超高速セキュリティ・プロセッサ
LSIの概要
MB86C61はパケット長に関係なく、双方向1GbpsフルワイヤスピードのIPsec通信を実現できるセキュリティ・プロセッサです。そのため、現行システムのスループットを落とすことなく、セキュアな通信に対応可能です。
また、EoIPやL2TPv3等、L2/L3レベルでのカプセル化処理(暗号化含む)を実行できます。
加えて、このクラスではトップクラスの実動作時600mW以下という低消費電力を実現しています。
特長
IPsec通信においてパケット長に関係なく、双方向1Gbpsフルワイヤスピードを実現
IPsec通信時におけるCPU負荷を大幅に軽減するアーキテクチャを採用
マイクロコードの書き換えにより、多様なパケット(データ)プロセッシングを実現
双方向1Gbpsフルワイヤスピード(実動作)時の消費電力は600mW
主な機能
主な機能
- IPsec処理: IPv4/IPv6, トンネル/トランスポートモード, NAT-Traversal対応
- L2 Encapsulation機能: EoIP(with IPsec), L2TPv3(over IP with IPsec/over UDP)
- L2 ヘッダ着脱機能: VLANタグサポート
利用可能な暗号・認証機能
- 暗号アルゴリズム: DES/3DES(CBC), AES(CBC/CTR, 鍵長:128/192/256bit)
- 認証アルゴリズム: HMAC-SHA-1, HMAC-MD5, AES-XCBC
その他搭載機能
- IKEアクセラレータ(剰余演算器内蔵)
- 内蔵SA数: 512件(エンコード方向/デコード方向 各)
- オートフラグメント機能(プリフラグメント/ポストフラグメントモードを選択可能)
- リアセンブル機能(2分割されたパケットに対してのみ)
- Jumbo Frame対応(~9kバイト)
その他
- パッケージ: FBGA-320(18mm□, Pin Pitch 0.8mm)
- 電源電圧: 1.2±0.1V(コア), 3.3±0.3V(I/O)2電源
システム構成例