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FAQ

I/Oについて

  1. マイコンのポートの未使用端子は、どう処理すれば良いですか?
  2. 未使用端子を1つの抵抗でまとめてプルアップ及びプルダウン処理は可能ですか?
  3. 電源に直接“L”を接続することは可能ですか?
  4. C端子に以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか?
    (1)OPEN、(2)VDDショート、(3)GNDショート
  5. Vcc、Vss端子が各2本あるマイコンで、その内の1本がオープンになった時、どうなりますか?
  6. データシートに、C端子のコンデンサ容量は「1.0mF(max)」と記載されていますが、これより容量が大きいコンデンサを取り付けた場合、どのようになりますか?
  7. マイコン動作中にモード端子のレベルが切り替わった場合、どれくらいの時間で各モードへ切り替わりますか?
  8. 未使用端子は、オープンで使用して良いですか?
  9. ポートに付加できるコンデンサ容量はどれくらいですか?
  10. 端子が破壊した場合、端子レベルはどうなりますか?
  11. 各MOD端子の消費電流はどのくらいになりますか?
  12. サブクロック未使用条件で以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか? (未使用条件:X0A->プルダウン、X1A->OPEN)
    (1)X0A端子:オープン、(2)X1A端子:VDDショート、(3)X1A端子:GNDショート。(対象:MB90495 series)
  13. 内部ベクタモードの使用条件で以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか? (内部ベクタモード:MOD2=0、MOD1=1、MOD0=1)
    (1)MOD0端子:オープン、(2)MOD0端子:GNDショート、(3)MOD1端子:オープン、(4)MOD1端子:GNDショート、(5)MOD2端子:オープン、(6)MOD2端子:VDDショート
  14. A/Dコンバータの電源端子が以下の事象が発生した時、どうような動作になりますか?
    (1)AVcc端子:オープン、(2)AVRH端子:オープン、(3)AVRL端子:オープン、(4)AVss端子:オープン
  15. 発振が停止した時の端子の状態はどのようになっていますか?
  16. 空き端子処理の推奨がデータシートに記載されていますが、どちらの処理が消費電流を少なくさせることができますか?
    (1)OPNEで“H” or “L”出力(2)入力設定で“L”入力
  17. 入力ポートとして使用時、“H”レベルとして認識するのは、VIHのみでいいですか? また、入力電流は意識する必要はありますか?
  18. マイコン電源がOFF時(0Vに固定していない場合)に、+B入力を保証することはできますか?
  19. 『使用していない入力端子を開放のままにしておくと、誤動作・ラッチアップによる永久破損の原因となることがありますので、2kΩ以上の抵抗を介してプルアップ、または、プルダウンの処理をして下さい』とありますが、プルダウンも2kΩ以上の抵抗を介して、Vssに接続をするという内容でよろしいでしょうか? 未使用の入力ピンを直接Vssに接続すると良くない理由が理解できないため、その理由と合わせて教えて下さい。
  20. ポートには、内部にダイオードがあると思うが、これを使用してクランプ処理に利用して良いですか?
  21. データシートにはRESET端子にプルアップ内蔵と明記があるが、リセットIC使用時には外部でプルアップする必要はありますか?
  22. データシートの“デバイスの取り扱いについて”の“電源端子について”の項目に“グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止”とありますが、どのような内容ですか?
  23. データシート上にはCMOSヒステリシス入力の規格が載っているが、定電圧電源にてVccを0~5Vに上下させてもヒステリシス幅を確認することができない。(例外なく、1/2Vcc付近で“H”、“L”切り替わる)(対象:MB90548)
  24. 端子に+Bで入力した際、端子に印加されている電圧はどれくらいになりますか?
  25. +B入力を行ったときに、端子電圧は何Vになりますか?
  26. MB90545G seriesなどは、クロックが外れた状態でリセット入力解除すると、外れる前の端子状態になりますが、リセット解除後もHi-zになる仕様のマイコンはありますか? (対象:MB90340/350)
  27. MB90590G seriesとMB90595G seriesはVILS、VILRが異なりますがなぜですか?
  28. 内蔵プルアップ(プルダウン)抵抗の値はどれくらいですか?
  29. 各端子の入出力特性はありますか?

1. マイコンのポートの未使用端子は、どう処理すれば良いですか?

使用しない入力端子を開放のままにしておくと、誤動作及びラッチアップの可能性があります。そのため、2kΩ以上の抵抗でプルアップまたは、プルダウン処理を行なう事を推奨致します。

2. 未使用端子を1つの抵抗でまとめてプルアップ及びプルダウン処理は可能ですか?

未使用端子を1つの抵抗でまとめてプルアップ及びプルダウン処理する事は、暴走時の端子出力レベルの衝突など考えられますので、推奨は致しません。

3. 電源に直接“L”を接続することは可能ですか?

