FAQ
発振について
- Flash品とマスク品の発振子のマッチングは双方で確認が必要ですか?
- 水晶振動子との発振マッチングデータはありますか?
- 高速発振と低速発振のコンデンサー容量の推奨値はどの位ですか?
- 発振回路において、帰還抵抗を接続する必要はありますか?
- 帰還抵抗はなぜ必要なのですか?
- ダンピング抵抗はなぜ必要なのですか?
- クロックソースとして、外部クロックを入力する場合の接続方法を教えてください。
- 発振回路の余裕度はどの程度で設計していますか?
- 発振回路の負性抵抗値は、振動子周波数を小さくするとなぜ大きくなるのですか?
- マイコンの発振子を途中で取るもしくは、外部から強制的に停止した場合にマイコンが低速で動作しつづけるが理由は何ですか?
- 「発振安定待ち時間=2(18乗)/発振クロック周波数」ですが、ここでの「発振クロック周波数」とは外部入力クロックの事ですか?マシンサイクルの事ですか?
1. Flash品とマスク品の発振子のマッチングは双方で確認が必要ですか?
Flash品とマスク品の発振子のマッチングは双方で確認が必要です。
2. 水晶振動子との発振マッチングデータはありますか?
水晶振動子は振動子の特性上、シビアな特性を要求される事が多いため、ボード込みの発振マッチングデータを取得して頂く事を推奨します。セラミック発振子であれば村田製作所殿、松下電子部品殿など発振マッチングデータ取得をして頂いているものもあります。
3. 高速発振と低速発振のコンデンサー容量の推奨値はどの位ですか?
高速発振では約20p、低速発振では15pFのコンデンサー容量で暫定的に発振はすると思いますが、ご使用される発振子及び、ボードに依存しますので、マッチングデータを取得する事をお奨めします。
4. 発振回路において、帰還抵抗を接続する必要はありますか?
ほとんど、F2MC-16LXseriesの発振回路においては、帰還抵抗を内蔵しておりますので、ユーザーボードに帰還抵抗を接続する必要はありません。ハードウェアマニュアルの発振端子の回路形式を参照してご確認願います。
5. 帰還抵抗はなぜ必要なのですか?
発振回路のバイアスを定める抵抗です。詳細はご使用の振動子メーカーにご確認願います。
6. ダンピング抵抗はなぜ必要なのですか?
負荷容量とローパスフィルタを形成し、高域のゲインを低下させることで、高周波の異常発振を抑えられます。またICのゲインを制限し、ICと振動子のマッチングがよくなりますので、不要なリンギングが減り、オーバーシュートやアンダーシュートを抑えることができます。詳細はご使用の振動子メーカーにご確認願います。
7. クロックソースとして、外部クロックを入力する場合の接続方法を教えてください。
外部クロックの周波数が低速の場合、X0にクロックを入力し、X1をOPENで使用することが可能です。但し、周波数が高速の場合はX0の逆相クロックをX1に入力する必要があります。
8. 発振回路の余裕度はどの程度で設計していますか?
発振子メーカーは通常、発振余裕度が10dB以上ないとマッチング特性として保証しません。当社のマイコンは、動作保証範囲内の周波数で10dB以上の発振回路を搭載しております。
9. 発振回路の負性抵抗値は、振動子周波数を小さくするとなぜ大きくなるのですか?
発振回路の負性抵抗は発振セルの特性に依存します。同じ回路条件で使用した場合に高い周波数で負性抵抗が減少するのは発振セルのゲインが高い周波数の場合に小さくなっていることによるものです。
10. マイコンの発振子を途中で取るもしくは、外部から強制的に停止した場合にマイコンが低速で動作しつづけるが理由は何ですか?
マイコンに内蔵されているPLLが供給発振を停止しても動作継続していているためにCPUが低速で動作をしている事が原因だと考えます。発振メカニズム的には、通常動作時(発振子が接続されている場合)は、内部PLLを設定時にPLL周期補正を外部発振子の周期を基準として行なって、その補正PLL周波数でCPUが動作します。その状態でクロックが停止されると、内蔵のPLLは停止されたクロックに合わしこもうとして、除々に低速になり動作を続ける事が原因だと考えられます。なお、本低速動作は、製品バラツキなどにより、保証できるものではありません。また、システムに問題になる可能性がある場合は、PLL動作を停止して頂く事により回避できます。
11. 「発振安定待ち時間=2(18乗)/発振クロック周波数」ですが、ここでの「発振クロック周波数」とは外部入力クロックの事ですか?、それとも、マシンサイクルの事ですか?
発振クロック周波数とは、外部の発振子の周波数になります。そのため、外部16MHzを接続されている場合は、16msが発振安定待ち時間になります。
