富士通研究所

2007年5月7日


Open Grid Forum (OGF) Leadership Awardを受賞

OGF Leadership Award

アンドレアス・サバ研究員(右)と共同受賞者のスティーブ・マックゴウ博士(左)

富士通研究所のアンドレアス・サバ(Andreas Savva)研究員は、このたび、グリッド技術(1)の国際標準化団体である、Open Grid Forum(OGF、本部米国イリノイ州)から、「OGF Leadership Award」を授与されました。

OGFは、50カ国以上、400以上の企業、研究機関、大学から、数千人の専門家およびユーザーが参加するグリッドコンピューティングに関する世界最大の標準化団体で、グリッド技術標準の策定、および、ユーザーコミュニティーの育成、グリッド技術の普及促進を推進しています。

OGF Leadership Awardは、グリッド技術の広範な普及というOGFのミッションに顕著な貢献のあった人物に授与する最高の賞で、2005年6月に創設され、以降、毎年約一回授与されています(初代受賞者は、ITコア研究所の岸本光弘主席研究員)。広く一般から、受賞候補者を募集し、OGF幹事会の投票で受賞者を決定します。

本賞は、5月7日に英国マンチェスターで開催されたOGF20において、OGF議長のMark Linesch氏よりOGF Job Submission Description Language作業部会(JSDL-WG)に対して授与され、アンドレアス・サバ研究員はJSDL-WGの共同議長の一人として受賞しました。

JSDL-WGは、昨年、ジョブの実行依頼に関する、世界初の標準記述言語仕様を完成しました。すでに、世界中で約30の企業やプロジェクトが採用しており、グリッド技術の普及に大きく貢献しました。仕様策定には、Fujitsu Laboratories of Europeのミヒェル・ドレッシャー(Michel Drescher)研究員も共同執筆者として貢献しました。富士通は、今後も標準化活動に貢献すると共に、国際標準に準拠したソフトウェ ア製品を早期に提供することにより、これからの情報化社会の発展を推進していきます。

受賞者

アンドレアス・サバ(株式会社富士通研究所)

共同受賞者
スティーブ・マックゴウ博士(Dr. Steve McGough)(インペリアル大)
ダーレン・プリッシャー氏(Darren Pulsipher)(EMC)

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注釈

グリッド技術:
複数のコンピュータを結ぶことで仮想的に高性能コンピュータをつくる技術