるだろうと期待を寄せている。毎月約10台、1年で100台以上のサーバをマイグレーションする計画だ。
「私たちが仮想化技術を利用するようになってからまだ日が浅いので、目標とするスペースの節約率は現時点では達成できていません。しかし、『PRIMERGYブレードサーバ』の導入によって既に大きな効果が表れています。例えば、新しいアプリケーションにも柔軟に対応できるため、ハードウェアを追加導入するペースは格段に下がりました」(Terrell氏)。

また、IT管理者たちの保守工数も大幅に軽減された。
「私たちには月に一度の『メンテナンス・サンデー』と呼ぶ日があります。これまではリモートでのマネージメント機能を持っていなかったため、モニターやサーバに直接アクセスする人員を配置しなければなりませんでした。富士通の『PRIMERGYブレードサーバ』を導入してからは、離れた場所から対応可能です。これにより、長期的に見て保守作業時間を25%は削減できると見込んでいます」(Medlin氏)。
「私たちが従来使ってきたサーバの多くは寿命にさしかかっており、MTBF(平均故障間隔)は許容できないレベルに達していました。IT管理者たちは日々あちこちで発生するトラブルの対処に追われていましたが、新しいサーバの導入によってそうした苦痛からは解放されました」(Terrell氏)。

Oracleのインフラに「PRIMEQUEST」を採用

フルトン郡のサーバ統合プロジェクトの第2のポイントとして、Oracleデータベースを支えるインフラに焦点が当てられた。Terrell氏は、インフラに求めた要件を次のように説明する。
「Oracleデータベースは郡の統合基幹業務(ERP)をはじめ、税、裁判、図書館等のシステムで利用されています。そのインフラとなるサーバの前提条件は、Red Hat Enterprise LinuxがOSとして動作し、低コストでパフォーマンスを改善できることでした」。
徹底したテストの結果、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」こそが郡の要件に最も適したサーバであることが実証された。
「『PRIMEQUEST』は、卓越した信頼性、拡張性、柔軟性を持っています。他ベンダーのサーバと同じコストで、より多くのハードウェアリソースを搭載し、高いパフォーマンスでサービスを提供できます」とTerrell氏は評価する。さらに、
「『PRIMEQUEST』のパーティション機能を使い複数のデータベースシステムを1台のサーバ上で運用することで、運用・保守にかかるコスト、工数を削減することができます」とDickie氏が付け加えた。

フルトン郡が体験した「富士通」

フルトン郡はグループ全体として、富士通のスタッフが提供した手厚くきめ細かいサービスに感銘を受けた。Terrell氏は、富士通のアカウントチームが提供した一連のサービスを「システムの導入前、導入後とも非常に良好」と称賛している。
実地でシステムを運用する経験豊富なIT管理者をはじめとして、郡の技術者たちは富士通へ詳細な質問を浴びせた。
「私たちは、ベンダーによる提案の曖昧な点や矛盾点をまたたく間に突いていくことになります。それに対し、ベンダー側はしばしば自分たちの主張を押しつけてくるのが普通です。しかし、富士通のメンバーは、私たちが突きつけたいくつもの難問に対し1つ1つ順番に、真摯に対応してくれました。そのことで私たちと富士通は、早い段階で強い信頼関係を築くことができました」(Terrell氏)。

【お問い合わせ】

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  • 本ページは英語版PRIMEQUESTの事例を日本向けに編集したものです。
    PDF英語版PRIMEQUEST事例(320KB / 4ページ)