質問内容
Windows Update連携機能を利用して修正パッチの適用を実施した際、WSUS(Windows Server Update Service)が管理するコンピュータ一覧に、コンピュータ情報が登録されない場合がある。
質問カテゴリ
WindowsUpdate連携
対象製品
- 瞬快Rel.6.0(全て)
- 瞬快Rel.5.0(全て)
- 瞬快Rel.4.0(全て)
発生条件
以下の条件をすべて満たす場合に現象が発生する場合があります。
- 瞬快(上、特上)のシステムリカバリ機能、もしくは、他社のクローニングツール(Ghost、DeployCenter等)を利用し、環境を構築している場合
- 1で利用するマスターとなるクライアントPCが、事前にWSUSサーバを利用してWindows Update処理を実施している場合
回答
当現象は、瞬快固有の問題ではなく、WSUSサーバを利用する際の一般的な注意事項として、Microsoft社より広報されております。詳細は以下のページを参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;555452
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;903262
一度でもWSUSサーバを利用してWindows Update連携の処理を行うと、クライアントPCのレジストリに一意の識別子が作成されます。この識別子を持っているクライアントPCがWSUSサーバへ問い合わせを実施した場合、コンピュータ情報はWSUSサーバへ登録されません。
従って、一意の識別子を持つクライアントPCを雛型とし、クローニング処理を行った場合、全てのクライアントPCの一意の識別子が共通となり、WSUSサーバのコンピュータ情報へ登録されません。
回避手順
以下の方法のいずれかを実施してください。
- 雛型クライアント作成時に、クライアントPCの持つ一意の識別子を削除してからイメージ配信を行う
雛型クライアントPCの以下のレジストリキーを削除してからディスクイメージを作成し、配信してください。
レジストリキー :
HKEY_LOCAL_MACHINE配下の
SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate
値 :
AccountDomainSid
PingID
SusClientId
- 以下の手順を実施した後、システムリカバリ機能のディスクイメージの配信サービス、Windowsの環境設定サービスを実行してください。

- 瞬快管理機能インストールフォルダ配下のENV¥SROCONSOLE.INIをテキストエディタなどで開いてください。
- 以下のキーを追加し、値をセットし保存してください。
セクション:[WINDOWS]
キー:ClearWsusKey=1
- ディスクイメージの配信サービスやWindows環境の設定サービスを実行してください。
(注意)この方法を行うと、ディスクイメージの配信サービスや、Windows環境の設定サービスを実行後、WindowsUpdate連携を初めて実行する際に、WSUSサーバ上に同一のコンピュータ情報が追加登録されます。そのため、WSUSサーバ上の前回登録されたクライアントPCの情報を、定期的に削除してください。
- ディスクイメージの配信を行った後、Sysprepを実行し、SIDを変更してください。
ディスクイメージ配信後に、展開先のクライアントPC上でSysprepを実行することで、当現象が改善されることを確認しております。
(更新日:2008年4月1日)