富士通研究所

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  5. 印刷物セキュリティ技術 (電子透かし) 可視型(文字をあぶり出します)

可視型(文字をあぶり出します)

重畳印刷(ちょうじょういんさつ)

重畳印刷は、印刷物に最初から目に見える形で追跡情報などを強制的にヘッダ、フッタ、背景へ印刷します。これにより書類を持ち出しにくくする効果があります。

地紋印刷(背景に文字を隠します)

地紋印刷は、印刷物の背景にコピーすると文字や図形が浮かび上がるように地紋を印刷します。背景に印刷する文字は、用途に合わせて変更できます。これにより原本とコピーの判別が可能になり、偽造防止効果やコピー抑止効果が期待できます。
この地紋印刷は、専用の紙やプリンタを必要としません。パソコンにソフトを入れるだけで使えるところが、富士通オリジナル技術です。

応用例(不正コピーの抑止、原本とコピーの識別)

例えば、クーポン券や病院の処方箋に地紋印刷しておくことにより、コピーによる不正使用を防げます。

地紋印刷の原理

・地紋の埋め込み

印刷する時に背景に細かい点と大きな点を混ぜて地紋を印刷します。コピー後に白抜きにしたい部分には小さな点を高い密度で印刷し、浮き上がるようにしたい部分は少ない密度の大きな点を印刷します。

・取り出し方法

コピー機は、プリンタが印刷した細かい点を認識できないので、その部分がコピーされず白抜きになります。そうすると見えにくかった背景の文字がはっきりと見えてきます。