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FAQ

Flashについて

  1. MINATOの1890Aで書き込み時カウンターが6000->7FFFFまで行きその後、“CONT 6000:FF *FAIL 000000:4F”が表示されます。その後、再度書き込みを行おうとすると“Error:10”が表示されますが、何か問題がありますか? (対象:MB90F548)
  2. Flashマイコンの書き込み方法は、どの様な種類がありますか?
  3. ツールでの動作確認では正常動作しますが、Flashマイコンで動作確認すると正常動作しませんが、何か考えられる理由はありますか?
  4. Flashマイコンのオンボード書き込みのハード設定方法は、どうすれば良いですか?
  5. Flashマイコンのオンボード書き込みで汎用ポート2本のレベル設定が必要ですが、なぜですか?
  6. Flashマイコンの書き込みにおいて、発振子の周波数は決められていますか?
  7. Flashマイコンからマスクリリースを行なう時に注意すべき項目は何かありますか?
  8. 富士通のFlashマイコンは1万回の書き込み保証を行なっている模様ですが、この回数を越えた場合は、動作しなくなりますか?
  9. Flashマイコンで書き込みを行なってない領域のデータはどうなっていますか?
  10. セクタ消去一時停止/消去再開命令についてこの命令はどのような使用を想定して設けられましか? また、この期間、他のセクタの読み出しはできますか?
  11. Flashマイコンにおいて、ビットを1から0へ落とす方向のみの書き換えと仮定した場合、FFFFh以外のデータの書き換えは技術的に可能ですか?
  12. 書き込み/消去プログラム作成において、ハードウェアシーケンスフラグのDQ7、DQ6どちらを使用すれば良いですか?
  13. コマンドシーケンスでの書き込みアドレス(SA)指定にてバンク指定も必要ですか?
  14. フラッシュメモリ書込み/消去時間は?
  15. フラッシュセキュリティ機能は対応していますか?
  16. FLASHマイコンにて規格外の低電圧で動作させた場合、FLASHのリードデータは固定の値(FFh固定など)になりますか?
  17. マイコンの動作周波数によって、書き込み時間,セクタ消去時間は変動しますか?
  18. データシート記載の書き込み時間とセクタ消去時間の規格値(max)は、タイミングリミット超過フラグ(DQ5)が1になる規定時間と同じですか?
  19. FLASH書き込み制御プログラムをC言語で開発していますが、最適化されてしまい思うような処理にならないのですが、どうすればよいですか?
  20. オンボード書込み時に、エージングをする必要はありますか?
  21. 製品出荷時のFlashメモリ書き込まれている内容を教えてください。
  22. 富士通から提供されるシリアルFlash書き込みソフトを使用する際に、書き込みに関係しないポートはHi-zですか? (対象:MB90470series)
  23. FLASHをセクタERASE、チップERASE実行した際に、ERASE実行されるアドレスに順番はありますか?
  24. FLASHのタイミングリミット超過フラグDQ5にてタイミング超過を検出(DQ6=トグルでかつDQ5=1)した場合、RDYINTbitは1になりますか?
  25. 富士通製PCライタにてERASEは正常終了しますが、BLANK CHECKにてNGとなります。何か考えられる事はありますか?
  26. ハードウェアマニュアルの「シリアル書込み」時の説明と富士通製PCシリアルライタの説明書で、プログラム起動端子の設定電位が異なっていますが間違いではないですか? (MB90F352等)

1. MINATOの1890Aで書き込み時カウンターが6000->7FFFFまで行きその後、“CONT 6000:FF *FAIL 000000:4F”が表示されます。その後、再度書き込みを行おうとすると“Error:10”が表示されますが、何か問題がありますか? (対象:MB90F548)

可能性としては、フラッシュセキュリティがONされている可能性があります。ROMの最終アドレスに01Hが書き込まれてないか確認願います。

2. Flashマイコンの書き込み方法は、どの様な種類がありますか?

フラッシュマイコンの書き込み方法としては、3種類があります。(1)パラレル書き込み、(2)シリアル書き込み、(3)ユーザー書き込みです。

3. ツールでの動作確認では正常動作しますが、Flashマイコンで動作確認すると正常動作しませんが、何か考えられる理由はありますか?

