背景 | 概要 | 特徴 | 車載用通信プロトコル | ターゲットアプリケーション | Data転送方式 | CANとの相違 | 1Nodeの内部構成 | バスドライバの動作モード | バスドライバの電圧監視 | 電気信号 | Bus Guardian | トポロジー | セグメント構成 | プロトコル | 状態遷移 | エラー制御 |
FlexRayとは
エラー制御
FlexRayでは、3つのエラー処理レベルが存在します。
FlexRayのエラーと処理レベル
| 項目 | ノーマル・アクティブ | ノーマル・バッシブ | フォルト |
|---|---|---|---|
| 状態 | 完全なオペレーション | 縮小オペレーション | 停止オペレーション |
| フレーム処理 | フレーム送受信可 | フレーム送信停止 フレーム受信可 |
フレーム送受信停止 |
| クロック同期 | 同期 | 同期を維持 | 同期外れ |
| アクション | 完全同期維持 | 受信フレームを処理しクロック同期した場合は自律でノーマル・アクティブに復旧 | オペレーション再開のために、リセットもしくはホストからReady状態遷移を命令 |
エラー状態遷移は、エラーカウンタにより管理されます。
クロック同期エラーや、クロック補正値異常などのエラーカウンタ値は、アプリケーションに依存しており、システム設計時に決めます。
エラー状態の遷移

エラーカウンタによる管理は、クロック同期エラー監視動作をエラー状態検出用とエラー状態復帰用のエラーカウンタを個別で制御します。
クロック同期エラー監視動作(エラー検出)
- クロック同期エラー検出は、クロック同期処理(レート補正&オフセット補正)に失敗した連続回数で監視します。
- フォルト/ノーマル・パッシブ遷移条件は、ホストから設定可能です。
- フォルト遷移への有無をホストから設定可能です。
エラーカウンタのカウントアップと状態遷移条件

クロック同期エラー監視動作(正常検出)
- クロック同期正常検出は、クロック補正(レート補正&オフセット補正)が成立した連続回数で監視します。
- ノーマル・アクティブ復帰遷移条件は、ホストから設定可能です。
- この復帰遷移条件を0にする事により、ノーマル・アクティブへの復帰を許可しない事も可能です。
エラーカウンタのカウントダウンと状態遷移条件

FlexRayとCANのエラー比較
FlexRayとCANのエラー処理比較については、「FlexRayとCANの比較」をご覧ください。
ご注意
理解しやすい様に、実際のFlexRay規格の概略のみを紹介している個所もあります。
