富士通研究所

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2007年11月7日


「携帯電話向け音質向上技術の開発」 第55回電気科学技術奨励賞を受賞

株式会社富士通研究所は、「携帯電話向け音質向上技術の開発」との題目で、第55回電気科学技術奨励賞を2007年11月7日に受賞しました。本賞は、財団法人電気科学技術奨励会が日本の電気科学技術の発展に貢献した者に与える賞です。昭和27年に始まった本賞は今回で第55回を迎え、このたび29件が選定されました。

受賞者らは、長年にわたり電話の本質である音声品質にこだわり続け、聞きやすい携帯電話を目指して音質向上技術を開発してきました。本技術は、誰にでも使いやすいユニバーサルデザインの携帯電話としてNTTドコモ様から発売されている「らくらくホン」の「ゆっくりボイス」機能(1)、「はっきりボイス」機能(2)に用いられています。これらの機能を使うと、相手が早口の場合や周囲騒音が大きい場合など、 相手の声が聞き取りにくいときに相手の声を「ゆっくり」、「はっきり」させて聞き取りやすくすることができます。特に、「ゆっくりボイス」は携帯電話への搭載を世界で初めて実現しました。

今回の受賞は、携帯電話の基本機能である音声通話の聞きやすさにおいて業界をリードしてきたこと、音質向上による聞きやすさ追求のコンセプトが多くのユーザに受け入れられ、携帯電話のユーザ層の拡大に大いに貢献したことが評価されたものです。

受賞者

鈴木香緒里(株式会社富士通研究所)
鈴木政直(株式会社富士通研究所)
大田恭士(株式会社富士通研究所)

関連リンク

電気科学技術奨励賞

らくらくホン F883iES

拡大イメージ


注釈

ゆっくりボイス:
自然で違和感のない会話を保ちながら、通話相手の声をゆっくりさせて聞き取りやすくする機能。
はっきりボイス:
周囲騒音レベルを感知して自動的に通話相手の声を強調して聞き取りやすくする機能。