- 診療に役立つヘルスケアソリューション
富士通は、機能面の追求だけでなく、社会システムとしての安定稼働を確保するという面から、電子カルテシステムを安心して運用できるよう「医療ワンストップサポートサービス」をご提供しています。
医療情報システムは、私たちの生活を支える極めて重要な社会インフラの一つとなっています。それだけに、トラブルの未然防止と、万が一のシステム障害時における迅速な復旧対応が、求められています。
システム稼働後、円滑なシステム運用を維持するためには、さまざまな運用保守作業が発生します。しかし、病院様では一般の企業と異なり、システム部門を設置し、それぞれ専門の運用保守要員を置くことは難しい環境にあります。
そこで、富士通では、お客様との責任分担を明確化して、運用保守の確実な実施によってトラブルを未然に防ぎ、病院情報システムの質の向上をはかるために、医療ワンストップサポートサービスのご提供を開始しました。
医療ワンストップサポートサービスでは、「サポートセンター」を窓口にして、パッケージのレベルアップやトラブル対応をおこなう「メンテナンスSEサービス」、ハードウェア、ミドルウェアなどの障害管理をおこなう「プロダクトサービス」、パッケージ対応をおこなう「アプリケーション保守サービス」などのサポートサービスをワンストップでご提供。お客様の作業負担を軽減します。

医療情報システムのノンストップ運用を実現するサポート体制の要となるのが、新たに設立された「医療ワンストップサポートセンター」です。
同センターでは、ハードウェア、ミドルウェア、アプリケーション、全てに関する問い合わせ窓口を一本化。24時間365日、病院様で起きたシステムトラブルを一括して受付け、障害時の迅速な対応を可能にします。
さらに、トラブルの未然防止と早期発見のため、お客様との専用回線によりシステムを監視し、トラブル発生時には病院業務と電子カルテシステムに精通したSEがリモートで調査および対応をおこないます。
状況に応じて現地での対応が必要な場合には、サポートSE・CEへの出動指示をおこない、プロダクト・ソフトウェアなど複数のサポート部門と連携し、司令塔として障害時の迅速な復旧を実現します。
富士通では、電子カルテシステムを利用する全国のお客様相互による情報の提供・交換・検討を目的に、電子カルテユーザーフォーラム「利用の達人」を開催しています。2004年6月にユーザー会を設立し、会員数は158施設(2009年4月現在)。「利用の達人」を通して、会員様の生の声をお伺いし、共通事項を標準機能としてタイムリーに製品に反映しております。
「利用の達人」では、レベルアップ項目の検討をおこなう「レベルアップフォーラム」のほか、発表会や分科会の開催によりシステム導入や運用ノウハウの共有をはかる「導入・運用関連フォーラム」、電子カルテに蓄積されたデータベースの有効活用をおこなう「データベースフォーラム」があります。進化し続ける電子カルテシステムとその利用方法を追求し、日本の医療サービスの質の向上をはかっています。
医療業界は、医療制度の改定や医学の進歩など、変化の激しい世界です。それだけに、せっかく電子カルテシステムを導入しても、すぐに陳腐化し、新しいバージョンの対応にせまられるのでは困ります。
そこで、富士通の電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN-GX(ホープ/イージーメイン-ジーエックス)」では、毎年標準機能のレベルアップをはかり、常に最新のシステム環境をご提供しています。これにより、従来のシステムで機能追加の度に発生していたカスタマイズ費用を抑え、システムの運用コストを大幅に軽減することができます。
また、この方式によりお客様ごとの個別カスタマイズが不要となり、システムの品質が格段に向上し、安定稼働が可能となりました。
1回のレベルアップでは、200~300項目の新機能・機能追加を実施しており、これは国内ベンダーとしても最大規模です。内容については、「利用の達人」を通じて「HOPE/EGMAIN-GX」をご利用いただいている全国のお客様からの意見をもとに、診療の現場で広くご利用いただける機能を優先しています。それによりお客様から大きな信頼を得ています。
同時に富士通では、高度化・複雑化する医療と、それを支える情報システムの双方において高い専門性を有した医療ワンストップソリューションスペシャリストSE(注1)や電子カルテセールススペシャリスト(注2)の育成に積極的に取り組んでいます。
電子カルテシステムは、患者様の生命や健康と深く関わるものだけに、技術的なスキルだけでなく医療業務にも精通し、経営者や医療従事者の方々と信頼し合えるスキルや知識が必要になります。病院様のシステムを担い、医療ワンストップソリューションを進めていくために、その専門性を評価する認定制度をおこなっています。プロフェッショナル人材の育成によって、病院様の抱えるさまざまな課題を解決する真のパートナーとなることを目指しています。
[2009年7月1日 公開]
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