富士通

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開発にあたってのノウハウ

7. ツールのトレースモードの設定

トレースモードには以下の4種類があります。

モード名 フレーム数
内部トレースモード(DSU3/DSU4で有効) 128フレーム
外部トレースモード(DSU3/DSU4で有効) 64Kフレーム
リアルタイムモード(DSU4で有効) 64Kフレーム
フルトレースモード(DSU4で有効) 64Kフレーム
  • 内部トレースモード
    チップに内蔵されたトレース専用メモリに、トレース情報を格納します。実時間でプログラムを実行します。
  • 外部トレースモード
    アダプタボード上に装着されたトレース専用メモリに、トレース情報を格納します。実時間でプログラムを実行します。
  • リアルタイムモード
    フルリアルタイムモードでは、プログラムの実時間での実行が可能です。ただし、11サイクル以内に3回以上の分岐が行われた場合にトレースデータの一部が欠落することがあります。
    DSU3チップではリアルタイムモードは指定できません。
    また、サイクル数の測定で、誤差が生じる場合があります。サイクル数を測定する場合には、内部トレースモードまたは、外部トレースモードをご使用ください。
  • フルトレースモード
    フルトレースモードでは、トレースデータは欠落することなく、すべての命令実行をトレースすることができます。ただし、11サイクル以内に3回以上の分岐が行われた場合にトレースデータの取得を優先して行い、MCUへウェイトを入れるため、実時間で動作しない場合があります。
    DSU3チップではフルトレースモードは指定できません。

トレースモードの設定方法

各トレースモードは、[環境]-[デバッグ環境の設定]-[デバッグ環境]-「エミュレーション」のMCU動作モードによって設定します。

 デバック環境設定画面

サイクル数を測定する場合

サイクル数を測定する場合には、測定誤差の少ない内部トレースモードで測定することをお薦めします。(誤差をもっと少なくするためにはLOOP実行による測定が非常に有効です。)
特にMB2198-01+DSU3+SoftuneV5の組み合わせで測定した場合では誤差が顕著に現れる場合がありますので、内部トレースモードをご利用ください。
SoftuneV6では、「時間測定」の「コメント」ボタンにより、誤差に関する注意が表示されますので一読ください。

 時間測定の注意事項(SoftuneV5/V6)

実行パスを確認する場合

フルトレースモードにしてトレースするのが有効です。


タイムスタンプに関する設定

MB2198-01上にアダプタボードを直接実装してバストレースを行うタイプの場合(MB91350、MB91260等)、トレースにてタイムスタンプが記録できます。タイムスタンプ記録をしたい場合は、トレースモードを外部トレースモードにします。

次に、「表示」-「トレース」にてトレース画面を表示すると、画面右に「time stamp」が表示されます。この値の単位は[ns]で、分解能は25nsになります。これはICE内のタイマーにて実測しています。