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診療に役立つヘルスケアソリューション

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「入力して参照する電子カルテから、もっと診療に役立つ電子カルテへ」のコンセプトを強化するため、2009年4月「HOPE/EGMAIN-GX(ホープ/イージーメイン-ジーエックス)」をバージョンアップし、「HOPE/EGMAIN-GX V2」の販売を開始しました。診療の質の向上と効率化に役立つシステムへの革新をはかった4つの新機能などをご紹介します。

入力して参照する電子カルテから、もっと診療に役立つ電子カルテへ

社会インフラとして高い信頼性と安定性を実現

電子カルテは、1999年に誕生してから今年で10年を迎えました。普及が進むにつれ、医師本来の業務である診察や効果的な治療、蓄積された電子カルテ情報を診療に有効活用するなど、診療行為そのものに貢献する、より高度な機能が求められるようになっています。また、普及率が上がると共に社会インフラとしての役割が重くなり、これまで以上の高い信頼性・安定性も求められています。

新バージョンでは、信頼性・運用性の向上を考え、従来、サーバとクライアント双方で保持していたアプリケーションをクライアントに集約し、サーバにはデータベースのみを搭載する、新プラットフォームを採用しました。システム構造を簡素化し、サーバの処理の効率化、障害発生頻度の低減、アプリケーションに起因するシステム障害の局所化により、病院側の運用負荷を低減することを目指しています。

また、ハードインフラについては、病院様の規模別に最適な構成をテンプレート化し、規模が同じ病院様では同じ構成で統一するよう標準化を推進しています。あわせて、出荷前に検証センターで標準構成の実機検証をおこない、システム全体の品質向上をはかっています。

4つの新機能を搭載し、さらに診断や治療に役立つシステムへと進化

新バージョンでは、入力されたデータをリアルタイムに活用でき、それによってナレッジが自然に蓄積されていく。そのような診断や治療に役立つシステムへの進化を目指し、次の4つの新機能を搭載し、診療の質の向上を実現しました。

(1) 蓄積された情報を効率的に活用できる「ナレッジセット」

薬の処方などオーダーを入力する時、過去に発行されたオーダーのパターンをシステムが自動的に記憶して、必要とされるオーダーパターンのリストを自動生成します。医師は、そのリストから選択することでオーダーの発行が効率的におこなえるとともに、診療の方針を決める一つの指針としても活用できます。

(2) 診療現場でのデータ活用を促進する「eXChart(エクスチャート)」

テンプレートの情報をインデックス化することにより、電子カルテシステムの記載内容を自動的に収集して参照や複写などに活用でき、カルテ記載の効率化をおこないます。また、本ツールを活用して記載された文書の文字列での検索や、患者様の状態変化を一目で把握できる記載情報の時系列表示などが可能となり、今までの電子カルテでは難しかった診療現場におけるデータのリアルタイム活用を強力に支援します。

(3) すべてのデータを俯瞰し確認できる「ヒストリカルビュー」

電子カルテシステムに膨大に蓄積されている、患者様の過去のカルテ情報の検索を容易にするために、診療の頻度や情報量、重要度をグラフで視覚的に表現し、目的の情報へ素早くたどり着けます。

(4) 必要な情報をすばやく確認できる「マルチカルテビューア」

電子カルテシステムにさまざまな形式で格納されている診療情報を、医師が必要とする複数の情報を組み合わせ、ポータルとして一画面で表示することができます。
医師の診療に必要な複数の情報を一画面にレイアウトすることにより、患者様の状態を素早く把握でき、医師の思考に沿った画面展開を可能にしました。

電子カルテを核に 地域連携でも実績を築く

富士通では、地域の中核病院様に対し、地域の病院様・診療所様との連携を支援するため、電子カルテシステムのオプションとして地域医療連携システム「HOPE/地域連携」をご提供しています。

病院間の連携では、さまざまな形式の紹介状(Web、Fax、紙で持参など)を、ひとつのシステムにまとめて管理することで、中核病院様に設置されている地域連携室での事務作業を軽減します。また、地域医療ネットワークを活用して、中核病院様より、カルテ情報(カルテ、検歴、病名、プロファイル、サマリ、レポートなど)を開示することにより、連携する医療機関相互の信頼を高め、一貫した医療体制の整備を支援します。

すでに病院間の連携による導入実績も重ねており、旭川や金沢で、多数の施設の医療機関を連携し、カルテ参照や紹介状連携・予約連携、地域パス、画像参照などを実現しています。

[2009年7月1日 公開]

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