FAQ
その他
- ツール評価では正常動作確認出来たが、Flashでは正常に動作しないのですが...(リセット解除後、まったく動作しない様に見える)。(対象:MB90590G)
- データシートでは、MB90F543、549以外は-40℃~105℃保証になっているが、G/GS品は-40℃~125℃保証していますか? (対象:MB90540/545series)
- マイコン動作中にGNDがOPENになった場合、どうなりますか?
- 電源入力ピンに、約1~5nsで100~150Vのノイズ電圧が印可された場合、保証可能ですか? (対象:MB90F549G)
- PCライタのERROR!! No.103の発生原因は何ですか?
- 発振子とのマッチングデータはありますか?
- データシートに“Vcc端子の平滑コンデンサは降圧回路の安定化のためのコンデンサより大きい容量のものを使用してください”との記載があるが、同じ容量でもいいですか?
- 電源端子にノイズ対策用としてLを入れて良いですか?
- 電源監視用ICでリセット発生した時、電圧が復帰するが、何か理由が考えられますか?
- 外バス対応の製品はありますか?
- クロック2系統品のサブクロック端子を持つマイコンで、サブクロックの安定待ち時間かどうかを示すビットが時計タイマ制御レジスタWTC:SCE bitですが、このbitはウォッチドックリセットにより初期化されますか?
- サブクロックをもったマイコンでサブクロックの安定待ち時間は215/SCLKです、このSCLKと外部のサブクロックとの関係は?
- MB90474(MASK)の電源電流が、MB90F474(FLASH)と比較して大きい規格値になっているが間違いないですか? (対象:MB90470)
- 使用する振動子を47pF内蔵品から10pF内蔵品に変えたところ、発振波形が歪んでしまいましたが、波形が歪む要因は何がありますか?
- ハードウェアスタンバイ機能が有るものと無いものがありますが、何が異なりますか?
- MB90650A seriesの内ROM外バスモード時(外部データバス16bitモード時) において、内ROMアクセスしている場合の外バス制御端子出力はどのようになりますか? (対象:MB90650A)
- MB90650A seriesの内ROM外バスモード時(外部データバス8bitモード時) において、内ROMアクセスしている場合の外バス制御端子出力はどのようになりますか? (対象:MB90650A)
- サブクロック入力は必須ですか? (対象:MB90370)
- マイコンの電源(Vcc)が供給されていない状態で、N-chオープンドレイン端子に電圧印加することは可能ですか? (対象:MB90370)
- MB90650A series内ROM外バスモード時の各状態におけるP20~P27(A16~A23)端子状態はどのようになっていますか? (対象:MB90650A)
- モード端子(MD0、MD1、MD2)の取り込み仕様はどのようになっています? (対象:MB90650A)
- FJ規格上のQFPとLQFPの違いは何ですか?
- 水晶振動子の発振開始時間の周波数依存はありますか?
- 5V電源が安定した状態で外部リセットが発生した場合、RAMに保持された値は変わりますか?
- Flash品と同様に、Mask品でもC端子に0.1mFのコンデンサを付けても大丈夫ですか?
- マイコンのESDに関する信頼性は、どのようになっていますか?
- MB90562とMB90F562Bの相違はどこにありますか? (対象:MB90F562/B)
- マイコンのラッチアップに関する信頼性はどのようになっていますか?
- サブクロック端子(X0A、X1A)に外部クロック入力可能ですか?
- パワーオンリセットが発生する規格にて電源電圧を上昇させた時、HST端子に“L”を入力していますが発振が停止しないですか? (対象:MB90540/545G)
- 1系統品を使用した時に、サブクロック端子X0A、X1Aの処理をX0A=プルダウン、X1A=OPENとマニュアルに記述がありますが、X0A端子をプルアップの処理は問題ありますか? (対象:MB90540/545G)
- 低電圧/CPU動作検出リセット制御レジスタ(LVRC)のCPUF(CPU動作検出フラグ)、LVRF(低電圧検出フラグ)は内部リセットでは初期化されず、外部リセット入力で初期化されるとのマニュアルに記載がありますが、WDTリセットなどはどうなりまうか? (対象:MB90420/425G)
- マニュアルに記述してある低電圧/CPU動作検出リセットブロックダイアグラムにノイズキャンセラがありますが、どれくらいの幅のノイズを除去するのですか? (対象:MB90420/425G)
- エレクトロマイグレーションとは何ですか?
