パソコンのディスプレイとプリンタでは、それぞれ持っている(表現できる)色の範囲が異なります。プリンタは、パソコンのディスプレイに比べて鮮やかな色を表現するのが苦手なためです。
例えば青をみてみると、ディスプレイは青みの無い無彩色から鮮やかな青まで、100段階の青を表現できるのに対して、プリンタは50段階くらいの青しか表現できません。そのため、プリンタでは表現できない鮮やかな青がある画面は、プリンタで表現できる青に置き換えなくてはなりません。この処理を、色の範囲を圧縮(100
50)する処理であることから、「色域圧縮」と呼びます。

従来の方法は単純に数値計算のみで圧縮を行っており、階調がつぶれたり、彩度が低下するといった問題がありました。そこで当社が開発した問題点を解決する方法:富士通CPC方式(Chroma Proportional Clipping)を紹介します。
ディスプレイ用色立体とプリンタ用色立体(イメージ図)
ディスプレイ用
プリンタ用


(プリンタで表現できる色がディスプレイより少ない)
従来方式
従来方式1
プリンタが表現できる色領域まで自動的に平行に圧縮する。(明るさは変わらず、鮮やかさが低くなる)
従来方式2
元の色の周りに円を描くように、プリンタが表現できる色を探します。
一番最初に探しあてた色になる。(同じ色に重なってしまう場合もある)

=階調(明度)保存
鮮やかさ低下

=鮮やかさ確保
階調つぶれ
新方式(CPC方式)
当社独自の計算方式によって、目で見て一番近い色になる。(主観評価を優先)

=鮮やかさと階調の両立

こだわりおじいちゃんも納得、納得。