2007年6月16日
「フォトニックネットワーク技術の研究開発および大学発・カーブアウト型ベンチャーの設立」 産学連携功労者表彰 内閣総理大臣賞を受賞
株式会社QDレーザ代表取締役社長 菅原充(株式会社富士通研究所および富士通株式会社 兼務)は、第5回産学官連携功労者表彰において、最高の栄誉である内閣総理大臣賞を受賞しました。本表彰は、産学官連携活動において大きな成果を収める等、その功績が顕著であると認められる個人または団体を表彰するもので、荒川泰彦東京大学教授、中野義昭東京大学教授との共同受賞です。表彰式および受賞内容の展示は、2007年6月16日から17日に、国立京都国際会館で開催された第6回産学官連携推進会議の会場で行われました。
富士通/富士通研究所は、光産業技術協会がNEDOから受託した「フォトニックネットワーク技術の研究開発」プロジェクトに参画し、そのサブテーマの一つである量子ドットレーザーについて実用化に目処をつけ、ベンチャー企業の設立につなげたことが大きく評価されたものです。
受賞事例
フォトニックネットワーク技術の研究開発及び大学発・カーブアウト型ベンチャーの設立
受賞理由
次世代の省電力高速ネットワークに不可欠な通信機器の開発を目指し、東京大学の荒川教授が量子ナノデバイス分野、中野教授が光通信ネットワーク機器分野を指導し、複数企業のデバイス・機器開発を組織的に推進することで、画期的な成果を得た事例です。温度無依存で超高速の量子ドットレーザーの開発に世界で初めて成功して実用化の目処を得たほか、実用的な信号衝突回避機能を備え、光信号を電子信号に変えることなく伝える電子制御型の低消費電力光ルータの試作に世界に先駆けて成功し、今後国際的に大きな市場の形成が見込まれます。さらに、量子ドットレーザーデバイスを事業化するQDレーザ社を設立したことで、サイエンス、テクノロジー、ビジネス三位一体でのイノベーションの創出に寄与することが期待されます。
受賞者
菅原 充(株式会社QDレーザ社長、株式会社富士通研究所および富士通株式会社 兼務)
関連リンク
- 量子ドットレーザーを実用化する光デバイスベンチャー、「株式会社QDレーザ」設立
- 量子ドットレーザー技術でWall Street Journal紙Technology Innovation Awards 2006優秀賞を受賞

