富士通研究所

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  5. 印刷物セキュリティ技術 (電子透かし) フォント透かし(文字に情報を隠します)

フォント透かし(文字に情報を隠します)

文字の中に隠された情報

人間の目には目立たないように文字の中に印刷者情報を埋め込んで印刷します。印刷物をスキャンして特殊なフィルターを通すことにより、文字に埋め込まれた情報を取り出すことができます。

  • 数byte程度の印刷者情報を文字の中に埋め込みます。
  • 原本、コピー、印刷物の一部から印刷者情報を取り出せます。
  • 複数回コピーを繰り返されたものからでも印刷者情報を取り出せます。
  • 言語に依存しません。日本語、英語以外の印刷物にも適用できます。

応用例(情報漏洩、不正流出元の追跡)

商品パッケージにシリアル番号を埋め込むことにより、偽造摘発などに使えます。バーコードなどではどこに情報があるか一目でわかるので消されてしまいます。そこで、分かり難いように文字の中にシリアル番号や管理情報などの情報を埋め込んでおきます。怪しい商品が出回った時、スキャンしてシリアル番号や管理番号をチェックすればすぐ本物かどうか分かります。また、印刷した人などを特定することができます。

フォント透かしの原理

・透かしの埋め込み

フォント透かしは、特殊なフィルターに反応する図形パターンで、情報を埋め込んでいきます。一つ一つの文字をみて埋め込める場所を探して目立たないところに埋め込んでいきます。

・取り出し方法

取り出し方法は、特殊なフィルターで文字に埋め込まれた図形パターンを読み取ります。図形パターンの埋め込みのあるところにくると波形の反応があり読み取れます。