富士通研究所

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  5. FPcode (印刷型ステガノグラフィ技術) 特長と効果と今後の課題

特長と効果と今後の課題

画質劣化を抑えたデータ埋め込み

原画と印刷画像を比べた時、見た目の差(劣化)が殆どありません。
また、生産管理などの用途では、実写真を印刷して使うことができるので、画像と現物が一致している事を、事前に間違えることなく確認できます。


印刷装置・入力装置を選ばない

特殊なインクを使っていないので、一般的な家庭用のプリンタでも印刷が可能で、手軽に利用できます。インクジェットプリンタ、レーザープリンタなど、利用する際に特別なものを用意する必要はありません。
また、150dpi以上の解像度(1インチを150個の点の集まりで表現する)を認識できる入力装置(カメラ付携帯電話、USBカメラ、イメージスキャナなど)ならデータを取り出すことができます。

高速読み取り

埋め込んだデータの取り出しは、隣接するブロックの階調レベルの差で検出するため、携帯機器の内部処理だけで「1秒以下」の高速な読み取りが可能です。(詳細は原理-1で説明)


今後の課題

現在は、データ埋め込み画像の四隅に十字マークがついています。
これは、画像を認識する際に位置合わせのために使われていますが、デザイン的な面などから、このマークを無くす必要がでてきました。
いろいろな使用場面に対応するために、現在の課題として研究を進めています。