1. ツール評価では正常動作確認出来たが、Flashでは正常に動作しないのですが...(リセット解除後、まったく動作しない様に見える)。(対象:MB90590G)
MB90F594A、F594G、F591AではリセットベクタがFFA000Hに固定されております。そのため、ツール評価時には、ソフト指定したリセットベクタが有効になりますが、Flashでは、ソフト指定したリセットベクタが無効となります。そのため、リセットベクタをFFA000Hに変更する必要があります。このハードワイヤードリセット機能は、割り込みベクタとリセットベクタを他のバンクにする事でフラッシュ書き込み時の電源OFF時後のFAIL-SAFEを考慮した機能として有効に使用出来ます。
2. データシートでは、MB90F543、549以外は-40℃~105℃保証になっているが、G/GS品は-40℃~125℃保証していますか? (対象:MB90540/545series)
個別に対応の検討しています。
3. マイコン動作中にGNDがOPENになった場合、どうなりますか?
GNDがOPEN時動作保証はできませんが、I/Oより“L”入力されていればVssがGND電圧を保ちマイコンは実力で動作します。
4. 電源入力ピンに、約1~5nsで100~150Vのノイズ電圧が印可された場合、保証可能ですか? (対象:MB90F549G)
FJではESDの保証は行っていませんので保証検討はできませんが、デバイスの実力上数nsであれば問題ないと考えます。
5. PCライタのERROR!! No.103の発生原因は何ですか?
- m2bs.exeのエラー判定
指定したファイルが、S2フォーマットでない場合やチェックサムが間違っている場合に発生します。 - PCライタ側のエラー判定
S2 -> bin変換で作成されたバイナリ形式のテンポラリファイルが、データ保存できる環境になかった場合に発生します。
6. 発振子とのマッチングデータはありますか?
村田製作所殿(http://search.murata.co.jp/search/ic-j.html)、京セラ殿、松下電子部品殿、TDK殿に協力頂き、マッチング評価をして頂いております。各発振子メーカーに問い合わせ願います。また、水晶振動子については、発振子に特性上、非常に高精度が要求される事が多いため、基盤ごとにマッチングを取る必要があります。そのため、実基盤とセットで発振子メーカーにマッチング特性データ取得依頼を行なう事を推奨致します。
7. データシートに“Vcc端子の平滑コンデンサは降圧回路の安定化のためのコンデンサより大きい容量のものを使用してください”との記載がありますが、同じ容量でもいいですか?
同じでも問題はありませんが、通常Vcc端子のコンデンサはシステム電源のため、安定化、ノイズ対策のための大きい容量を接続することをお奨めします。
8. 電源端子にノイズ対策用としてLを入れて良いですか?
電源端子へのLを挿入される場合は、マイコンの端子とLの間にCを挿入して頂く事を推奨致します。Lを直接マイコンの端子に接続されますとマイコン自身の電圧が変動するため、安定した動作が出来ない可能性があります。
9. 電源監視用ICでリセット発生した時、電圧が復帰するが、何か理由が考えられますか?
リセット時と動作時でマイコンの消費電流が異なります。実力的には、リセット時<動作時 の関係になり、内部バスクロック停止されているリセット時の方が電流が少ない傾向にあります。電源設計において、この辺りを考慮して設計して頂きたく必要があります。
10. 外バス対応の製品はありますか?
MB90470、MB90495G、MB90540/545G、MB90550A/B、MB90570A/C、MB90580C/CAなどがあります。
11. クロック2系統品のサブクロック端子を持つマイコンで、サブクロックの安定待ち時間かどうかを示すビットが時計タイマ制御レジスタWTC:SCE bitですが、このbitはウォッチドックリセットにより初期化されますか?
サブクロックをもったマイコンでサブクロックの安定待ち時間かどうかを示すビットWTC:SCEは、ウォッチドックリセットにより初期化されません。そのため、ウォッチドック解除後は、サブクロックの安定待ち時間を取ることなく、動作を開始します。
12. サブクロックをもったマイコンでサブクロックの安定待ち時間は215/SCLKですが、このSCLKと外部のサブクロックとの関係は?
