富士通研究所

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  5. カラーマネジメントシステム 原理

原理

カラーマネジメントはソフトウェアです。元の絵や写真をスキャナで読み込んでから、印刷されるまでをみてみましょう。

  1. スキャナで読み込んだRGBデータをスキャナプロファイルを参照して、色補正します。その補正した信号がニュートラル信号(注1)です。
  2. ディスプレイに表示する時はディスプレイプロファイル、プリンタで印刷する時はプリンタプロファイルを参照して色補正します。

プロファイル(色変換色域圧縮)を参照することで、元の色に最も近い色で再現されます。

注1 ニュートラル信号:
機器の色特性に左右されることのない、パソコンでデータを保存・管理する時の信号です。

プロファイル(色変換)

プロファイルは色変換と色域圧縮の両方の結果をまとめたファイルです。まず色変換を説明します。
それぞれの機器よって異なる「クセ」を把握して、元の色に近くなるように指示をするのが「色変換」です。

<例えばプリンタの場合>


元の色=「0(ゼロ)」とします。

 

印刷したら・・

 

少し暗い赤になったので
元の赤色に「+1」とします。
(白くなったら「-1」)


測定結果をまとめると・・

元データとプリントアウトした色を比較して、プリンタにどんな「クセ」があるか見極めます。
そして、色変換表で実際にプリントされた色特性の逆の数字を加えます。
(原紙より「+1」黒く印刷されるなら、データを「-1」白く印刷するように指示をだすと、元の色に近い色で印刷できます)

しかし、色変換だけでは、変換後の色をプリンタが表現できるかどうかは不明なので、以下のような問題がおこります。

鮮やかな青や黄色は、プリンタで再現することができないのです。
そこで「色域圧縮」技術が必要になります。従来方式と当社の開発した新方式を比較しながら次のページで説明します。

色が少し、くすんでしまった絵