山形富士通

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HDD (磁気ディスク装置) ビジネス

1. HDDの大容量化を支える最先端の媒体技術

世界最高レベルのナノテクノロジー

HDDの大容量化に対応し、1ビットの大きさはミクロンよりも遥かに小さいサイズとなっています。山形富士通では、このような微小領域に記録を行うために、世界最高レベルのナノテクノロジーをサーバ向け高速転送型HDDのアルミ媒体ならびにノートPC向け小型HDDのガラス媒体に量産展開し、大容量ストレージのニーズに応えています。

スライダーのすきまはわずか10ナノメートル

微細なビットの書込み・読取りのため、ヘッド素子と記録層は出来るだけ近づける必要があります。そのため、回転するディスクと空気で押し上げられたスライダーのすきま (浮上高さ) はわずか10ナノメートル (nm) です。これはジャンボが地上0.7mmの高度を飛行していることに相当します。万一のスライダーと媒体の接触による記録層の損傷を防ぐため、保護膜として硬いDLC膜(1)を開発し、その厚さを5nm以下に薄く出来ました。

DLC膜:
DLC膜 (ダイヤモンドライクカーボン) : カーボン膜形成法の工夫によって得られるダイヤモンドに近い硬さの膜。

ウルトラクリーン薄膜形成プロセスと磁性材料のナノ構造制御技術

ナノ磁性粒子構造 SFM (Synthetic Ferrimagnetic Media) の構造 (断面)

最先端のウルトラクリーン薄膜形成プロセスならびに磁性材料のナノ構造制御技術により数nm以下のナノ磁性粒子構造を実現し、媒体の高記録密度化に対応しています。さらに世界に先駆け長期記録安定性を保証する磁気交換結合型媒体 (SFM) を開発し、実際のHDDに搭載しています。

媒体には1ミクロンにも満たない微細な欠陥も許されません。媒体は半導体と同様なクリーンルーム内で製造され、厳密な品質保証を行っています。


垂直磁気記録向け媒体の開発

水平記録 (現在) 垂直記録 (将来)

山形富士通では次世代の超高密度記録方式として期待される垂直磁気記録向け媒体の開発を推進しています。


2.トップクォーリティHDDを実現する開発・評価・分析技術

  • 新製品の開発・評価
  • 海外量産工場 (タイ、フィリピン) の品質保証サポート
HDD評価センター HDD試作 分析ラボ