サブクロックをもったマイコンのサブクロック発振安定待ち時間の215/SCLKで使用しているSCLKとは、サブクロックの原発振(32KHzの4分周)を示します。そのため、サブクロックの発振安定待ち時間は、215/SCLK=4sとなります。
13. MB90474(MASK)の電源電流が、MB90F474(FLASH)と比較して大きい規格値になっていますが間違いないですか? (対象:MB90470)
間違い有りません。本シリーズのMASK品、FLASH品に採用されているテクノロジに依存しています。
14. 使用する振動子を47pF内蔵品から10pF内蔵品に変えたところ、発振波形が歪んでしまったのですが、波形が歪む要因は何がありますか?
最適な負荷容量値に対して容量値が小さくなると、波形が歪む傾向があります。逆に最適な負荷容量値に対して容量値が大きくなると発振余裕度が低くなります。振動子メーカー殿と相談のうえ、最適な負荷容量内蔵品の検討をお願い致します。
15. ハードウェアスタンバイ機能が有るものと無いものがありますが、何が異なるのですか?
ハードウェアスタンバイ機能は、アプリケーションでIG-OFF時になにも処理が必要で無い場合、IG-OFF時にHSTXを"L"にして発振を停止させCPUまで停止させたり、緊急停止が必要な場合に利用する事を目的に機能が付加されております。最近では、IG-OFF時には、一定処理を行いソフトでスタンバイモードに入れたりする顧客殿が増え、最近ではハードウェアスタンバイ機能を搭載しない製品が多くなってきています。
16. MB90650A seriesの内ROM外バスモード時(外部データバス16bitモード時) において、内ROMアクセスしている場合の外バス制御端子出力はどのようになりますか? (対象:MB90650A)
以下のような端子状態となります。
| 端子名 | 端子状態 |
| AD00~AD15 | Hi-z状態 |
| A16~A23 | 外ROMアクセス最後のレベルを保持 |
| ALE | Lレベル |
| CLK | CLK出力(出力許可時) |
| WRLX、WRHX | Hレベル(出力許可時) |
| RDX | Hレベル |
17. MB90650A seriesの内ROM外バスモード時(外部データバス8bitモード時) において、内ROMアクセスしている場合の外バス制御端子出力はどのようになりますか? (対象:MB90650A)
外部データバス16bitモード時と同じです。
18. サブクロック入力は必須ですか? (対象:MB90370)
以下の仕様制限にてサブクロック入力不要の対応は可能です。
- X0A=Vss、X1A=OPENとする
- Main watch mode、Sub clock mode の設定禁止(Sub clock modeから遷移する他のモードも含む)
- LCDのサブクロック動作禁止
19. マイコンの電源(Vcc)が供給されていない状態で、N-chオープンドレイン端子に電圧印加することは可能ですか? (対象:MB90370)
N-chオープンドレイン端子(P80、P81、P90~P95)は、マイコンのVccに電圧が供給されていない場合においても、Vss+5.5Vまで電圧印加可能です。詳細はデータシートのHレベル入力電圧規格にてご確認ください。
20. MB90650A series内ROM外バスモード時の各状態におけるP20~P27(A16~A23)端子状態はどのようになっているますか?(対象:MB90650A)
以下のような端子状態となります。
- RSTX=LOW入力時:不定出力状態
- TEST=LOW入力時:Hi-z出力状態
- RSTX及びTEST解除後の内ROM実行時:不定出力状態
21. モード端子(MD0、MD1、MD2)の取り込み仕様はどのようになっていますか? (対象:MB90650A)
リセット時にラッチされるタイプになります。但し、モード端子の取り込みは品種毎に仕様が異なりますのでご注意ください。
22. FJ規格上のQFPとLQFPの違いは何ですか?
パッケージの高さが1.5mm以下であればLQFPで、1.5mmより大きければであればQFPです(誤差含まず)。
23. 水晶振動子の発振開始時間の周波数依存はありますか?
周波数が大きくなるにつれて発振開始時間が速くなります。周波数が高くなるに連れて水晶が薄くなり、クリスタルインピーダンスが低くなるためです。周波数が低くなるに連れて水晶が厚くなり、クリスタルインピーダンスは高くなります。
24. 5V電源が安定した状態で外部リセットが発生した場合、RAMに保持された値は変わりますか?