ツールで正常動作が確認できて、Flashマイコンで正常動作しない原因は、いくつか考えられます(1)Flashマイコンによっては、リセットベクタが固定されているものがあります。ご使用中のフラッシュマイコンがハードワイヤードリセットが対応されてるかどうかを確認下さい。(2)RAMの初期値がFlashマイコンだと完全の不定です。RAMクリアルーチンがプログラムであるかどうかの確認を行なってください。(3)マイコンのクロックの発振を確認して下さい。ツールの場合、ツール側の発振を使用している場合があります。(4)電源投入後に十分リセットが入力されているか確認下さい。(5)ツールでのマッピングされているメモリ容量と実際のFlashマイコンのメモリ容量を確認願います。(6)Flashマイコンに正常に書き込みがされているかの確認を行なってください。(7)Flashマイコン接続時のターゲットの電源電圧を確認して下さい。

4. Flashマイコンのオンボード書き込みのハード設定方法は、どうすれば良いですか?

オンボード書き込み方法は、下記2つの方法があり、それぞれ、ポート設定が異なります。(1)専用シリアルライタ(YDC製)によるクロック同期式での書き込み:本書き込み方式のハード設定方法は、各種製品のハードウェアマニュアルに記載されておりますので、参照願います。(2)PCからRS232C経由での非同期式での書き込み:本書き込み方式のハード設定方法は、PC書き込みソフトと一緒に添付しておりますので、担当販売へ問い合わせ願います。

5. Flashマイコンのオンボード書き込みで汎用ポート2本のレベル設定が必要ですが、なぜですか?

Flashマイコンのオンボード書き込みには、クロック同期式と非同期式の方法あります。それぞれの方式により、汎用ポート2本のレベル設定を変更する必要があります。

6. Flashマイコンの書き込みにおいて、発振子の周波数は決められていますか?

Flashマイコンのオンボード書き込みには、クロック同期式と非同期式の方法があります。クロック同期式においては、発振子の周波数の制限は問題になりませんが、非同期式の場合は、発振周波数が数種類、決められていますので、PC書き込みソフトに添付されている説明書を参照願います。

7. Flashマイコンからマスクリリースを行なう時に注意すべき項目は何かありますか?

Flashマイコンとマスクマイコンの相違としてはいくつか考えられます。(1)Flashマイコンによっては、リセットベクタが固定されているものがあります。ご使用中のフラッシュマイコンがハードワイヤードリセットが対応されてるかどうかを確認下さい。その場合、マスク品では、リセットベクタが固定されていませんので、ソフトでのリセットベクタ設定がハードワイヤードリセットのアドレスと一致しているか確認願います。(2)マイコンと発振子とのマッチングデータが異なりますので、マスク品でもマッチングデータを取得しているか確認願います。(3)電源電流など、一部マスク品とFlash品で電気的規格上異なります。(特に消費電流や動作保証電圧範囲など異なる場合がありますので、各種データシートを参照願います。)(4)一部特性的に静電耐圧、ラッチアップ、不要輻射ノイズ、耐ノイズ性など異なりますので、必要であれば、特性例の提示を営業に依頼して下さい。

8. 富士通のFlashマイコンは1万回の書き込み保証を行なっている模様ですが、この回数を越えた場合は、動作しなくなりますか?

富士通のFlashマイコンは最低1万回の書き込みを保証しているもので、それを越えると直ちに書き込みが出来なくなるわけではありません。実力的には、1万回を越えても十分書き換えが出来ます。

9. Flashマイコンで書き込みを行なってない領域のデータはどうなっていますか?

Flashマイコンの未書き込み領域は0XFFになっています。

10. セクタ消去一時停止/消去再開命令についてこの命令はどのような使用を想定して設けられたのでしょうか? また、この期間、他のセクタの読み出しはできるますか?

Flashマイコンは、セクタ消去に数秒かかりますが、その消去時間を待てない場合に、このセクタ一時停止が出来る様になっています。その間、ある処理を行い、また消去を途中から再開できます。このセクタ消去一時停止を行なった場合、消去中のセクタ以外はリード、ライト可能です。

11. Flashマイコンにおいて、ビットを1から0へ落とす方向のみの書き換えと仮定した場合、FFFFh以外のデータの書き換えは技術的に可能ですか?

FFFFh以外のデータの書き換えで、ビットを1から0へ落とす方向のみの書き換えについては、保証させて頂きます。なお、データを0から1への書き込みは、Erase以外ではデバイスの仕様上、対応できませんので、ご了承願います。

12. 書き込み/消去プログラム作成において、ハードウェアシーケンスフラグのDQ7、DQ6どちらを使用すれば良いですか?

