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富士通研究所

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社長挨拶

ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティの実現

代表取締役社長 富田達夫

富士通研究所は、富士通グループの「shaping tomorrow with you」というブランドプロミスを最先端技術で支えることをミッションとし、次世代のソリューション/サービスやシステム、ネットワーク、デバイスや材料に至る先端技術の研究開発を推進します。

我々は、情報通信テクノロジー(ICT)のパラダイムシフトが、80年代のメインフレームにおけるデータ処理を中心とする「計算機中心」の時代から、90年代の後半から始まった簡単に情報の入手ができる「ネットワーク中心」の時代を経て、人間の知の形成を技術が環境として提供する「人間中心(ヒューマンセントリック)」の時代にシフトしたと捉えています。そこでは、ICTは単なる効率化の手段としてだけではなく、複雑化する社会問題解決への貢献、産業の新たな成長戦略を導くツール、さらに、技術開発と実ビジネス間のポジティブサイクルの橋渡し役など、さまざまな役割が期待されています。

このような背景より、富士通は、「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の実現を目指しています。これを受けて、富士通研究所は、人・物・情報をつなぐことで価値を生み出し、その価値で人々に「感動」、「発見」、「信頼と発展」を提供する先端技術を研究開発していきます。

ヒューマンセントリックの視点に立つことで、技術を進化させます。これまでのICTは「ICTが得意なこと」を主に解決してきましたが、これからは、たとえば「人間の勘」と言われ、「ICTが不得意なこと」とされていた問題にも挑戦していきます。また、人間のために開発した技術が、一方では環境負荷につながるなど、新たな負の要因を発生させてしまうことがあります。我々は、このような技術による負の要因も、技術で解消することで、社会的責任を果たしていきます。さらに、国境の隔てなく人間に注目することによって、自然とグローバルなコミュニケーションやオープンイノベーションが促進できるようになります。

これらを通じてICTを進化させることにより、人間は「人間にしかできないこと」、すなわち、「人間の幸せに向けて活動すること」ができるようになります。そして、一人ひとりの幸せを、お客様と一緒になって考えることで、ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティを実現します。

この実現に向けた活動が、富士通グループのブランドプロミス「shaping tomorrow with you」の実現を推進するものと考えています。


株式会社富士通研究所
代表取締役社長
富田 達夫