電源が安定した状態で外部リセットが発生した場合、リセット同期化回路により誤書込みの発生がないことから、RAMの値が誤書き換えされることがありませんので、問題ありません。
25. Flash品と同様に、Mask品でもC端子に0.1mFのコンデンサを付けても大丈夫でしすか?
Mask品の場合は、電源電圧で内部ロジックが動作しますので、内部電源用のC端子はなく、NC端子となります。仮に、この端子に0.1mFのコンデンサを付けたとしても、特に問題ありません。
26. マイコンのESDに関する信頼性は、どのようになっていますか?
以下の条件で管理しております。
(1)人体帯電モデル(HBM、100pF、1.5kΩ):±2000VのJEDEC class B
(2)機械帯電モデル:±300VのJEDEC class 2
27. MB90562とMB90F562Bの相違はどこにありますか? (対象:MB90F562/B)
MB90562とMB90F562Bの相違は、ノイズ対策有り無しと降圧回路部の相違があります。
28. マイコンのラッチアップに関する信頼性はどのようになっていますか?
設計目標値(1)DCラッチアップ : ±300mA (2)ADラッチアップ:±200V
29. サブクロック端子(X0A,X1A)に外部クロック入力可能ですか?
可能です。X0A端子に外部クロックを入力して、X1A端子はOPENで使用願います。
30. パワーオンリセットが発生する規格にて電源電圧を上昇させた時、HST端子に“L”を入力しているが発振が停止しないですが? (対象:MB90540/545G)
電源投入時にパワーオンリセットが発生した時は、降圧回路の安定待ち時間が発生します。この時間内にHST端子より“L”を入力しても内部に信号が伝搬されないため発振は停止しません。
31. 1系統品を使用した時に、サブクロック端子X0A、X1Aの処理をX0A=プルダウン、X1A=OPENとマニュアルに記述がありますが、X0A端子をプルアップの処理は問題ありますか? (対象:MB90540/545G)
X0A端子は入力側の端子なので、プルアップの処理をしても問題はありません。(マニュアル及びデータシートの回路形式を参照) X1A端子はストップモード時に“H”レベルに固定されますので、必ずOPENにて使用願います。
32. 低電圧/CPU動作検出リセット制御レジスタ(LVRC)のCPUF(CPU動作検出フラグ)、LVRF(低電圧検出フラグ)は内部リセットでは初期化されず、外部リセット入力で初期化されるとのマニュアルに記載がありますが、WDTリセットなどはどうなりますか?(対象:MB90420/425G)
内部リセットとは、外部リセット以外(WDTリセット、ソフトウェアリセット、パワーオンリセット)になりますので、WDTリセットでも初期化はされません。
33. マニュアルに記述してある低電圧/CPU動作検出リセットブロックダイアグラムにノイズキャンセラがありますが、どれくらいの幅のノイズを除去しますか? (対象:MB90420/425G)
ノイズキャンセラとして、(YD010L1というセル:非公開)を使用しており、TYPで 25ns のパルスを除去するような仕様となっていますので、この幅以上基準電圧より低下していれば検出が可能です。
34. エレクトロマイグレーションとは何ですか?
集積回路では、多くの素子を小さなチップに集積し、それらを配線で接続して動作させます。配線の数も多くなり、小さな配線の断面に大きな電流を流すことになります。金属の中の電気伝導は、電子が物質内を動くことによって行われます。
動く電子は、物質の原子と衝突を繰り返えします。この衝突が多数繰り返され、通常一方向に偏っているため原子が少しずつ動かさます。この移動は均一に生じないため、配線の一部に穴が開きます。穴が開くと、つながっている部分の電流密度は上がり、原子の移動が加速され最後には断線に至ります。これをエレクトロマイグレーションと呼びます。断線するまでの寿命は、金属の種類、配線の形成方法、配線の表面状態によって変わる。アルミニウム配線の場合、10~5(A/cm2)以上の電流を流さないように設計します。
マイコンの電流値は、絶対最大定格で決められて規定されています。(半導体の基礎理論より)
