工場で使う部品を必要な時に必要な分だけ供給する「ジャストインタイム」と、ICタグを貼り付ける箇所が金属の場合に使う「金属対応ICタグ」の例です。
製造ラインへの部品供給方法を改善できます。従来は、入庫した部品を部品棚に並べ、要求に合わせて供給を行い、製造ラインへまとめて運搬していました。
ICタグシステムの導入により、倉庫から製造ラインへジャストインタイム(必要な時に必要な分だけ)で供給することができるようになりました。これにより。無駄な在庫をなくすことができ、供給情報の入力工数も削減できます。空になった部品箱の数から、組み立てられた製品の数もリアルタイムでわかります。
部品箱にICタグをつけます。

1.部品箱に指示通りに部品を入れ、倉庫から製造ラインへの移動時にICタグのアンテナが設置されているゲートを通過します。その時、自動的に部品箱のICタグを読み取り、倉庫から製造ラインへ供給された部品の情報をサーバに送ります。

2.製造ラインの決められた場所へ部品箱を置いていき、同時に空箱を回収します。倉庫へ戻る時にICタグのアンテナが設置されているゲートをくぐります。部品箱のICタグを読み取って、倉庫から出て行った数と照合します。

金属に直接ICタグを貼り付けると、金属とICタグが干渉して読み取れませんでした。
金属に貼り付けても読み取れるICタグを開発しました。例えば、ノートパソコンの本体にICタグを貼り付けて管理することも可能になります。
通常は、ICタグの発している電界を情報としてリーダアンテナが読み取ります。ICタグを金属に貼り付けると、金属が干渉して電界が弱くなり、リーダアンテナに情報を発信できなくなります。

金属対応のICタグは、形を少し厚めにして、ICタグのアンテナを工夫することで、金属に貼り付けてもリーダアンテナに情報を発信することができます。