DQ7、DQ6どちらのハードウェアシーケンスフラグをご使用頂いても構いません。DQ7+DQ5または、DQ6+DQ5にて書き込み/消去の終了判定を行います。

13. コマンドシーケンスでの書き込みアドレス(SA)指定にてバンク指定も必要ですか?

バンク指定も必要です。書き込みアドレスをバンクも含めて指定してください。

14. フラッシュメモリ書込み/消去時間は?

詳細は、各デバイスのデータシートの特性例を参照願います。

15. フラッシュセキュリティ機能は対応していますか?

Flashセキュリティは、対応している製品と対応していない製品があります。対応している製品は、MB90F543G/GS、MB90F546G/GS、MB90G548G/GS、MB90F549G/GS、MB90F562B、MB90F462、MB90F598G、MB90F443Gがあります。

16. FLASHマイコンにて規格外の低電圧で動作させた場合、FLASHのリードデータは固定の値(FFh固定など)になりますか?

固定値にはなりません。規格外の低電圧で動作させた場合にリードされるデータは不定値です。

17. マイコンの動作周波数によって、書き込み時間、セクタ消去時間は変動しますか?

マイコンの動作周波数に依存しません。

18. データシート記載の書き込み時間とセクタ消去時間の規格値(max)は、タイミングリミット超過フラグ(DQ5)が1になる規定時間と同じですか?

・書き込み時間の最大値 : タイミングリミット超過フラグがセットされる時間です。
・セクタ消去時間の最大値 : タイミングリミット超過フラグがセットされる時間ではありません。セクタ消去にて、タイミングリミット超過フラグがセットされる時間は約1分程度掛かります。

19. FLASH書き込み制御プログラムをC言語で開発していますが、最適化されてしまい思うような処理にならないのですが、どうすればよいですか?

変数がハード的に書き換わる場合(C言語プログラム記述上は書き変わらないがハード的に書き換わる場合)には、Cコンパイラに対して最適化してはいけない変数として定義する必要があります。C記述としては変数定義の記述時に volatile 修飾が必要です。従って、フラッシュメモリのハードウェア・シーケンス・フラグの変数定義はvolatile 修飾が必要となります。

20. オンボード書込み時に、エージングをする必要はありますか?

弊社Flashマイコンには、シーケンサーを搭載しております。このシーケンサーは自動的に過消去、過書込みを制御しているため、OTPなどで発生しがちな書込みの深さなどによるデータリテンションは発生しません。

21. 製品出荷時のFlashメモリ書き込まれている内容を教えてください。

弊社Flashマイコンの製品出荷時には、基本的に全て“FFh”が書き込まれています。また、Flash全領域に対して“1”、“0”の書込みと消去のテストを行っています。

22. 富士通から提供されるシリアルFlash書き込みソフトを使用する際に、書き込みに関係しないポートはHi-zですか? (対象:MB90470series)

基本的には、Hi-z状態ですが、P90は、CS0と兼用しており、シリアルFlash書き込みモード設定において、P90は外バスモードの初期値と同じCS0で立ち上がりますので、P90のみ"H"出力します。

23. FLASHをセクタERASE、チップERASE実行した際に、ERASE実行されるアドレスに順番はありますか?

ERASE実行されるアドレスに順番はありません。各FLASHセルが同時にERASE実行されます。ERASE時間はFLASHセル毎に異なりますので、ERASE時間の特性が速いセルから順番にERASEされていきます。

24. FLASHのタイミングリミット超過フラグDQ5にてタイミング超過を検出(DQ6=トグルでかつDQ5=1)した場合、RDYINTbitは1になりますか?

FLASHのタイミングリミット超過フラグDQ5にてタイミング超過を検出(DQ6=トグルでかつDQ5=1)した場合、RDYINTbit、RDYbitは1になりません。従いまして、FLASHのエラー状態(タイミングリミット超過)検出は、フラッシュメモリコントロールステータスレジスタ(FMCS)では行なう事はできず、FLASHハードウェアシーケンスフラグでのみ可能となります。

25. 富士通製PCライタにてERASEは正常終了しますが、BLANK CHECKにてNGとなります。何か考えられる事はありますか?

書き込み/消去電源電圧が保証外の低い電圧値になっていませんか? 保証外の低い電圧値になっていると、このような状態になります。

26.ハードウェアマニュアルの「シリアル書込み」時の説明と富士通製PCシリアルライタの説明書で、プログラム起動端子の設定電位が異なっていますが間違いではないですか? (MB90F352等)

誤記ではありません。ハードマニュアルはYDC製ライタ仕様のためです。両者とも正しい記載内容です。