富士通

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LINとは

特長・仕様

LINの特長

CANプロトコルと比較して、大幅なコスト削減ができます。

  1. 部品コストの削減
    • ワイヤが2本から1本へ -> 省線化による重量減少にもつながる
    • スレーブノード側の発振子をセラミック発振子からCR発振子へ
  2. アセンブリコストの削減
  3. 通信ソフト開発負荷の削減
通信ソフト開発負荷の削減

注意点としては、Oscillator Toleranceがあります。LINの仕様のSYNC機能を使用した場合に限り、Master:1.58%、Slave:Masterに対して15%、Short Time:2%となります。(Ver1.2では、Master:±0.5%、Slave:±2~15%となります。)
そのため、Masterマイコンは、セラミックor水晶振動子を使用し、Slaveには15%以内の発振を使用することが可能となります。
なお、外付けCR発振や、既存マイコンの内蔵発振で対応する場合は、15%の精度を満足できないことが多いので、ご使用前に十分に精度の検討を行う必要があります。


LINの仕様

  1. ネットワークの構成
    • シングルマスタ方式(アービトレーションなし)
    • 最大16ノード(マスタ:1ノード、スレーブ:最大15ノード)
    • プリプログラムドアドレス方式(各ノードはID固定)
  2. 伝送路(ISO9141準拠)
    • 廉価なシングルワイヤ方式
    • 最長40m
  3. 通信方式
    • UART(半2重方式、転送データ長8ビット、1ストップビット)
  4. 発振子精度
    • マスターノードは最大許容誤差1.58%以内(Ver.1.2では、±0.5%)
    • スレーブノード最大許容誤差15%以内(クロック使用時±2%)
  5. 伝送ボーレート
    • 最大~20Kbpsまで
伝送ボーレート

推奨ボーレート

低速 中速 高速
2400 bit/sec 9600 bit/sec 19200 bit/sec

データ長について

LINのデータ長は基本的に2バイト、4バイト、8バイトの転送が可能となっています。 このバイト数はIDフィールドのLENGTH_CONTROLとして送信されます。