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福島県内の足跡

東北の旅シリーズ   奥の細道編

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福島県 福島市

信夫文知摺(しのぶもぢずり)

黒塚から福島に着いたのは、6月17日(旧暦5月1日)のことです。
福島市内に宿をとった芭蕉一行は、翌日阿武隈川の岡部の渡しで対岸に渡り、文知摺観音堂に行っています。
ここには『早苗とる手もとや昔しのぶ摺り』の句碑と文知摺石があります。
陸奥国按察使「源融」がこの地に来て長者の娘「虎女」となじんだ、しかし間もなく融は虎女をおいて帰京した、 再会を待つ虎女は文知摺石を麦草で磨き、ついにこの石の表に融の面影を映し出すことができた、 という伝説が残っています。
源融は後に『みちのくのしのぶもぢずり誰故に乱れむと思ふ我ならなくに』 (古今和歌集)という歌を詠みました。


文知摺観音堂入り口には芭蕉像が立っています。


『早苗とる手もとや昔しのぶ摺り』の句碑


『文知摺石』

芭蕉が尋ねたときは、この石は半分ほど土に埋もれていたそうです。



【参考文献 JTB「奥の細道を旅する」】
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