H.264圧縮技術は色々なシーンに利用されています。
建物に設置されたお天気カメラの映像や現場からの中継映像といったリアルタイム映像を圧縮してテレビ局へ伝送します。これを復元し映像をモニタへ映し出しています。

国際スポーツ中継では、ラグビーワールドカップ2007で行われた全48試合が、フルハイビジョン映像で生中継されました。このほかマイアミで行われたアメリカンフットボールの試合も、ニューヨークを経由し日本でハイビジョン放送されました。

マラソンのようなロードレース中継の場合、中継車から無線で電波を飛ばしてテレビ局で受信します。

電波で送れる情報の量には限りがあります。そこで電波にのせる情報をできるだけ圧縮して送る必要があります。従来のMPEG-2では圧縮しても一度(1波)で送りきれないため、情報を2波に分割して送信していましたが、H.264/MPEG-4 AVCを用いると従来よりも高い圧縮率で1度に送信することが出来ます。
【MPEG-2で圧縮した場合】

【H.264/MPEG-4 AVCで圧縮した場合】