電源に直接Lを接続する事は推奨していません。マイコンの電源との間にコンデンサーを接続してから“L”を挿入して下さい。

4. C端子に以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか?
(1)OPEN、(2)VDDショート、(3)GNDショート

(1)内部電圧が不安定になり、暴走する可能性があります。
(2)内部回路の耐圧を超えることにより、マイコンの寿命が著しく低下しチップが破壊する可能性があります。
(3)最終的にはマイコン内部電圧が0Vになり、マイコンは動作しません。また、電源からの電流パスが出来ますので、チップが破壊する可能性があります。

5. Vcc、Vss端子が各2本あるマイコンで、その内の1本がオープンになった時、どうなりますか?

デバイスの実力上問題は発生しないと考えますが、不要輻射の増加、グランドレベルの上昇による誤動作や総出力電流規格を満足しなくなる可能性があります。なお、データシートに下記の様に記載しています。
Vcc、Vssが複数ある場合、デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作防止をするために、同電位にすべき端子はデバイス内部で接続してありますが、不要輻射の低減、グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止、総出力電流規格の遵守などのために、必ずそれらすべてを外部で電源、およびグランドに接続してください。

6. データシートに、C端子のコンデンサ容量は「1.0mF(max)」と記載されていますが、これより容量が大きいコンデンサを取り付けた場合、どのようになりますか?

内部降圧回路がループバックを形成しており、C端子の容量が大きいことにより発振する可能性があります。内部で発振が起こると、マイコンが暴走する原因になります。

7. マイコン動作中にモード端子のレベルが切り替わった場合、どれくらいの時間で各モードへ切り替わりますか?

MB903XX series以外は、モード端子の電圧レベルは内部への制御信号として入力されていますので、端子レベルが変化した後すぐに各モードへの遷移が行われます(モード端子のラッチタイプは、MB903XX seriesから対応しております)。

8. 未使用端子は、オープンで使用して良いですか?

未使用端子は、プルアップ及びプルダウンする事を推奨しております。

9. ポートに付加できるコンデンサ容量はどれくらいですか?

入出力ポートの場合、外付け容量の充放電の際に流れる電流を考慮する必要があります。一般的には、100pF、200pF程度を推奨しています。特に大きな容量を付ける場合は別途ご相談下さい。また、入力専用ポートの場合は、特に制約はありません。

10. 端子が破壊した場合、端子レベルはどうなりますか?

端子が破壊した場合の端子レベルは確定できません。

11. 各MOD端子の消費電流はどのくらいになりますか?

モード端子は入力ポートなので、電流はほとんど流れません(端子リーク電流ぐらいです)。

12. サブクロック未使用条件で以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか? (未使用条件:X0A->プルダウン、X1A->OPEN)
(1)X0A端子:オープン、(2)X1A端子:VDDショート、(3)X1A端子:GNDショート。(対象:MB90495 series)

(1)X0A、X1A双方ともOPENになり、発振器部の貫通電流が流れる事が考えられます。それ以外の動作については特に問題はないと考えます。
(2)特に問題は発生しないと考えます。
(3)発振回路部の電流が増え、デバイスが故障する可能性があります。

13. 内部ベクタモードの使用条件で以下の事象が発生した時の動作はどのようになりますか? (内部ベクタモード:MOD2=0、MOD1=1、MOD0=1)
(1)MOD0端子:オープン、(2)MOD0端子:GNDショート、(3)MOD1端子:オープン、(4)MOD1端子:GNDショート、(5)MOD2端子:オープン、(6)MOD2端子:VDDショート

(1)、(3)、(5)モードを設定する端子のため、CPUが暴走する可能性があります。
(2)CPUが暴走する可能性があります。(MD2=0、MD1=1、MD0=0になると外部ベクタモード2に遷移し、最終的にCPUが外部アクセスを行おうとするため暴走する可能性があります。)
(4)CPUが暴走する可能性があります。(MD2=0、MD1=0、MD0=1になると外部ベクタモード1に遷移し、最終的にCPUが外部アクセスを行おうとするため暴走する可能性があります。)
(6)CPUが暴走する可能性があります。(MD2=1、MD1=1、MD0=1になるとフラッシュメモリモードに遷移し、最終的にCPUが外部アクセスを行おうとするため暴走する可能性があります。)

14. A/Dコンバータの電源端子が以下の事象が発生した時、どうような動作になりますか?
(1)AVcc端子:オープン、(2)AVRH端子:オープン、(3)AVRL端子:オープン、(4)AVss端子:オープン

(1)、(4)A/Dコンバータの動作は保証できなくなりますが、他の動作についてはデバイスの実力上特に問題は発生しないと考えます。(2)、(3)A/Dコンバータの変換値が保証できなくなりますが、それ以外では特に問題は発生しないと考えます。

15. 発振が停止した時の端子の状態はどのようになっていますか?

