マルチコアプロセッサ(FR-V)
組込用途向けマルチメディア・プロセッサMB93577
並列性を高め消費電力性能を徹底追及したマルチメディアプロセッサ「MB93577」
特徴:業界TOPクラスの消費電力あたりの性能

最大8命令を同時に実行できるだけでなく、1演算(16演算並列処理)あたりの消費電力は80%低減されます。
MB93577は、富士通マイクロエレクトロニクス(FML)が開発した、組み込み用途向けのマルチコア・マルティメディアプロセッサです。低消費電力でありながら十分なメディア処理性能を確保するために開発されたFR550コアを、2個搭載(デュアルCPU化)することで、PC向けの一般的なプロセッサと比較しても
桁違いにその消費電力あたりの性能を高めています。
また、MB93577は他のプロセッサと比べて発熱が少ないため、密閉度の高いシステムに向けても、ファンレス/フィンレスの設計が可能です。

| CUPコア | FR550コア×2 FR550コア: 8命令同時並列VLIW型 命令キャッシュ: 32KB データキャッシュ: 32KB プロセッサ間メッセージ通信制御 |
|---|---|
| 動作周波数 | 440MHz |
| ピーク性能 | 3520MIPS、3.52GFLOPS / 21120MOPS |
| ワークRAM | 256KB(128KB×2) 各プロセッサからアクセス可能 |
| SDRAMC | DDR266対応 |
| PCIバスI/F | Rev.2.2対応 32bit 66MHz、33MHz |
| 内蔵周辺機能 | DMAC×16ch UART×2ch GPIO×22ch I2C 400kbps対応×2ch、等 |
| 消費電力 | 1W |
| パッケージ | PBGA 544pin |
性能:フルソフトウェアで 動画デコードと3Dグラフィックを同時に処理
MB93577は、MPEG2あるいはH.264の動画再生処理と同時に、レンダリングチップと連携したグラフィック処理やソフトウェア・レンダリングによるOpenGL処理が可能です。ソフトウェアで機能を実現しているので、アプリケーションに応じた柔軟なCPUリソースの割り当てが可能です。

Fujitsu Embedded Software Framework
ソフトウェア資産を将来に継承するマルチコア向け実行環境
「組み込みシステム・プラットフォーム」を支えるFramework

システム開発コストとリスクを低減するための開発プラットフォームとして、「組み込みシステム・プラットフォーム」をご提案します。
急激な変化を続ける市場の”ニーズ”と、お客様が市場で勝つための差異化要因となる”シーズ”の双方に対して柔軟に対応しながら、お客様がタイムリーに市場へ到達することを可能にします。また、一度開発したソフトウェア資産は、ハードウェアが変更になる将来においてもそれを活用することができます。
このプラットフォームは、様々なレベルの並列性を柔軟に表現することができる組み込み用途向けマルチコアプロセッサ「FR-Vファミリ」と、そのシリーズが持っているプロセッサの違いを吸収し、その性能を最大限に引き出す「Fujitsu Embedded Software Framework」から構成されています。
Fujitsu Embedded Software Frameworkの構成
Fujitsu Embedded Software Frameworkは、 「組み込みシステム・プラットフォーム」を支えるソフトウェアレイヤで、ハードウェアの違いを吸収しながらその性能を最大限に引き出し、そこで動作するソフトウェアの資産継承を実現します。
このFrameworkは、非同期な遠隔手続き呼び出しを実現するARPC Libと、バス・トランザクションの最適化を支援するBTO Libで構成されています。

■ARPC Lib.

既存のシングルコアプロセッサ用のOSを含む、ソフトウェア資産を活用しながら、マルチコア環境にスムースに移行して頂けるコア間通信ライブラリです。
ARPC Lib.により、ソフトウェアの高いスケーラビリティと資産継承を実現しています。
■BTO Lib.

1チップ化や、マルチコア化の影響で顕著となる、バス・トランザクションの競合を低減させるライブラリです。
BTO Lib.により、ハードウェアの振る舞いをスケジューリングすることができ、システムの性能向上を実現します。
開発ツール
富士通マイクロエレクトロニクス製開発ツール「SOFTUNE」
これまで複雑で面倒だった並列プログラミングは「SOFTUNE」が解決します。
富士通のスーパーコンピュータ開発で培った技術を応用して開発されたSOFTUNEは、実績のある言語ツールと、ターゲットのCPUコアが複数の場合にも対応できるデバッグツールで構成されています。
またチューニング支援ツールとして「Coacher」をご提供しております。Coacherをご利用頂くことで、プログラムの品質や、性能を、効率よく向上させることができます。
Coacherは、プログラムのボトルネックになっている可能性が高い関数や命令を見つけるための「Sampler」と、そのボトルネックがどういった原因によるものか、そしてどう解決すべきかアドバイスを提供してくれる「PA」で構成されています。Coacherは、お客様のソフトウェア開発の効率を高めることを可能にし、お客様は、本来の目的である、商品の価値の作り込みに集中することができます。

サードパーティー製デバッグツール
■株式会社ソフィアシステムズ様

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(株)ソフィアシステムズ様のデバッグツール「WatchPoint + EjSCATT」をご利用頂けます。
お問い合わせ先:
営業推進部
Tel:044-989-7245 / Fax:044-989-7014 / E-mail:market@sophia-systems.co.jp
■横河ディジタルコンピュータ株式会社様

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横河ディジタルコンピュータ(株)様のデバッグツール「advice PRO + microVIEW PLUS」をお使い頂けます。(2009年夏リリース予定)
お問い合わせ先:
エンベデッドプロダクト事業部
Tel:042-333-6222 / Fax:042-352-6107 / E-mail:info-advice@yokogawa-digital.com
