富士通四国システムズ

株式会社大気社 様

株式会社 大気社 大阪支社
住所 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-18 住友中之島ビル3階
Tel 06-6448-5851
[本社] 〒163-0212 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル
Tel 03-3344-1851(代)
創立 1913年(大正2年) 4月10日
資本金 64億5,517万円
従業員数 1,419名('04年3月末現在)
株式 東証1部上場
主な事業内容
下記の諸設備・装置の設計・施工・監理および関連機器の製造・加工・販売・輸出入
  • 空気調和設備、換気・乾燥設備、冷凍設備、燻蒸設備
  • クリーンルームおよび関連機器装置
  • 給排水・衛生設備、防火防災装置
  • 地域冷暖房施設、コジェネレーション設備
  • 塗装プラント
  • 排気・廃水・廃棄物処理装置
  • 電気設備、計装
  • 建築および土木工事の設計・施工・監理
ホームページ:http://www.taikisha.co.jp/
CADEWA Evolution 導入台数(大阪支社)
CADEWA Evolution 空調衛生版・・・・・・・・ 104セット (工事部) 全国統計530セット
CADEWA Evolution 空調衛生 単線版・・・ 10セット (積算課) 全国統計30セット

大気社殿で設備CADを導入したのは、13年前にさかのぼる。
「CADEWA for Windows」から「CADEWA Evolution」へ。
CADの進化とともに、業務の効率がどれだけ進化[Evolution]したのだろうか。
CADEWA Evolutionの多次元利用に向けた活用、また大気社殿での「効率化」について、担当の方にお話を伺った。

CADEWA Evolution単線版の導入

CADEWA for windowsからCADEWA Evolutionへとグレードアップし、新に積算課では、「Evolution単線版」を導入した。この「Evolution単線版」をどのように活用しているのだろうか。

今までデジタイザを利用して拾い作業を行っていたが、現在、Evolution単線で拾い作業をテスト運用している。 DXFやDWGの図面を画面にとりこみ、この単線版でトレース行う。そうすることによって図面に属性が与えられるため、その属性をもとに拾い集計をおこなっている。

今までの作業との比較

Evolution単線版では、拾いチェック機能、CG等で確認ができるため、集計結果の精度が高くなっている。また作業時間が大幅に削減されている。

データの有効活用 ~積算課から工事部へ~

「Evolution単線版」で拾い作業を行うことによって、さらにおおきなメリットがある、と担当者は言う。

「データを有効活用して、効率化をはかりたい」
・・・積算課で「Evolution単線版」で作成された『属性つきトレース図』は次の部署で活用される。

「その物件を受注すると積算課で作成された『属性つきトレース図』は、工事部へと渡ります。」
・・・今までのデジタイザでの拾い作業だと、拾い作業が終わると図面データにはなんら付加されたものがないため、データを活用することはできない。
Evolution単線版だと、トレースして集計を行うためその物件を受注後、『属性つきトレース図』は、工事部へと渡り施工図へと生まれ変わるのです。

『属性つきトレース図』を工事部ではどのように使っているのだろうか。

工事部ではまず、「属性つきトレース図」をEvolutionで自動複線化する。

そしてそれを編集し、施工図へと仕上げていきます。積算課で作成された「属性つきトレース図」があるため、工事部では新規で図面を書き始める必要がありません。

トレースされた属性つきの図面がすでにあるため、新規で図面を書き始めるのとは違い、現場ではCADに入りやすいのです。


全ての現場でCADを統一することは難しい。せっかく、CADEWA Evolutionで作成された図面の、属性・CGなどはどうなる? データを生かせる、活用法はないのか? 大気社殿の現場でのデータのやりとりについてお話を伺った。

現場での図面のやりとり ~それはまず、「図面を書く準備」から行っていた~

DXFや、異なったCADのデータをとりこむと「文字が化ける」「位置がずれる」といった問題に、CADで図面を書いている人なら必ず経験があるだろう。また、せっかく専用CADでかかれた属性はなくなってしまう。大気社殿の現場ではどのような方法がとられているのだろうか。

今まではほとんどがDXFでのやりとり。それはまず、図面を書く「準備」(文字の修正、位置の変更等) からはじめなければならなかった。また、せっかく持っている属性がなくなり、ただの線分になってしまっていた。

現在は、他の設備専用CADとのデータのやりとりは、ほとんど「Be-Bridge」形式で行っている。

属性つきデータ「Be-Bridge」(.CEQ)

Be-Bridgeデータは、ダクト・配管などの属性を持ったまま、他の設備CADで取込み、書出すことができる形式。そのデータをどのように活用しているのだろうか。

属性があるため、Evolutionでの設備専用コマンドを使って、変更・編集が行える。部材上で右ボタンを押すと関連コマンドがでてくるため、簡単に、効率よく図面の修正が行えている。

Be-Bridgeデータを使うことによって、どういうメリットがあるのだろうか。

一番は、他の設備CADで書き出されたBe-BridgeデータをEvolution上で取り込むと、3次元CG化できること。他業者との打合せ、取り合い等の確認で、その威力を発揮。現場でのトラブルが未然に解消できている。以前は、JV現場によって多く使われている CADを購入したい、という現場の声があったが、今ではほとんどがこのBe-Brdigeで解消されている。

CADEWA Evolution 3D DXFに対応

CADEWA Evolutionで生成されたCGデータは、Evolution上で見ることしかできなかった。もっと活用の場が広がらないか。2005年2月、CADEWA Evolutionは新バージョンで3D DXFに対応する。

AUTO-CADで作成された3D DXFの取り込みができるようになれば、ゼネコンからきた3DDXFの建築図をEvolutionで確認し、それに設備図を追加、またEvolution がなくても、AUTO-CADでEvolutionの3次元データを見ることがきるので、もっとCGの活用の場が広がってくると思う。

大氣社殿にとっての、CADEWA Evolution

「CADEWA for Windows」から「CADEWA Evolution」に進化して、大氣社内でどのような変化があったのだろうか。

3次元CGや、互換性といった機能アップもさることながら、操作性が簡単になったことが大きい。現場では、短時間で、いかに簡単に、正確に図面を仕上げていけるかが重要。そういったこともあり、Evolutionを導入してから、図面にかかる時間が大幅に削減され、また、進んでCADに向かう現場職人が増えたこと、それが一番の効果ではなかろうか。

大氣社大阪支社殿での今後の取り組み

大氣社 大阪支社どのでは、どのようなことを計画しているのだろうか。

現場での利用が多くなってきたこともあり、今後はweb上でライセンスを管理する環境を検討中。それによって、より多くの人が、効率よくEvolutionを使えることになるだろう。また、将来的には工事部で仕上がった施工図を、協力業者の協力得てダクト製作まで持って行きたい。また、配管工場の製作によるプレハブ加工にもEvolutionが対応することを、今後期待する。