発振が完全に停止した時は、停止する前の状態を保持します。但し、発振停止に至るまでの異常発振等でマイコンが暴走する可能性もあります。

16. 空き端子処理の推奨がデータシートに記載されていますが、どちらの処理が消費電流を少なくさせることができますか?
(1)OPNEで“H” or “L”出力(2)入力設定で“L”入力

どちらの設定でも、MCUの消費電流に差はありません。

17. 入力ポートとして使用時、“H”レベルとして認識するのは、VIHのみで良いですか? また、入力電流は意識する必要はありますか?

VIHのみ意識してください。強いて言えば、入力ポートに接続された抵抗の大きさにより、内部容量のチャージ時間の差やレベル切り替わりのタイミングに影響が出る可能性があります。

18. マイコン電源がOFF時(0Vに固定していない場合)に、+B入力を保証することはできますか?

絶対最大定格にて、最大クランプ電流及び最大総クランプ電流を規格しており、電流制限することでマイコン電源がOFF時でも+B入力が可能です。

19. 『使用していない入力端子を開放のままにしておくと、誤動作・ラッチアップによる永久破損の原因となることがありますので、2kΩ以上の抵抗を介してプルアップ、または、プルダウンの処理をして下さい』とありますが、プルダウンも2kΩ以上の抵抗を介して、Vssに接続をするという内容でいいですか? 未使用の入力ピンを直接Vssに接続すると良くない理由が理解できないため、その理由と合わせて教えて下さい。

本件は、入力端子のレベル固定を目的としておりますので、抵抗を介して対象端子のレベル固定をして頂ければ問題ありません。なお、抵抗は、マイコンの暴走等で、対象端子が出力になった場合の電流制限用としてお考え下さい。

20. ポートには、内部にダイオードがあると思うが、これを使用してクランプ処理に利用して良いですか?

ポート内部のダイオードを故意的に使用する場合、データシートのクランプ電流規格内であれば、問題ありません。これを越える場合は、外部にクランプ処理をして頂く必要があります。

21. データシートにはRESET端子にプルアップ内蔵と明記があるが、リセットIC使用時には外部でプルアップする必要はありますか?

外部でプルアップする必要はありません。但し、一部の製品にはリセット端子にPull-upがないものもありますのでご注意願います。

22. データシートの“デバイスの取り扱いについて”の“電源端子について”の項目に“グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止”とありますが、どのような内容ですか?

マイコン内部の動作はある基準となるストローブ信号によりタイミングを取り動作しています(通常、立上り又は立下りのタイミングです)。GNDレベルが上昇すると、立下り又は立上りが認識できなくなり、アドレスのラッチやリソースの動作が正常に動作しなくなる可能性があることを明記しております。

23. データシート上にはCMOSヒステリシス入力の規格が載っているが、定電圧電源にてVccを0~5Vに上下させてもヒステリシス幅を確認することができない。(例外なく、1/2Vcc付近で“H”、“L”切り替わる)(対象:MB90548)

定電圧電源のように数秒単位での電圧の上下させる方法では、ヒステリシス幅を確認することはできません。数msec単位での電圧上下が必要です。

24. 端子に+Bで入力した際、端子に印加されている電圧はどれくらいになりますか?

制限抵抗を用いて電流を規格値以下にした際、端子には5Vの電圧がかかります。但し、マイコン内部には保護ダイオードが内蔵されているため、実際には0.5V程度高い電圧が印加されています。

25. +B入力を行ったときに、端子電圧は何Vになりますか?

保護ダイオードがありますので、Vcc+ダイオード(約0.6V)の電圧になります。(Vcc=5Vの場合は、端子は5.6Vになります。+B入力時は電流制限抵抗が必要です。)

26. MB90545G seriesなどは、クロックが外れた状態でリセット入力解除すると、外れる前の端子状態になりますが、リセット解除後もHi-zになる仕様のマイコンはありますか? (対象:MB90340/350)

MB90340、350はクロックが外れた状態でリセット入力解除を行っても、端子はHi-zを保持します。

27. MB90590G seriesとMB90595G seriesがVILS、VILRが異なるがなぜですか?

MB90595G seriesとは内部回路が違う為、同様な変更はありません。現在のMB90595Gの規格は、VILS->0.2VccでVILRの規格はありません。(FMCにて確認)

28. 内蔵プルアップ(プルダウン)抵抗の値はどれくらいですか?

デバイスにより異なりますので、詳細は各デバイスのデータシートの特性例を参照願います(約50kΩ位です)。

29. 各端子の入出力特性はありますか?

デバイスにより異なりますので、詳細は各デバイスのデータシートの特性例を参照願います。